Apple Musicの再生回数やよく聴く曲を確認できるアプリ「PlayCount – Listening Stats」を起動したところ、「Loading Library」と表示されたままライブラリの読み込みが終わらないことがあります。特にアプリの大型アップデート後に突然使えなくなると、Apple Musicの再生履歴が消えたのではないかと心配になるかもしれません。
PlayCountはApple Musicそのものではなく、iPhoneやiPadのミュージックライブラリへアクセスして再生回数などを表示するサードパーティーアプリです。そのため、読み込みが止まる場合は、PlayCountのアップデートによる不具合だけでなく、「メディアとApple Music」のアクセス許可、Apple Musicライブラリの同期状態、端末側の一時的不具合なども確認する必要があります。
なお、2026年8月時点のApp StoreではPlayCountの大型アップデート「PlayCount 4.0」が案内されており、ライブラリ・Recap・Searchの3タブ構成への刷新、月間・年間Recap、iCloud関連処理、起動やスクロールの改善など大きな変更が行われています。[参照] App Store「PlayCount – Listening Stats」
- PlayCountの「Loading Library」は何を読み込んでいる?
- まず「メディアとApple Music」のアクセス許可を確認する
- アクセス許可を一度OFF・ONして再取得させる
- Apple純正「ミュージック」アプリのライブラリが正常か確認する
- PlayCountを完全終了してiPhoneを再起動する
- PlayCountとiOSの両方を最新版にする
- 大型アップデート直後なら初回読み込みに時間がかかる可能性もある
- 同期ライブラリの状態も確認する
- 「再生回数が消えた」とは限らない
- 再インストールは最後の手段として考える
- PlayCountだけ直らない場合はアプリ側の不具合の可能性もある
- PlayCountが使えない間に再生回数を確認する別の方法
- Loading Libraryが直らないときの対処手順
- まとめ|PlayCountのLoading Libraryは権限・ライブラリ・アプリ側を順番に切り分ける
PlayCountの「Loading Library」は何を読み込んでいる?
PlayCountは、Apple Musicの全世界の再生数を表示するアプリではなく、自分のミュージックライブラリに記録された再生回数などを利用してランキングや統計を表示するアプリです。App Storeの説明でも「Apple Music library」のplay countsを利用してリスニング履歴を表示すると説明されています。[参照] PlayCount App Store公式ページ
そのため「Loading Library」の段階では、PlayCountがiPhoneやiPad側のミュージックライブラリを取得し、アプリ内で表示するための処理を行っていると考えられます。
数秒から多少の待ち時間で完了するなら問題ありませんが、何分待っても画面が変わらない、アプリを開くたび同じ画面で止まるという場合は、単純に曲数が多いだけとは限りません。アクセス許可やアプリ側の読み込み処理を切り分ける必要があります。
まず「メディアとApple Music」のアクセス許可を確認する
PlayCountを使ううえで特に重要なのが、iOS・iPadOSの「メディアとApple Music」へのアクセス許可です。Appleは、iPhoneやiPadではアプリごとに「メディアとApple Music」などのデータへのアクセスを許可・拒否できる仕組みを提供しています。[参照] Apple「iOS/iPadOS/watchOSのプライバシーと位置情報サービスについて」
「設定」→「プライバシーとセキュリティ」を開き、「メディアとApple Music」に相当する項目を確認します。PlayCountが表示されている場合は、アクセスが許可されているか確認してください。iOSのバージョンによって設定画面の名称や場所が多少異なる場合があります。
PlayCountのApp Storeページにも、リスニング統計を表示するにはミュージックライブラリへのアクセスが必要と明記されています。ここが拒否されていると、アプリ側が表示するためのライブラリ情報を正常に取得できません。
アクセス許可を一度OFF・ONして再取得させる
すでにPlayCountへのアクセスが許可されているのに「Loading Library」が続く場合は、アクセス許可を一度OFFにし、PlayCountを完全終了してから再度ONにする方法を試す価値があります。
これはPlayCount固有の公式修復手順として保証されているものではありませんが、権限情報に一時的な不整合が起きている場合の切り分けになります。Appleによると、プライバシー設定ではデータへのアクセスを求めたアプリについて、後から個別に許可・拒否を変更できます。[参照] Appleサポート
再度PlayCountを開いた際にミュージックライブラリへのアクセスを求める画面が表示された場合は、内容を確認したうえで許可します。その後、Loading Libraryが完了するかしばらく待って確認します。
Apple純正「ミュージック」アプリのライブラリが正常か確認する
PlayCountだけを何度も開き直す前に、Apple純正の「ミュージック」アプリを起動してライブラリ自体が正常に表示されるか確認しましょう。Appleによると、iPhoneのミュージックアプリでは「ライブラリ」からアルバム、曲、プレイリスト、ダウンロード済み項目などを表示できます。[参照] Apple「iPhoneで音楽を再生する」
例えば純正ミュージックアプリを開いてもライブラリが空になっている、同期処理中になっている、曲が正常に表示されないという場合は、PlayCountより先にApple Music側の状態を確認したほうがよいでしょう。
反対に純正ミュージックアプリでは数千曲のライブラリがすぐ正常表示され、音楽も問題なく再生できるのにPlayCountだけLoading Libraryで止まる場合は、PlayCount側の読み込み処理や権限に問題がある可能性が高まります。
