メルカリモバイルはメイン回線でも使える?ソフトバンクから乗り換える前に知りたい通信速度・4GB/10GB・デメリットを解説

ソフトバンク

メルカリモバイルは料金の安さや「ギガを売買できる」という独自性から、ソフトバンクなど大手キャリアからの乗り換え先として気になるサービスです。一方、「格安SIMをメイン回線にして本当に困らないのか」「昼休みなどに通信が遅くならないか」と不安になる人も多いでしょう。

2026年8月現在、メルカリモバイルは大手キャリアの通信網を借りてサービスを提供するMVNOです。音声SIMではdocomo回線またはau回線を選択でき、MNPを利用すれば現在の電話番号をそのまま引き継げます。

普段はWi-Fi環境にいることが多く、モバイル通信が月5GB前後、電話も少ない人であれば、メルカリモバイルをメイン回線として使うことは十分検討できます。ただし、大手キャリアとまったく同じ通信品質を期待して乗り換えるのはおすすめできません。MVNOの特性上、昼休みなど利用者が集中する時間帯には通信速度が変動する可能性があることを、メルカリ自身も公式に案内しています。

この記事では、メルカリモバイルをメイン回線として使う場合のメリットと注意点、ソフトバンクから乗り換えた場合に変わること、月5GB程度の利用ならどのプランが適しているのかを整理します。

  1. 結論:Wi-Fi中心・月5GB前後ならメイン回線として十分候補になる
  2. メルカリモバイルはdocomo回線とau回線を選べる
  3. 「docomoと同じエリア」でも「docomoと同じ速度」ではない
  4. 心配される「通信遅延」は実際に起こる可能性がある
  5. 月5GB程度なら4GBと10GBのどちらを選ぶ?
  6. 4GBを選んで不足したらギガを買う方法もある
  7. 余ったギガを売れるのはメルカリモバイル独自のメリット
  8. 余ったデータ容量は翌月へ自動繰り越しされる仕組みではない
  9. 電話をたまにしか使わない人には相性がよい
  10. メイン回線なら「音声SIM」を選ぶ
  11. ソフトバンクの電話番号はMNPでそのまま使える
  12. メイン回線として使うならdocomo回線とau回線のどちらを選ぶ?
  13. メイン回線で一番気になるのは平日昼休みの通信品質
  14. Wi-Fi中心の人はMVNOの弱点を受けにくい
  15. 逆にメルカリモバイルをメイン回線に慎重になったほうがよい人
  16. 大手キャリアから変えるとサポート方法も変わる
  17. 契約時には3,300円の登録手数料がかかる
  18. 2026年7月以降の契約は1年以内の解約料にも注意
  19. いきなりメイン番号をMNPするのが不安なら試用する方法もある
  20. eSIM対応スマホなら試しやすい
  21. 実際に試すなら最高速度より「使えない時間」を確認する
  22. QRコード決済や乗換案内をよく使う人は混雑時を重点的に確認
  23. ソフトバンクから乗り換える前にメールアドレスも確認する
  24. 料金だけなら月5GB前後の人にはかなり魅力的
  25. メイン回線として向いている人を整理
  26. 反対にソフトバンクを維持したほうがよい可能性がある人
  27. 月5GB前後なら4GBか10GBかは使い方で決める
  28. 乗り換えるなら「格安SIMだからダメ」ではなく自分の許容範囲で判断する
  29. まとめ:Wi-Fi中心で5GB前後ならメルカリモバイルをメイン回線にするのは十分あり

結論:Wi-Fi中心・月5GB前後ならメイン回線として十分候補になる

メルカリモバイルは「サブ回線専用」のサービスではありません。音声SIMを契約すれば、電話番号を持った通常の携帯回線として利用でき、MNPによって他社で使っている番号を引き継ぐこともできます。

そのため、普段の生活が自宅や職場などWi-Fi中心で、外出中に使うのはLINE、メール、Web検索、Googleマップ、キャッシュレス決済などが中心という人なら、メイン回線として成立しやすい利用スタイルです。

一方で、昼12時台のような混雑時間でも常に高速通信が必要な人、仕事でオンライン会議を頻繁に行う人、大容量動画をモバイル回線で日常的に視聴する人などは、乗り換え前に慎重に検討したほうがよいでしょう。

