Googleマップで目的地が見つからないときの探し方|住所・店名・座標・Plus Code・ピン指定まで具体的に解説

Google Chrome

Googleマップで目的地を検索しても、店名が出てこない、住所を入力しても違う場所が表示される、建物は見つかるのに入口が分からない、といったことがあります。

このような場合は、同じ検索を何度も繰り返すより、「店名→住所→周辺施設→地図上で直接探す→座標・Plus Code」という順番で検索方法を変えると見つけやすくなります。

Googleマップには、施設名や住所だけでなく、郵便番号、緯度・経度、Plus Code、地図上のピンなど複数の方法で場所を指定する機能があります。目的地がGoogleマップに施設として登録されていなくても、場所そのものまでたどり着ける場合があります。

この記事では、Googleマップで目的地が検索できないときに実際に試したい方法を、具体例を交えて順番に解説します。

まずは目的地の名前を少し変えて検索する

最初に試したいのは、目的地の名称をそのまま1回検索して終わりにせず、表記を変える方法です。Googleマップに登録されている名称と、自分が聞いた名称が一致していないことがあります。

たとえば「山田クリニック」と聞いて検索しても見つからない場合、正式名称が「医療法人○○会 山田内科クリニック」になっていることがあります。また、店舗名に支店名が付いているケースもあります。

次のように検索語を変えて試します。

  • 店名だけで検索する
  • 店名+市区町村名で検索する
  • 店名+駅名で検索する
  • 法人名を外して検索する
  • ひらがな・カタカナ・漢字を変える
  • 旧店名や施設の通称でも検索する

たとえば「ABC美容室」が見つからなければ、「ABC美容室 新宿」「ABC hair 新宿」「ABC 新宿駅」など、地域情報を足して検索すると候補を絞り込めます。

店名で出なければ住所を検索する

施設名で見つからない場合は、公式サイト、予約メール、案内状、名刺などに書かれている住所をGoogleマップへ入力します。

住所はできるだけ番地まで入れるのがポイントです。たとえば「東京都新宿区西新宿」だけでは範囲が広すぎますが、「東京都新宿区西新宿1-2-3」のように番地まで入れれば、建物付近まで絞り込めます。

マンション、雑居ビル、クリニック、小規模店舗などは、目的地の施設名がGoogleマップに登録されていなくても、建物名や住所自体は見つかることがあります。

具体例として、目的地が「○○法律事務所」で検索結果に出なくても、「東京都千代田区○○1-2-3 △△ビル」と住所検索すれば建物まで到達できる場合があります。その後、公式サイトで「△△ビル5階」などの情報を確認します。

住所が古い・表記が違う場合は一部ずつ検索する

住所を丸ごと入力しても出ない場合は、住所表記の違いが原因かもしれません。特に「○丁目○番○号」と「○-○-○」の違い、旧住所、地番表記などで検索結果が変わることがあります。

その場合は、まず町名まで検索し、次に番地を足していきます。

たとえば「○○県△△市□□町12番34号」で見つからなければ、「△△市□□町」まで検索して場所を表示し、地図を拡大して12番付近を探す方法があります。

新築物件や新しく整備された道路では、Googleマップへの反映が遅れている場合もあります。そのときは周囲の既存施設を手掛かりに探す方法が有効です。

近くの駅・コンビニ・交差点などを手掛かりにする

目的地そのものが検索できなくても、その周辺にある有名な施設は検索できる場合があります。

たとえば案内文に「○○駅東口から徒歩5分、△△コンビニの裏」と書かれているなら、まず○○駅や△△コンビニをGoogleマップで検索します。そこから地図を拡大して目的地周辺を確認します。

