LINEが突然ログアウトして旧アカウントを削除できないときの対処法|新規登録・本人確認書類・アンインストール後の注意点

LINE

LINEで突然「アカウントからログアウトされました」と表示され、その後アプリをアンインストールすると、以前見えていた「削除」のボタンがなくなり、「ログイン」または「新規登録」だけが表示されることがあります。

この状態になると「古いLINEアカウントを削除しないと新しいアカウントを作れないのでは」と考えがちですが、必ずしもそうではありません。LINE公式ヘルプでは、現在使っている電話番号で新しいLINEアカウントを登録すると、その電話番号が以前の別アカウントに登録されていた場合、先に登録されていたアカウントが削除されると案内されています。[参照] LINEヘルプ「LINEアカウントを新規登録するには?」

一方で、「古いアカウントそのものをLINE側に依頼して明示的に削除したい」という場合は別の手続きになります。ログインできないアカウントをサポート側で削除してもらうには、本人確認書類と電話番号の契約を確認できる書類が必要です。ここでは、新規登録したいだけの場合と、旧アカウントを完全に削除したい場合を分けて整理します。

LINEアプリのアンインストールだけではアカウントは削除されない

最初に押さえておきたいのは、LINEアプリをスマートフォンからアンインストールしてもLINEアカウント自体は削除されないという点です。LINE公式ヘルプでも、アプリの削除・アンインストールだけではアカウントは削除されず残り続けると明記されています。[参照] LINEヘルプ「アプリを削除したのに、LINEアカウントが残っているのはなぜですか?」

通常、ログインできている状態でLINEアカウントを削除する場合は、「ホーム」→「設定」→「アカウント」→「アカウント削除」から操作します。しかしアンインストール後に再インストールしてログインできなくなっている場合、この設定画面自体へ入れないため、削除ボタンも表示されません。

つまり、「アンインストールしたことで削除ボタンが消えた」というより、古いLINEアカウントへログインしていないためアカウント設定画面を開けなくなったと考えると分かりやすいでしょう。

新しいLINEアカウントを作りたいだけなら旧アカウントを先に手動削除できなくてもよい場合がある

現在使っている携帯電話番号を使って、以前とは別のLINEアカウントを新規作成したい場合、古いアカウントを先にサポートへ依頼して削除しなければならないとは限りません。

LINE公式の新規登録手順には、すでに別のLINEアカウントへ登録されている電話番号を新しいアカウントへ登録すると、その電話番号が登録されていた先のLINEアカウントは削除されると案内されています。[参照] LINE公式 新規登録手順

例えば以前のLINEアカウントに「090-XXXX-XXXX」を登録していて、その同じ電話番号でSMS認証を行い新しいLINEアカウントを作成すると、電話番号1つにつき1つのLINEアカウントという仕組みにより、以前のアカウントをそのまま同じ電話番号で併存させることはできません。

「おかえりなさい、○○!」と旧アカウントが表示されたときの操作

新規登録を進める途中で電話番号をSMS認証すると、「おかえりなさい、○○!」と以前のアカウント名が表示されることがあります。この画面が出ると、旧アカウントへ戻らなければいけないように感じますが、新しいアカウントを作成する選択肢も用意されています。

LINE公式の手順では、新規登録したい場合は「おかえりなさい、○○!」という画面で「いいえ、違います」→「次へ」→「アカウントを新規作成」と進みます。[参照] LINEヘルプ 新規登録方法

LINE公式は、知らない名前が表示された場合についても、新しいアカウントを作成した段階で、その電話番号が以前のLINEアカウントから外れると説明しています。[参照] LINEヘルプ「おかえりなさい、〇〇!と表示される場合」

同じ電話番号で新規登録すると以前のLINEデータは戻せなくなる

旧アカウントを復旧する可能性が少しでも残っている場合は、新規登録を実行する前に慎重に判断する必要があります。LINEは電話番号1つにつき1アカウントを基本としており、同じ電話番号で別のLINEアカウントを登録すると、先に登録されていたアカウントは削除されます。[参照] LINEヘルプ「アカウントからログアウトされました」と突然表示された