メルカリ公式も、メルカリモバイルについて大手キャリアの通信網を借りるMVNOであり、「MVNOの特性上、お昼時など混雑する時間帯には通信速度が変動する場合があります」と案内しています。

[参照] メルカリ公式「利用の流れ(メルカリモバイル)」

メルカリモバイルはdocomo回線とau回線を選べる

2026年8月現在、メルカリモバイルの音声SIMではdocomo回線またはau回線を選択できます。

つまり現在ソフトバンクを利用している人がメルカリモバイルへMNPすると、回線網もソフトバンクからdocomoまたはauへ変わることになります。

項目 ソフトバンクからメルカリモバイルへ乗り換えた場合
電話番号 MNPなら現在の番号を継続可能
通信回線 docomoまたはauから選択
音声通話 音声SIMなら利用可能
SMS 音声SIMなら利用可能
SIM SIMカードまたはeSIM

[参照] メルカリ公式「SIMタイプ(メルカリモバイル)」

したがって乗り換え前には、現在ソフトバンクがよくつながるかどうかだけではなく、自宅・職場・通勤経路などでdocomoまたはauの電波が十分入るか確認することが重要です。

「docomoと同じエリア」でも「docomoと同じ速度」ではない

格安SIMを検討するときに最も重要なポイントの一つです。メルカリモバイルでdocomo回線を選択すれば、基本的にはdocomoと同じサービスエリアで利用できます。au回線を選べばauと同じサービスエリアです。

しかし、「電波が届くエリアが同じ」と「通信速度や混雑時の快適さが本家キャリアと同じ」は別の話です。

メルカリモバイルはMVNOなので、大手キャリアから通信網を借りてユーザーへ提供します。そのため基地局からスマートフォンまでの無線区間が同じでも、MVNO側が利用できるネットワーク帯域などの影響によって混雑時の速度が変化する可能性があります。

たとえば自宅周辺でdocomoのアンテナが十分立っていても、昼休みの12時台にメルカリモバイルの利用者が集中すれば、Webページの表示やSNSの画像読み込みが平常時より遅く感じる可能性があります。

心配される「通信遅延」は実際に起こる可能性がある

格安SIMでよく使われる「遅い」という言葉には、複数の意味があります。ダウンロード速度が低い場合もあれば、通信開始までの反応が鈍く感じる場合、動画の読み込みに時間がかかる場合などもあります。

メルカリモバイルについて「常に○Mbps」「昼は必ず○Mbps」といった固定速度が保証されているわけではありません。地域、時間帯、端末、基地局の混雑、docomo回線かau回線かなどで変化します。

そのため「格安SIMなので必ず遅い」と断定するのも、「大手キャリアと体感は完全に同じ」と断定するのも適切ではありません。

ただし公式にも混雑時間帯の速度変動が明記されている以上、ソフトバンク本体回線から乗り換える場合は、特に平日昼休みなどの通信品質が変わる可能性を想定しておくべきです。

月5GB程度なら4GBと10GBのどちらを選ぶ?

2026年8月現在、メルカリモバイルの音声SIMには5GBプランはありません。用意されているのは4GB、10GB、20GB、40GBです。

音声SIMプラン 月額料金(税込)
4GB 990円
10GB 1,730円
20GB 2,390円
40GB 3,700円

[参照] メルカリ公式「料金プラン(メルカリモバイル)」

普段の使用量が「大体5GB」という場合、4GBプランでは少し不足する月が出る可能性があります。一方、10GBならかなり余裕があります。

料金だけを見ると4GBの990円は魅力的ですが、毎月5GB近く使う人なら、最初は10GBプランを選んで実際の使用量を見る方法が無難です。

4GBを選んで不足したらギガを買う方法もある

メルカリモバイルの特徴は、データ容量をユーザー同士で売買できることです。月の途中でデータ量が足りなくなった場合、メルカリモバイル利用者が出品したギガを購入できます。

