Internet Explorer(IE)は、長年Windows標準ブラウザとして利用され、多くのユーザーにインターネットの入口として親しまれてきました。IE1からIE11までさまざまなバージョンが登場しましたが、その中でも特に長期間現役で使われたバージョンがあります。
この記事では、Internet Explorerの歴代バージョンごとの登場時期や利用期間を比較し、最も長く使われたIEのバージョン、その理由や当時の背景について詳しく解説します。
Internet Explorerの歴代バージョンと登場時期
Internet Explorerは1995年に初代バージョンが登場して以来、Windowsの進化とともに機能を拡張してきました。初期のIEはWebブラウザ市場で存在感を高めるための製品でしたが、バージョンアップを重ねることで多くのユーザーに利用されるようになりました。
主なInternet Explorerのバージョンと公開時期は以下の通りです。
| バージョン | 公開時期 | 主な特徴 |
|---|---|---|
| Internet Explorer 1 | 1995年 | Windows向けWebブラウザとして登場 |
| Internet Explorer 5 | 1999年 | Web標準対応や日本語環境の改善 |
| Internet Explorer 6 | 2001年 | Windows XP標準搭載で広く普及 |
| Internet Explorer 7 | 2006年 | タブブラウズやセキュリティ機能を強化 |
| Internet Explorer 8 | 2009年 | Windows 7標準ブラウザとして普及 |
| Internet Explorer 9 | 2011年 | HTML5対応や高速化を推進 |
| Internet Explorer 10 | 2012年 | Windows 8向けに最適化 |
| Internet Explorer 11 | 2013年 | 最後のIEメジャーバージョン |
最も長期間使われたInternet ExplorerのバージョンはIE11
Internet Explorerの歴代バージョンの中で、最も長く現役として利用されたのはInternet Explorer 11(IE11)です。
IE11は2013年10月に公開され、Internet Explorerのサポート終了となった2022年6月まで利用されました。単純計算すると約8年半以上にわたってMicrosoftが公式サポートしたことになります。
また、Windows 10にも標準搭載されたため、多くの企業や個人ユーザーが長期間利用しました。特に企業システムではIE専用に作られたWebアプリケーションが多く存在し、簡単には別ブラウザへ移行できなかった背景があります。
IE6も長く使われた有名なバージョン
IE11より前では、Internet Explorer 6も非常に長期間利用されたバージョンとして知られています。
IE6は2001年に登場し、Windows XPの標準ブラウザとして急速に普及しました。その後、後継バージョンが登場しても多くのユーザーが使い続け、Web制作の現場ではIE6対応が長く求められました。
特に企業や公共機関では、古い業務システムがIE6向けに作られていたこともあり、2010年代になっても利用されるケースがありました。
なぜIE11はこれほど長く現役だったのか
IE11が長期間利用された大きな理由は、MicrosoftがInternet Explorerの開発方針を大きく変更したためです。
以前は数年ごとに新しいIEバージョンが公開されていましたが、IE11は最後のメジャーバージョンとなり、その後はMicrosoft Edgeへ移行する流れになりました。
さらにWindows 10の標準ブラウザとして搭載されたことで、多くのパソコン環境に最初から存在し続けました。企業では互換性を重視する傾向が強く、IE11を使い続けるケースが増えました。
Internet Explorer終了までの流れ
Internet Explorerは長く利用されましたが、Web技術の変化により徐々に役割を終えていきました。
スマートフォンの普及やHTML5など新しいWeb技術の発展により、より高速で安全なブラウザが求められるようになりました。その結果、Microsoftは新しいブラウザであるMicrosoft Edgeへ注力するようになりました。
2022年6月15日にはInternet Explorer 11のデスクトップアプリが正式にサポート終了となり、約27年続いたIEの歴史に一区切りがつきました。
まとめ
Internet Explorerの歴代バージョンの中で、最も長く現役として使われたのはInternet Explorer 11です。2013年から2022年まで約8年以上利用され、多くのWindowsユーザーや企業システムを支えました。
一方で、IE6もWindows XP時代を象徴する存在として長く利用され、Web制作や企業システムに大きな影響を与えました。
IEは現在終了したブラウザですが、インターネット普及期を支えた重要な存在であり、多くの人にとってパソコンやネットとの出会いを象徴するブラウザだったと言えるでしょう。


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