突然「Wi-Fi料金が高くなる」「撤去費用が発生する」「今なら安いサービスへ変更できる」などと言われ、電話でインターネット契約を勧められるケースがあります。
現在利用している携帯会社や電気サービスの名前を出されると、公式の案内だと思ってしまうこともあります。しかし、実際には別会社による営業電話の場合もあるため、契約前の確認が重要です。
この記事では、インターネット回線の勧誘電話で確認すべきポイントや、間違って契約してしまった場合の解約・クーリングオフの考え方について解説します。
携帯会社や電気会社の名前を出す勧誘電話に注意
インターネット回線の営業では、「ソフトバンクを利用中ですよね」「ソフトバンク電気をご利用ですよね」など、現在契約しているサービスを把握しているような話し方をするケースがあります。
しかし、携帯電話会社や電力会社からの正式な案内とは限りません。代理店や別会社が、関連サービスの案内として営業している場合があります。
例えば、ソフトバンクのスマートフォンを利用していても、自宅のWi-Fiがケーブルテレビ系の回線や別会社のサービスであれば、ソフトバンク公式の変更案内とは限りません。
引っ越し予定などの情報を知られている理由
営業電話で「引っ越し予定ですよね」などと言われると、不安になる方もいます。
しかし、必ずしも個人情報が不正に流出したとは限りません。過去の問い合わせ情報、キャンペーン応募情報、住宅関連サービスの情報など、さまざまな経路で営業リストが作成されることがあります。
また、「引っ越し予定の方におすすめです」といった一般的な営業トークとして話している可能性もあります。相手が知っている情報だけで信用せず、契約先や会社名を確認することが大切です。
電話でWi-Fi契約を進めてしまった場合の確認ポイント
電話でサービス変更に同意した場合でも、すぐに諦める必要はありません。まずは契約内容を確認しましょう。
確認するポイントは以下の通りです。
- 契約した会社名
- サービス名
- 月額料金
- 契約期間や違約金
- 端末代金の有無
- キャンセル可能な期間
特に「コンセントに挿すだけのポケットWi-Fi」「引っ越しても使えるWi-Fi」などは便利に感じますが、端末購入や長期契約が条件になっている場合があります。
8日以内なら初期契約解除制度を利用できる可能性がある
通信サービスの契約では、条件を満たす場合に「初期契約解除制度」を利用できる場合があります。
これは、契約書面を受け取った日を基準として、一定期間内であれば利用者から契約解除できる制度です。
一般的なクーリングオフとは仕組みが異なりますが、インターネット回線などの電気通信サービスでは初期契約解除制度が適用されることがあります。
電子書類に「8日以内にクーリングオフ可能」と記載されている場合は、記載内容を確認し、期限内に手続きを進めることが重要です。
解約したい場合に行うべき手順
契約を取り消したい場合は、できるだけ早く契約先へ連絡しましょう。
- 契約書面や電子メールで会社名を確認する
- 契約先の公式窓口へ連絡する
- 解約または初期契約解除の意思を伝える
- 手続き内容を記録として残す
電話だけでなく、メールや問い合わせフォームなど証拠が残る方法を利用すると安心です。
例えば「電話で聞いた内容と契約書の内容が違う」「説明されていない費用がある」といった場合は、その内容も記録しておきましょう。
今後、インターネット回線の営業電話で気を付けること
営業電話では、その場で判断せず、一度資料を確認する習慣を持つことが大切です。
特に以下のような説明には注意が必要です。
- 「今日だけ安くできます」
- 「今の契約は使えなくなります」
- 「撤去費用が必ずかかります」
- 「携帯会社からの案内です」と誤解させる説明
本当に必要な変更であれば、公式サイトや現在契約している会社の窓口でも確認できます。急いで契約する必要があるか、一度冷静に判断することが重要です。
まとめ
Wi-Fi料金の値上げや撤去費用を理由にした電話営業では、実際の契約会社やサービス内容を確認することが大切です。
携帯会社や電気会社の名前を出されても、必ずしも公式の案内とは限りません。契約後でも、条件を満たせば初期契約解除制度を利用できる可能性があります。
不要な契約をしてしまった場合は、契約書面を確認し、期限内に速やかに解約手続きを行いましょう。今後は電話だけで契約を決めず、公式窓口で確認してから判断することが安心につながります。

コメント