2026年8月現在、出品ギガは1GBあたり200~500円の範囲で出品者が価格を設定します。また、メルカリ公式から追加容量を購入することもできます。

[参照] メルカリ公式「月額料金以外に発生する費用一覧」

たとえば普段3GB程度で済み、旅行した月だけ5GBになるような使い方なら、4GBプラン+必要な月だけ追加購入という方法も考えられます。

逆に毎月ほぼ確実に5GB以上使うなら、追加購入を繰り返すより10GBプランのほうが料金管理は簡単です。

余ったギガを売れるのはメルカリモバイル独自のメリット

10GBプランを契約したものの、ある月はWi-Fi中心で3GBしか使わなかった場合、余った月額プランのデータ容量をメルカリで出品できます。

公式案内では、月額プランに含まれるギガを1GB単位で出品でき、販売価格は1GBあたり200~500円です。売れた場合、販売利益はメルペイ残高へ反映されます。

[参照] メルカリ公式「ギガの出品方法」

ただし、余ったギガが必ず売れるわけではありません。また販売手数料は10%で、当月末までに売れなければ期限切れになります。

「10GBを契約して余った分を必ず売れば実質○円」といった計算は、売れることを保証できないため避けたほうがよいでしょう。

余ったデータ容量は翌月へ自動繰り越しされる仕組みではない

メルカリモバイルでは、月額プランに付属するギガも追加購入したギガも当月末までが有効期限です。

そのため、一般的な一部格安SIMにある「余った5GBを翌月へ繰り越す」という発想ではなく、不要なら当月中に売却するという設計になっています。

たとえば10GB契約で3GBしか使わなかった場合、残り7GBを何もしなければ月末で失効します。売却したい場合は有効期限内に出品する必要があります。

毎月の通信量が大きく変動する人にとっては面白い仕組みですが、データ繰り越しを重視する人はこの違いを理解しておく必要があります。

電話をたまにしか使わない人には相性がよい

音声通話が少ない人の場合、高額な完全かけ放題を付けなくてもよいため、メルカリモバイルの低価格を生かしやすくなります。

かけ放題を付けない場合や、かけ放題時間を超えた国内通話は22円/30秒です。

一方、電話を使う人向けには2026年8月現在、5分かけ放題が月額500円、10分かけ放題が770円、無制限かけ放題が1,320円で提供されています。

[参照] メルカリ公式「かけ放題(メルカリモバイル)」

たとえば月に1~2回、数分だけ電話する程度なら、オプションを付けず使った分だけ支払うほうが安くなる可能性があります。

メイン回線なら「音声SIM」を選ぶ

メルカリモバイルには音声SIMとデータ専用SIMがありますが、現在使っているソフトバンクの電話番号を引き継ぎ、メイン回線として使うなら基本的には音声SIMを選びます。

音声SIMでは通話とSMSが利用でき、MNPにも対応しています。一方、データ専用SIMには通話・SMSがなく、新規契約のみです。

メイン回線では銀行やクレジットカード、各種WebサービスのSMS認証、店舗や病院などへの電話連絡が必要になる場面もあるため、電話をほとんど使わない人でも音声SIMのほうが適しています。

ソフトバンクの電話番号はMNPでそのまま使える

現在ソフトバンクで使っている電話番号を変更したくない場合は、MNPでメルカリモバイルへ移行できます。

申し込み時には「通話+データ」を選び、料金プラン、docomoまたはau回線、「今までと同じ電話番号を使う」、SIMカードまたはeSIMなどを選択します。

[参照] メルカリ公式「申し込み手順:乗り換え(MNP転入)」

開通手続きが完了すると、それまで利用していたソフトバンク回線は解約され、電話番号がメルカリモバイルへ移ります。

つまりMNP後は「通信が気に入らないから一時的にソフトバンクへ戻す」という使い方はできません。戻る場合は改めてMNP手続きが必要になります。

メイン回線として使うならdocomo回線とau回線のどちらを選ぶ?

どちらが常に速いとは一概にいえません。重要なのは、自宅、職場、学校、通勤・通学経路など普段スマートフォンを使う場所でどちらの電波が入りやすいかです。

メルカリ公式も、契約後のキャリア変更には所定の手数料が発生するため、自宅やよく行く場所でつながりやすい回線を選ぶよう案内しています。

家族や友人にdocomo・au利用者がいれば、自宅や職場でアンテナ状況を確認させてもらう方法もあります。

なお、基地局の電波が強いこととMVNOとしての通信速度は完全には同じではありません。それでも圏外や電波の弱さを避けるという意味では、エリア確認が第一歩になります。

メイン回線で一番気になるのは平日昼休みの通信品質

メルカリモバイルをメイン回線にできるか判断するとき、最も確認したい時間帯の一つが昼休みです。

平日の12時~13時頃は多数の利用者が一斉にスマートフォンを利用するため、MVNOでは通信速度が低下しやすい時間帯として知られています。メルカリ自身も公式案内で「お昼時など混雑する時間帯」の速度変動に言及しています。