利用しやすい目印には次のようなものがあります。

  • 駅・バス停
  • コンビニ・スーパー
  • 学校・病院
  • 神社・寺・公園
  • 大きな交差点
  • 商業施設
  • ホテル
  • 公共施設

特に山間部、住宅地、工場地帯などでは、目的地の名前より「近くの目立つ施設」を先に探したほうが早い場合があります。

地図を拡大して直接ピンを置く

目的地のおおよその場所が分かっているなら、検索結果に頼らず地図上で直接場所を指定できます。

スマートフォンのGoogleマップでは、目的地と思われる場所を長押しするとピンを立てられます。パソコンでは地図上の地点をクリックしたり右クリックしたりして、その位置を確認できます。

たとえば「○○公園の北側入口で待ち合わせ」と言われた場合、施設名として「北側入口」が登録されていなくても、公園を検索したあと地図を拡大し、北側の入口付近へ直接ピンを置けば目的地として利用できます。

Googleマップに名称が登録されていない場所でも、地図上の地点そのものは目的地として指定できます。

緯度・経度が分かれば直接検索できる

住所や施設名が分からなくても、緯度と経度が分かればGoogleマップで直接位置を検索できます。

Google公式ヘルプによると、Googleマップでは検索ボックスへ緯度・経度を入力して場所を表示できます。10進数の座標だけでなく、度分秒など複数の形式にも対応しています。

[参照] Google マップ ヘルプ「Google マップで緯度と経度で検索する」

たとえば「35.681236, 139.767125」のように、緯度、経度の順で検索欄へ入力します。

キャンプ場、山、撮影場所、工事現場、広い駐車場など、通常の住所で位置を指定しにくい場所では座標が特に役立ちます。

目的地を知っている人に座標を送ってもらう方法

相手が現地を知っている場合は、「住所を教えてください」だけでなく「Googleマップでその場所を長押しして、ピンの位置を共有してください」と頼む方法があります。

スマートフォンで現地付近を長押しするとピンが表示され、その地点を共有できます。これなら、建物名がGoogleマップに登録されていなくても正確な位置を送ってもらえます。

たとえば「河川敷の第2駐車場」「イベント会場の搬入口」「山道の集合地点」のような住所が存在しにくい場所では、文字で説明してもらうよりピン共有のほうが分かりやすい場合があります。

Plus Codeを教えてもらう方法もある

Googleマップでは、住所の代わりに場所を指定できる「Plus Code」という仕組みも利用できます。

Google公式によると、Plus Codeは通常の住所だけでは特定しにくい場所や、同じ建物に複数の入口がある場合など、具体的な地点を指定する用途にも利用できます。

[参照] Google マップ ヘルプ「plus code を使用して場所を検索、共有する」

Plus Codeは「MP43+V5 渋谷区」のような形式です。相手からPlus Codeを送ってもらったら、そのコードをGoogleマップの検索欄に入力するだけで場所を検索できます。

たとえば、広い公園の集合地点や通常住所がない場所を指定するときに便利です。

公式サイトやSNSからGoogleマップへのリンクを探す

店や施設を探している場合は、Googleマップ内だけで検索を完結させる必要はありません。まずGoogle検索などで施設の公式サイトを探し、アクセス情報を確認する方法があります。

店舗公式サイトには「アクセス」「店舗情報」「所在地」などのページがあり、そこからGoogleマップへのリンクが掲載されていることがあります。

Instagram、X、Facebookなどの公式SNSプロフィールに住所が記載されている場合もあります。ただし、同名店舗や偽アカウントもあるため、公式性を確認して利用します。

Googleマップで検索して見つからなかったからといって、その場所が存在しないとは限りません。公式情報を別経路から探して住所を取得し、それをGoogleマップへ戻して検索する方法が効果的です。

検索エンジンで「店名+住所」や「店名+アクセス」を調べる

Googleマップ内検索で候補が出ない場合は、通常のWeb検索へ切り替えると情報が見つかることがあります。

たとえば次のように検索します。

  • 「店舗名 住所」
  • 「店舗名 アクセス」
  • 「店舗名 電話番号」
  • 「店舗名 市区町村」
  • 「施設名 最寄り駅」

Web検索で公式サイトや自治体ページ、施設案内などが見つかれば、そこに掲載された住所をGoogleマップで検索します。

店舗が移転している場合は「店舗名 移転」と検索すると新住所が分かる場合もあります。

電話番号で検索すると見つかることもある

店舗や会社の場合、電話番号が分かっていればGoogleマップやGoogle検索へ電話番号を入力してみる方法もあります。

施設名が変更されていたり、同名施設が複数あったりするときに、電話番号が照合材料になります。

たとえば予約確認メールに「03-xxxx-xxxx」とだけ明確な電話番号が記載されているなら、その番号を検索し、表示された公式サイトや施設情報から所在地を確認できます。

