Anker製品には、スマートフォン用アプリと連携して設定変更や機器管理を行える製品があります。初期設定の途中で普段PCで使っているメールアドレスを登録してしまい、「スマホでは別のメールアドレスを登録し直す必要があるのか」「アカウントが二重にならないか」と迷うこともあるでしょう。
ここで重要なのは、メールアドレスがPC用かスマホ用かではなく、そのメールアドレスで作成したアカウントにスマートフォンのアプリからログインできるかという点です。メールアドレスは特定の端末だけで使うものではないため、PCで普段確認しているメールアドレスでも、スマートフォンのアプリに入力してログインできます。
ただし、Ankerにはsoundcore、eufy、Anker SOLIXなど複数の製品・アプリがあり、具体的なアカウント仕様や機器の登録方法は製品によって異なる可能性があります。ここでは、新しいアカウントを作る前に確認したいポイントと、スマホから利用するための基本的な考え方を解説します。
「PCのメールアドレス」と「スマホのメールアドレス」を分ける必要はない
メールアドレスそのものに「PC専用」「スマートフォン専用」という区別があるわけではありません。例えばPCで普段利用しているメールアドレスをAnker関連サービスのアカウントとして登録していても、そのアドレスとパスワードをスマートフォン側の対応アプリへ入力してログインできる場合があります。
つまり、スマートフォンで操作したいからといって、スマートフォンで普段使用している別のメールアドレスを新規登録しなければならないとは限りません。まず試したいのは、新規登録ではなく、すでに登録したメールアドレスでスマホアプリへログインすることです。
例えば「example-pc@example.com」というアドレスを最初に登録したのであれば、スマートフォンに対象製品の公式アプリをインストールし、そのアプリのログイン画面で同じ「example-pc@example.com」と設定済みのパスワードを使用する、という考え方です。
スマホで別アカウントを新規登録する前に既存アカウントでログインする
すでにアカウントを作成済みなら、別のメールアドレスで「新規登録」「Sign up」などを選択する前に、アプリ内の「ログイン」「Sign in」「Log in」などから既存アカウントへのサインインを試します。
同じアカウントでログインできれば、新しいアカウントを作る必要はありません。この方法なら「PCで登録したアカウント」と「スマートフォンで登録したアカウント」という2個のアカウントを自分で作ってしまうことも避けられます。
なお、soundcoreの公式サポートでは、soundcoreアプリで有効なメールアドレスを使用してアカウント登録できることが案内されています。また、対応製品ではスマートフォンとのBluetoothペアリング後にアプリへ機器を追加する手順が案内されています。製品によって操作方法は異なるため、実際には購入した製品の説明書・公式サポートに記載された手順を優先してください。
スマホアプリで操作する基本的な流れ
アプリ対応製品では、まず購入した機器がどのアプリに対応しているのかを確認します。「Anker製だからすべて同じアプリ」というわけではありません。製品カテゴリーによって利用するアプリが異なるため、取扱説明書、パッケージのQRコード、公式サポートページなどから指定アプリを確認することが大切です。
一般的には、①公式の対応アプリをスマートフォンへインストールする → ②すでに作成したアカウントでログインする → ③BluetoothやWi-Fiなど製品指定の方法で機器を接続する → ④アプリへ機器を追加するという流れになります。
例えば一部のsoundcore製品では、先にスマートフォンとBluetoothでペアリングし、その後soundcoreアプリを開いて「Add Device」から製品を追加する手順が公式サポートで案内されています。したがって、アカウントへのログインと、実際の機器とのペアリング・追加は別の作業として考えると分かりやすくなります。
別のメールアドレスを登録すると二重アカウントになる可能性がある
すでにメールアドレスAでアカウントを作っている状態で、メールアドレスBを使って新しく登録すると、サービスの仕様によっては別アカウントとして扱われる可能性があります。そのため、理由がない限り最初から別アドレスで登録し直すのは避けた方が分かりやすいでしょう。
特に、すでに最初のアカウントへ機器情報や設定が紐付いている場合、新しいアカウントから同じ機器を追加しようとしても、そのまま登録できるとは限りません。製品によっては解除、共有、リセットなど所定の手続きが必要になる場合があります。
「スマホで使う=スマホで普段使っているメールアドレスを新規登録する」という意味ではありません。端末を変えることと、サービス上のアカウントを変更することは別問題として考えるのがポイントです。
登録したメールアドレスのメールをスマホで受信できなくてもログインできる?