たとえば昼休みにLINEのテキストを見る程度なら速度低下があまり気にならない可能性があります。一方で、InstagramやXの画像・動画を大量に見る、YouTubeを見る、アプリをダウンロードするといった使い方では体感差が出る可能性があります。

したがって「格安SIMの通信遅延が心配」という場合には、自分が昼休みに何をするかを考えることが重要です。

Wi-Fi中心の人はMVNOの弱点を受けにくい

自宅では光回線のWi-Fi、職場でもWi-Fi、外出時だけモバイル通信という生活なら、MVNOの混雑による影響を受ける時間自体が少なくなります。

たとえば1日の通信を考えてみます。

時間 利用環境 メルカリモバイルへの依存度
朝・自宅 自宅Wi-Fi 低い
通勤 モバイル回線 高い
勤務中 会社Wi-Fi 低い
昼休み モバイル回線なら混雑の影響を受ける可能性 高い
帰宅後 自宅Wi-Fi 低い

このような人なら、1日の大半をWi-Fiで過ごせるため、モバイル回線のピーク時速度が多少低下しても生活への影響が小さい可能性があります。

月5GB程度しか使わないという人は、まさにメルカリモバイルを検討しやすい利用パターンの一つです。

逆にメルカリモバイルをメイン回線に慎重になったほうがよい人

料金だけを見ると魅力的ですが、すべての人にメイン回線として向くわけではありません。

  • 平日昼休みに高速通信が必須
  • 外出先でオンライン会議を頻繁に行う
  • モバイル回線で動画を長時間見る
  • 大容量ファイルを頻繁に送受信する
  • 通信速度低下が仕事上の損失につながる
  • 店舗での対面サポートを重視する
  • ソフトバンク回線でなければ電波が弱い生活圏にいる

特に仕事用スマートフォンとして通信品質を最優先する場合は、月額料金だけでなく「つながらなかった場合の損失」まで考えたほうがよいでしょう。

大手キャリアから変えるとサポート方法も変わる

ソフトバンクは全国に実店舗があり、契約や端末設定についてショップで相談できるのが強みです。

一方、メルカリモバイルではメルカリアプリを中心に契約・各種手続きを行います。メルカリのヘルプセンターにも通信・通話に関するトラブルシューティングが用意されています。

Androidでは、通信できない場合にAPN設定が必要になるケースもあります。公式案内ではAPNとしてmercari.comを設定する手順などが掲載されています。

[参照] メルカリ公式「通信設定のトラブルシューティング」

スマートフォンの設定をある程度自分で確認できる人なら大きな問題になりにくい一方、「何かあれば必ず店舗スタッフに設定してもらいたい」という人は、この違いを考慮する必要があります。

契約時には3,300円の登録手数料がかかる

月額料金だけを比較すると4GBで990円と安価ですが、契約開始時には登録手数料3,300円(税込)が発生します。

そのため数カ月だけ試してすぐ解約する場合には、初期費用も含めて総額を計算する必要があります。

[参照] メルカリ公式「料金プラン」

また、キャンペーンを利用する場合は、短期間で解約すると特典返還など別の条件が設定されている可能性もあるため、申し込み画面の条件を確認してください。

2026年7月以降の契約は1年以内の解約料にも注意

2026年7月1日以降に契約したメルカリモバイルの音声回線では、開通日から1年以内に利用者都合で解約またはMNP転出すると、契約解除料が発生します。

2026年8月現在、4GBプランは990円、10GB・20GB・40GBプランは1,100円(税込)です。

[参照] メルカリ公式「契約解除料」

金額自体は大きくありませんが、「とりあえず1カ月だけMNPして、遅かったら無料で戻ろう」と考えている場合には知っておく必要があります。

なお初期契約解除など、公式に契約解除料の対象外とされているケースもあります。

いきなりメイン番号をMNPするのが不安なら試用する方法もある

通信品質は住所だけでは判断しきれないため、最も確実なのは自分の生活圏で実際に使ってみることです。

デュアルSIM対応スマートフォンなら、現在のソフトバンクを残したままメルカリモバイルを新規番号で契約して、通信品質を試す方法があります。

たとえば1カ月程度、朝の通勤、昼12時台、夕方、休日の繁華街、自宅周辺などでメルカリモバイルの通信を試します。その結果に満足できれば、改めてメイン番号の移行を検討できます。