ただし個人宅の電話番号など、検索結果に公開されていない情報は当然見つからないことがあります。

ストリートビューで外観や入口を確認する

住所までは見つかったものの、どの建物なのか判断できない場合はストリートビューが役立ちます。

たとえば「○○ビル」とGoogleマップに表示されていても、実際には入口が裏通り側にあることがあります。ストリートビューで周囲を確認すると、建物の看板、入口、駐車場などを事前に把握できます。

病院、大型商業施設、駅、大学などは敷地が広いため、「目的地の建物は合っているが入口まで遠い」ということがあります。施設の公式アクセス案内とストリートビューを組み合わせると迷いにくくなります。

なおストリートビューの画像は撮影時点の情報なので、店舗の移転や建物の建て替えが反映されていない場合もあります。

Googleマップ上の店舗情報が古い場合もある

Googleマップには移転前の住所や閉店した店舗が残っている場合があります。そのため検索結果が出たとしても、必ず正しい最新情報とは限りません。

特に「臨時休業」「閉業」「移転」などについては、目的地の公式サイトや公式SNSなどでも確認することをおすすめします。

具体例として、「○○カフェ」を検索すると以前の店舗が表示されるものの、公式Instagramでは「2026年4月から新店舗へ移転」と案内されているような場合があります。この場合はGoogleマップの掲載情報だけを頼りにせず、新住所を検索します。

Googleマップに場所自体が登録されていないケースもある

新しい店舗、小規模事業所、公共性の低い施設などは、Googleマップにまだ場所として登録されていない場合があります。

Google公式ヘルプでは、Googleマップに載っていないランドマーク、コーヒーショップ、地域のお店やサービスなどを追加できると案内しています。

[参照] Google マップ ヘルプ「Google マップに載っていない場所を追加する」

目的地が登録されていなくても住所や位置が判明しているなら、移動するだけであれば直接ピンを置いてナビを開始できます。

新しい建物や新住所は反映されていないことがある

新築マンション、新しい商業施設、区画整理された地域などでは、住所や道路情報がGoogleマップへまだ十分反映されていない場合があります。

その場合は自治体の住所情報、施設公式サイト、建設会社や不動産会社の案内なども参考にします。

目的地の近くにある既存道路や建物までGoogleマップで移動し、最後の部分だけ現地案内や公式地図を利用するという方法もあります。

カーナビとして利用する場合は、Googleマップ上にまだ存在しない道路を無理に案内させようとせず、安全な場所までナビを利用してから現地の標識に従います。

山・海・キャンプ場・イベント会場は住所検索にこだわらない

都市部の店舗とは違い、山、海岸、キャンプ場、河川敷、フェス会場、工事現場などは住所だけで目的地点まで案内できないケースがあります。

こうした場所では、緯度・経度、Plus Code、共有ピンのほうが向いています。

たとえば「○○キャンプ場」と検索すると管理棟が表示されても、実際の集合場所が数百メートル離れた駐車場という場合があります。このようなケースでは主催者から「集合場所のGoogleマップ共有リンク」や座標を送ってもらうのが確実です。

海岸や山間部では携帯電話の電波が弱いこともあるため、出発前に場所を確認しておくことも重要です。

目的地の人に「住所」よりGoogleマップの共有リンクを送ってもらう

訪問先の人と連絡できるなら、最も確実なのは相手自身にGoogleマップで正確な場所を指定してもらう方法です。

「住所を教えてください」ではなく、「Googleマップで目的地にピンを置いて、共有リンクを送ってください」と頼めば、住所表記の違いや施設名の登録有無を回避できます。