PCで利用しているメールアドレスをスマートフォンのメールアプリに設定していなくても、そのことだけでAnker関連アプリへログインできなくなるとは限りません。アプリのログイン画面には、登録済みのメールアドレスを直接入力できます。
ただし、認証コード、メールアドレス確認、パスワード再設定などでメールを受信する必要が生じることがあります。その場合でも、PC側でメールを確認して、届いた認証コードをスマートフォンへ入力できれば対応できる場合があります。
今後スマートフォンだけで管理したい場合は、登録済みメールアドレスのメールをスマートフォンでも受信できるよう設定する方法もあります。ただし、それはAnkerアカウントを新しく作成することとは別の話です。
既存のメールアドレスでログインできない場合の確認事項
最初に登録したメールアドレスでスマホアプリへログインできない場合は、メールアドレスの入力ミス、パスワード、登録時に使用したログイン方式を確認します。AppleやAmazonなど外部アカウントを利用したログイン方式が用意されているサービスでは、メールアドレスとパスワードを直接入力する場合とはアカウントの扱いが異なることもあります。
パスワードが分からない場合は、対応アプリにパスワード再設定機能があれば、まずそちらを利用します。確認メールが届かない場合は、迷惑メールフォルダやメール受信設定も確認します。
また、製品そのものがスマートフォンに認識されない場合は、アカウントの問題ではなくBluetooth、Wi-Fi、位置情報・ローカルネットワーク等の権限、製品のペアリング状態などが原因の場合があります。「ログインできない」のか「ログイン後に製品を追加できない」のかを分けて確認すると原因を絞り込みやすくなります。
すでに2つのアカウントを作ってしまった場合
すでに異なるメールアドレスで2つのアカウントを作成した場合は、どちらのアカウントに購入した機器が登録されているかを確認します。機器が最初のアカウントへ登録済みなら、まずそのアカウントをスマートフォンで使用できないか確認するのが安全です。
機器を別アカウントへ移したい場合の方法は、製品や利用アプリによって異なります。機器の登録解除だけで済む場合もあれば、共有機能や初期化など別の操作が必要になる可能性もあるため、製品名・型番を確認したうえで公式マニュアルを参照してください。
アカウントの統合や登録メールアドレスの変更が必要な場合も、自己判断で機器を初期化する前に公式サポートへ確認する方が安全です。初期化するとWi-Fi設定やカスタマイズ内容などが消える製品もあります。
製品名と型番を確認すると解決が早い
「Ankerの商品」という情報だけでは、使用するアプリや設定方法を一つに特定できません。Ankerグループには充電関連製品だけでなく、ポータブル電源、イヤホン、スピーカー、スマートホーム関連製品など幅広いカテゴリーがあります。
そのため、トラブル時には本体や箱、注文履歴などから製品の正式名称と型番を確認します。例えばsoundcore製品ならsoundcoreアプリへの対応状況、Anker SOLIX製品なら対応する管理方法というように、製品ごとの公式手順を調べることが重要です。
公式サポートへ問い合わせる場合も、「Anker製品が使えない」だけでなく、「製品名・型番」「スマートフォンの機種」「iOSまたはAndroidのバージョン」「使用しているアプリ名」「最初に登録したメールアドレスでログインできるか」「表示されるエラー」を整理して伝えるとスムーズです。
まとめ|別アドレスで再登録する前に同じアカウントでスマホへログインする
Ankerのアプリ対応製品をスマートフォンから操作したい場合、PCで普段使用しているメールアドレスを登録したこと自体は、必ずしも問題ではありません。メールアドレスと利用端末は別物なので、すでに登録したメールアドレスをスマートフォンの対応アプリへ入力してログインできる可能性があります。
したがって、最初からスマートフォン用として別のメールアドレスを新規登録するのではなく、①製品に対応する公式アプリを確認する、②既存アカウントでログインする、③製品指定の方法で機器をスマホと接続・追加するという順番で進めるのが基本です。
既存アカウントでログインできない、すでに別アカウントを作ってしまった、機器が以前のアカウントに紐付いていて追加できないといった場合は、製品名と型番を確認して公式サポートの手順に従いましょう。アカウントを増やしたり機器を初期化したりする前に状況を整理することが、設定を複雑にしないための重要なポイントです。


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