ただし新規番号で契約してから、後で同じ契約へソフトバンクの電話番号をそのまま載せ替えられるとは限りません。MNP時の契約手続きや費用が別途必要になることを前提にしてください。

eSIM対応スマホなら試しやすい

メルカリモバイルの音声SIMは、SIMカードとeSIMの両方に対応しています。

現在のスマートフォンがデュアルSIMに対応していれば、ソフトバンクのSIMを残したまま、別回線をeSIMとして追加できる場合があります。

この方法なら、普段使う電話番号はソフトバンクのまま維持しつつ、モバイルデータ通信だけメルカリモバイルに切り替えて実際の品質を確認できます。

ただし対応するSIM構成はiPhone・Androidの機種によって異なるため、事前に端末の仕様とメルカリモバイルの対応端末情報を確認してください。

[参照] メルカリ公式「メルカリモバイルで利用できる端末」

実際に試すなら最高速度より「使えない時間」を確認する

回線比較で速度測定をすると「下り100Mbps出たから大丈夫」と判断したくなります。しかし、メイン回線として重要なのは最高速度より日常的な安定性です。

たとえば午前6時に200Mbps出ても、毎日利用する12時30分に1Mbps前後まで落ちてストレスを感じるなら、自分にとって良い回線とはいえません。

逆に最大30Mbps程度でも、朝・昼・夕方を通して必要なWeb閲覧、LINE、地図、決済が問題なく利用できるなら、十分メイン回線として使えます。

確認するなら、次のような場面で実際に試すとよいでしょう。

  1. 自宅でWi-Fiを切って通信する
  2. 平日12時~13時にWeb・SNSを使う
  3. 通勤・通学電車で使う
  4. 勤務先や学校で使う
  5. よく行くスーパー・駅・商業施設で使う
  6. Googleマップを使う
  7. QRコード決済アプリを起動する

「速度テストの数字」だけではなく、「普段使うアプリが不満なく動くか」で判断することが重要です。

QRコード決済や乗換案内をよく使う人は混雑時を重点的に確認

メイン回線では動画が遅いこと以上に、必要な瞬間に通信できないことがストレスになります。

たとえばレジ前でQRコード決済アプリを開く、駅で乗換案内を確認する、待ち合わせ相手へLINEを送るといった操作は通信量そのものは小さくても、反応が遅いと不便です。

このような用途を重視する人ほど、混雑する時間帯での実用性を試す価値があります。

なお、通信障害や電波状況による不通は大手キャリアでも発生し得るため、MVNOだけの問題ではありません。重要なのは、自分が許容できる品質かどうかです。

ソフトバンクから乗り換える前にメールアドレスも確認する

現在@softbank.ne.jpなどのキャリアメールを銀行、通販、SNS、各種会員サービスの登録先にしている場合は、MNP前に確認が必要です。

回線を乗り換えたあともキャリアメールを利用するためのサービスが用意されている場合がありますが、有料サービスなど所定の条件があります。

長期的にはGmailやiCloudメールなど、携帯会社を変更しても使い続けられるメールアドレスへ重要サービスを変更しておくと、今後のMNPも楽になります。

料金だけなら月5GB前後の人にはかなり魅力的

たとえば月のモバイル通信量が5GB前後で、通話もほとんどしない人なら、10GB音声SIMで月額1,730円という選択肢があります。

4GB以内に収められるなら月額990円です。自宅や職場のWi-Fiを積極的に使えば4GBで足りる人もいるでしょう。

一方、料金が安くなる代わりに、混雑時速度やサポート形態など大手キャリアとの違いを受け入れる必要があります。

「ソフトバンクと完全に同じサービスを1,000円程度で利用する」のではなく、「自分には不要な部分を削り、必要十分なモバイル回線を低価格で使う」と考えると分かりやすいサービスです。

メイン回線として向いている人を整理

メルカリモバイルをメイン回線として検討しやすいのは、次のような人です。

  • 普段は自宅・職場・学校のWi-Fiを使う
  • モバイルデータ通信は月数GB程度
  • 電話をあまり使わない
  • 昼休みに動画など大容量通信をしない
  • 料金を抑えたい
  • 余ったギガを売る仕組みに魅力を感じる
  • スマホの初期設定をある程度自分でできる
  • docomoまたはauの電波が生活圏で良好