特に個人宅、貸し会議室、レンタルスペース、倉庫、工場、イベント会場などでは有効です。

入口が分かりにくい場合は、「建物の位置」と「入口の位置」を別々に送ってもらうと、現地で迷いにくくなります。

検索結果が複数出る場合は住所・電話番号・写真で照合する

目的地名を検索すると、同じ名前の店舗や施設が複数表示されることもあります。

この場合は名称だけで選ばず、住所、電話番号、営業時間、公式サイト、写真などを比較します。

たとえば「中央ホテル」という名称が全国に複数あるなら、「中央ホテル 大阪」「中央ホテル ○○駅」など地域名も一緒に検索します。

ナビ開始前に、目的地カードに表示されている住所が自分の持っている情報と一致しているか確認すると、別店舗へ向かう事故を防げます。

車で向かう場合は目的地より「駐車場」を検索したほうがよいこともある

Googleマップで目的地が見つかっても、自動車で建物そのものを目的地にすると、車で入れない裏道や歩行者用入口付近へ案内されることがあります。

商業施設、病院、テーマパーク、観光施設などでは、公式駐車場名や駐車場入口を目的地にしたほうが便利です。

たとえば大型病院へ行くなら「○○病院」ではなく「○○病院 第1駐車場」と検索し、公式サイトに掲載された駐車場案内とも照合します。

目的地を見つけることと、「適切な入口までたどり着くこと」は別問題として考えると失敗が少なくなります。

徒歩の場合も入口を確認してからナビを開始する

駅ビル、ショッピングモール、大学、病院などは、地図上の中心地点と実際の入口が離れていることがあります。

Googleマップで施設を表示したら、目的地の中心点だけでなく周囲の道路や入口を確認します。

特に閉鎖された門、関係者専用入口、深夜は利用できない入口などもあるため、公式サイトに入口案内があれば併せて確認してください。

目的地が見つからないときのおすすめ手順

迷ったときは、次の順番で探すと効率的です。

  1. 目的地の正式名称で検索する
  2. 「名称+市区町村」「名称+駅名」で検索する
  3. 公式サイトなどから住所を確認して検索する
  4. 住所を町名・番地に分けて検索する
  5. 近くの駅・コンビニ・公共施設などを検索する
  6. 地図を拡大して目的地付近へ直接ピンを置く
  7. 公式サイトやSNSでアクセス情報を確認する
  8. 現地を知る人からGoogleマップの共有ピンを送ってもらう
  9. 座標またはPlus Codeが分かれば直接検索する

店名検索だけで見つからなくても、住所・周辺施設・座標・ピンという別の情報に切り替えれば探せる可能性があります。

まとめ:Googleマップで目的地が出ないときは検索方法を切り替える

Googleマップで目的地が検索結果に出てこなくても、その場所へ行けないとは限りません。施設名が未登録だったり、名称が違ったり、住所情報が古かったりすることがあります。

まずは名称の表記を変え、「店名+市区町村」「店名+最寄り駅」などで検索します。それでも出なければ、公式サイトや案内メールから正確な住所を確認して検索してください。

住所でも見つからない場合は、近くの駅やコンビニなどを表示して地図を拡大し、目的地点へ直接ピンを置く方法があります。

さらに正確な地点を指定したい場合は、Googleマップが対応している緯度・経度やPlus Codeを利用できます。現地を知っている人がいるなら、Googleマップの共有ピンを送ってもらうのが特に確実です。

「Googleマップで名前が検索できない=目的地が分からない」と考えず、名称、住所、周辺施設、ピン、座標、Plus Codeの順に情報を切り替えて探すことがポイントです。

[参照] Google マップ ヘルプ「Google マップで緯度と経度で検索する」

[参照] Google マップ ヘルプ「plus code を使用して場所を検索、共有する」

[参照] Google マップ ヘルプ「Google マップに載っていない場所を追加する」

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