削除された古いアカウントについては、友だちリスト、グループ、トーク履歴などを元通りに復旧することはできません。そのため、「もう前のアカウントは完全に諦めて、新しく作り直す」と決めてから新規登録へ進むことが重要です。

例えば、古いアカウントに仕事上の連絡先や大切なグループがあり、「もしかしたらApple IDやGoogleアカウントでログインできるかもしれない」という状態なら、先に復旧可能性を確認したほうが安全です。

ログアウトされた旧アカウントはApple IDやGoogleアカウントで復旧できる場合もある

古いLINEアカウントにApple IDまたはGoogleアカウントを連携していた場合は、それらを利用してLINEアカウントへ再ログインできる可能性があります。LINE公式も、削除したいアカウントへログインできない場合、連携済みのApple ID・Googleアカウントでログインを試すよう案内しています。[参照] LINEヘルプ「LINEアカウントを削除するには?」

もしログインに成功した場合は、そのアカウントの「設定」→「アカウント」→「アカウント削除」から自分で正式な削除操作を行えます。この場合、本人確認書類をサポートへ送付する必要はありません。

一方、電話番号でもApple ID・Googleアカウントでも引き継ぎできず、復旧を完全に諦めるのであれば、新規登録するか、旧アカウントの削除をLINEサポートへ依頼するかを選ぶことになります。

ログインできない旧LINEアカウントをサポートに削除してもらう場合は書類が必要

「新規登録だけできればよい」のではなく、「ログインできなくなった旧アカウントを確実にLINE側で削除してほしい」という場合は、LINE公式の削除依頼手続きが必要です。

2026年8月時点のLINE公式ヘルプでは、ログインできないアカウントについてサポート側で削除を行う場合、本人確認書類と、アカウントに登録している電話番号の契約会社が発行した書類の2種類が必要とされています。[参照] LINE公式「LINEアカウントを削除するには?」

本人確認書類の例として、マイナンバーカードの表面や運転免許証などが案内されています。電話番号については、契約者氏名、電話番号、契約会社名、日付が確認できる料金証明書などが必要です。

マイナンバーカード以外でも本人確認できる

「LINEアカウント削除にはマイナンバーカードが絶対必要」と考える必要はありません。LINE公式が例示している本人確認書類には、マイナンバーカードだけでなく運転免許証も含まれています。

ただし、どの書類でもよいわけではありません。LINEが指定する必要項目や有効期限を満たしている必要があり、本人確認書類と電話番号契約書類の名義人も同一でなければなりません。最新の受付対象書類については、実際に申請する時点のLINE公式ヘルプを確認してください。

また、本人確認書類だけでは足りません。電話番号を自分が契約していることを証明する携帯電話会社発行の書類も必要になる点が、サポートによる削除依頼の大きなポイントです。

書類を用意しないで旧アカウントだけ削除してもらう方法は基本的にない

ログインできないアカウントについてLINEサポートへ削除を依頼する場合、必要書類を提出せずに「本人です」と申告するだけで削除してもらう仕組みは用意されていません。

LINE公式ヘルプでは、指定された2種類の書類を用意できない場合について、本人確認ができないためLINE側では対応できないと明記されています。[参照] LINEアカウント削除に必要な書類

これは第三者が本人になりすまして他人のLINEアカウントを削除することを防ぐためにも必要な仕組みです。そのため、サポート経由で旧アカウントそのものを削除したい場合に、本人確認を完全に省略する簡単な裏技のようなものは期待しないほうがよいでしょう。

ただし新規登録が目的なら削除依頼と新規登録は別に考える

ここで重要なのは、「サポートに旧アカウントを削除してもらう手続き」と「新しいLINEアカウントを作成する手続き」は別ということです。

現在契約していてSMSを受信できる電話番号を持っているなら、LINEを起動して「新規登録」から電話番号を入力し、SMS認証を行います。以前のアカウント名が表示された場合は「いいえ、違います」を選び、「アカウントを新規作成」へ進むのがLINE公式の案内です。[参照] LINE公式 新規登録手順