この条件に多く当てはまるなら、メイン回線として使っても不自然ではありません。

反対にソフトバンクを維持したほうがよい可能性がある人

ソフトバンクの料金が高くても、通信品質や店舗サポートに強い価値を感じている場合は、必ずしも乗り換えが正解とは限りません。

たとえば仕事の電話・データ通信が多く、通信速度低下が業務へ直接影響する場合や、現在の自宅・職場でソフトバンクだけが安定してつながる場合です。

また家族割、光回線とのセット割、端末購入特典などを利用している場合は、スマートフォンの基本料金だけ比較すると実際の差額を誤ることがあります。

乗り換え前には、現在のソフトバンク請求額から不要なオプションを除いた実質負担額と比較することをおすすめします。

月5GB前後なら4GBか10GBかは使い方で決める

「基本的に5GB程度」という場合は、10GBプランが最も分かりやすい選択です。毎月容量不足を気にせず利用しやすいためです。

一方、実際には2~3GBの月が多く、たまに旅行や外出が多い月だけ5GBになるのであれば、4GBプランを基本にして不足時のみギガ購入という方法もあります。

利用状況 候補
毎月2~3GB程度 4GBプラン
毎月4GBを少し超える 10GBプランが安心
月によって大きく変動 4GB+必要時ギガ購入も検討
毎月5~8GB程度 10GBプラン

余ったギガを売れることも考えると、10GBを選んで不要分を出品するという使い方もできます。ただし前述のとおり、必ず売却できるとは限りません。

乗り換えるなら「格安SIMだからダメ」ではなく自分の許容範囲で判断する

格安SIMについては、「昼は使い物にならない」「普通に使えて何も困らない」と正反対の口コミが見つかることがあります。

これは必ずしもどちらかが間違っているわけではありません。使っている地域、時間、アプリ、本人が許容できる待ち時間によって評価が変わるためです。

たとえばSNSの画像が表示されるまで0.5秒から2秒になったことを「かなり遅い」と感じる人もいれば、「月額が安いなら全然気にならない」と感じる人もいます。

そのため口コミを見る場合は「速い・遅い」という結論だけではなく、どの地域で、何時頃に、何をしたときの評価なのかまで確認すると参考になります。

まとめ:Wi-Fi中心で5GB前後ならメルカリモバイルをメイン回線にするのは十分あり

メルカリモバイルは音声SIMとMNPに対応しているため、サブ回線だけでなくメイン回線として利用できます。現在ソフトバンクで使用している電話番号も、MNPによって引き継げます。

2026年8月現在の音声SIM料金は4GBで月額990円、10GBで1,730円、20GBで2,390円、40GBで3,700円です。普段の使用量が5GB前後なら、容量に余裕を持たせるなら10GBプラン、4GB以内に抑えられる月が多いなら4GB+必要時のギガ購入という選択が考えられます。

自宅や職場ではほぼWi-Fiを利用し、外では月5GB程度、電話も少ないという使い方なら、メルカリモバイルはメイン回線として比較的相性のよい利用パターンです。

ただし、メルカリモバイルはMVNOです。docomoまたはauと同じサービスエリアを利用できる一方、メルカリ公式も昼など混雑時間帯には通信速度が変動する可能性を案内しています。したがって「格安SIMでも大手キャリアと完全に同じ速度」と考えて乗り換えるべきではありません。

通信速度が特に心配なら、デュアルSIM対応スマートフォンで現在のソフトバンクを維持しながら、メルカリモバイルを一度新規回線として試す方法が確実です。平日昼休み、通勤時間、自宅、職場など自分が実際に使う場所で問題がなければ、メイン回線へ移行する判断もしやすくなります。

また2026年7月1日以降に契約した音声回線では、1年以内の利用者都合による解約・MNP転出に契約解除料が設定されています。初期費用の登録手数料3,300円も含め、試用する場合は費用条件を確認しておきましょう。

最終的には「格安SIMだからメイン回線には不向き」と一括りにするのではなく、月額料金の安さと、混雑時に通信速度が変動する可能性のどちらを重視するかで判断するのがおすすめです。Wi-Fi中心で通信量も通話量も少ない人であれば、メルカリモバイルは十分現実的な乗り換え候補になります。

[参照] メルカリ公式「メルカリモバイル 利用の流れ・通信キャリアについて」

コメント

タイトルとURLをコピーしました