つまり、古いアカウントにログインできないからといって、必ず最初にマイナンバーカードなどを提出して削除申請しなければ新しいアカウントを作れない、というわけではありません。

「新規登録できない」場合は旧アカウントが残っていること以外の原因も確認する

新規登録を押しても途中で進めない場合は、「旧アカウントが残っているから」と決めつけず、どの画面で止まるのかを確認する必要があります。

LINEの新規登録には、SMSを受信できる携帯電話番号、または条件を満たす場合には音声通話による認証が必要です。050から始まる番号や仮想電話番号など、認証に利用できない電話番号もあります。[参照] LINEヘルプ「新規登録に必要な条件」

例えば「認証番号が届かない」「電話番号を入力するとエラーになる」「おかえりなさい画面から先へ進めない」では対処方法がそれぞれ異なります。SMS自体が届かない場合は、LINE公式の電話番号認証トラブルの案内を確認するとよいでしょう。[参照] LINEヘルプ「電話番号の認証ができない/SMSが届かない」

突然ログアウトされた場合は原因も確認しておく

LINEが突然ログアウトされた場合、必ずしもアカウント乗っ取りが原因とは限りません。LINE公式は、登録電話番号の状態、別端末で同じ電話番号を認証したケース、第三者による操作など複数の可能性を案内しています。[参照] LINEヘルプ「アカウントからログアウトされました」と突然表示された

例えばLINEへ登録したままの古い電話番号を解約し、その番号が後に別の人へ再割り当てされると、新しい利用者がその電話番号をLINEへ登録した時点で以前のアカウントを利用できなくなることがあります。

また、自分や家族が別の端末で同じ電話番号を使って新しいLINEアカウントを登録した場合も、先にその電話番号で使っていたLINEアカウントは削除されます。突然のログアウト=必ず誰かにトークを盗み見られた、という意味ではありません。

新しいアカウントを作る前に確認したいこと

新規登録を完了すると以前のLINEアカウントを復旧できなくなる可能性があるため、最後に次の点だけ確認してから進むのがおすすめです。

  • 本当に旧アカウントの復旧を諦めてよいか
  • Apple IDまたはGoogleアカウントを旧LINEへ連携していなかったか
  • 現在使用中の電話番号でSMSを受信できるか
  • 必要なスタンプ・購入アイテムなどが旧アカウントに残っていないか
  • 新規登録後は旧アカウントの友だちやトークを元に戻せないことを理解しているか

特に長年使ってきたLINEアカウントの場合、家族や仕事関係の連絡先をLINEだけに保存していることがあります。復旧可能性を一度確認したうえで、それでも作り直すと決めた場合に新規登録へ進むと後悔しにくくなります。

反対に旧アカウントのデータが不要で、現在の電話番号を引き続き自分が契約しており、SMS認証もできるのであれば、まず新規登録の正式な手順を試すのが現実的です。

まとめ|新規登録したいだけなら旧LINEアカウントの削除申請が必須とは限らない

LINEアプリをアンインストールしても、LINEアカウント自体は削除されません。そのため再インストール後にログインできなければ、以前利用できた「設定」内のアカウント削除ボタンも使えなくなります。

しかし、古いアカウントを諦めて同じ電話番号で新しいLINEアカウントを作ることが目的なら、旧アカウントを先にサポートへ削除依頼しなければならないとは限りません。LINE公式では、すでに別アカウントに登録されている電話番号で新規登録すると、先のアカウントが削除されると案内しています。

新規登録時に以前の名前と「おかえりなさい」と表示された場合は、「いいえ、違います」から新規作成へ進めます。ただし、新しいアカウントを作成すると旧アカウントの復旧はできなくなるため、本当に復旧を諦めてよいかを先に確認してください。

一方、ログインできない旧アカウントそのものをLINEサポートへ依頼して明示的に削除してもらいたい場合は、本人確認書類と電話番号の契約証明書類が必要です。マイナンバーカードだけが唯一の選択肢ではありませんが、書類を一切提出せずサポート側に削除してもらう方法は、LINE公式の案内上は用意されていません。

コメント

タイトルとURLをコピーしました