PlayCountを完全終了してiPhoneを再起動する
権限とApple Musicライブラリが正常なら、PlayCountを一度完全終了します。iPhoneのアプリスイッチャーを表示し、PlayCountを上方向へスワイプして終了させたあと、もう一度起動します。
それでも変化がなければiPhoneまたはiPadを再起動します。大型アップデート直後はアプリ側の処理だけでなくOS側に一時的な状態が残っている可能性もあるため、端末再起動は比較的安全に試せる基本的な切り分け方法です。
再起動後は、まず純正ミュージックアプリを開いてライブラリを表示し、その後PlayCountを起動してみます。初回読み込みには時間がかかる可能性があるため、すぐに終了させず数分程度様子を見る方法もあります。
PlayCountとiOSの両方を最新版にする
PlayCountはApp Storeでアップデートが継続されており、2026年8月時点では「PlayCount 4.0」が大型アップデートとして案内されています。ライブラリ、Recap、Searchの3タブ構成、月間・年間の統計、iCloud Recap関連処理など多くの変更が行われています。[参照] PlayCount バージョン履歴
新バージョンへの更新直後にLoading Libraryが始まった場合は、アプリ側の仕様変更や一時的な不具合の可能性も否定できません。App Storeを開き、PlayCountにさらに新しい修正版が公開されていないか確認してください。
同時に「設定」→「一般」→「ソフトウェアアップデート」からiOS・iPadOSも確認します。PlayCountだけ最新版、OSだけ古いという組み合わせより、双方をサポートされている最新状態へそろえてから再確認したほうが原因を切り分けやすくなります。
大型アップデート直後なら初回読み込みに時間がかかる可能性もある
PlayCount 4.0ではアプリ構成やRecap機能、iCloud関連処理などが大幅に変更されています。App Storeでは「Faster launch」「Stronger iCloud recap durability」「offline handling」など、内部処理に関する改善も説明されています。[参照] PlayCount 4.0アップデート情報
そのため、旧バージョンから更新した直後には、従来のライブラリ情報を新しい仕様で読み込んだり、内部データを準備したりする処理が発生している可能性があります。ただし、App Storeの説明だけから「Loading Libraryが長時間表示されるのは正常仕様」と断定することはできません。
例えば数千~数万曲という非常に大きなライブラリを持っている場合は、安定した通信環境と電源を確保し、一度しばらく待ってみる価値があります。それでも毎回同じ画面から進まないなら、単なる初回処理とは考えず次の対処へ進みましょう。
同期ライブラリの状態も確認する
Apple Musicを複数端末で利用している場合は「ライブラリを同期」の状態も確認しておきます。Apple Musicでは同じApple Accountを使い、同期ライブラリを有効にすることでライブラリを複数端末で利用できます。
最近Apple Accountを変更した、Apple Musicへ再加入した、同期ライブラリをOFF・ONした、大量の曲を追加・削除した、といった操作の直後なら、ライブラリ情報が安定するまで時間がかかる可能性があります。
ただし、Loading Libraryを直すためだけに同期ライブラリを安易にOFFにすることはおすすめしません。Apple Music側のライブラリに影響する操作になるため、まず純正ミュージックアプリが正常か確認し、PlayCount側の基本的な対処から行うほうが安全です。
「再生回数が消えた」とは限らない
PlayCountがLoading Libraryから進まなくても、その表示だけを理由にApple Music側の再生回数データが消えたと判断する必要はありません。PlayCountはApple Musicライブラリのplay countを読み取り、独自の画面でランキングや統計として表示するアプリだからです。
App Storeの説明では、PlayCountは曲、アルバム、アーティストを再生回数やリスニング時間でランキング表示し、月間・年間Recapなどを生成するとされています。さらにRecapについては、PlayCountが時間の経過とともにライブラリを観測して作成する仕組みであることも説明されています。[参照] PlayCount機能説明
つまりApple Musicライブラリ由来の再生回数と、PlayCount自身が蓄積するRecap情報は分けて考えたほうがよいでしょう。アプリを削除する前には、この点も考慮する必要があります。
再インストールは最後の手段として考える
アプリが正常に動かない場合、削除して再インストールする方法は一般的な対処法ですが、PlayCountでは最初から実行するのは避けたほうが無難です。PlayCount 4.0ではRecap履歴をプライベートなiCloudアカウントで同期する機能が説明されていますが、アプリ内にどのデータがローカル保存されているかまで利用者側から完全に判断するのは難しいためです。
特に長期間PlayCountを使ってきた場合は、削除前にApp Storeの最新説明やアプリ内設定を確認し、iCloud関連の同期が正常か確認しておくと安心です。
まずはアクセス権限、純正ミュージックアプリ、再起動、PlayCount・iOSアップデートまで試し、それでも改善しない場合に再インストールを検討する順番がおすすめです。
PlayCountだけ直らない場合はアプリ側の不具合の可能性もある
純正ミュージックアプリではライブラリが正常に表示され、ほかのApple Music関連アプリも問題なく利用でき、「メディアとApple Music」の権限も許可されているにもかかわらず、PlayCountだけがLoading Libraryから進まない場合は、PlayCount側の不具合である可能性が高まります。
特に「PlayCountを新仕様へアップデートした直後から発生した」「それまでは同じ端末・同じライブラリで正常だった」という条件がそろっているなら、ユーザー側で設定を大きく変更するより、修正版アップデートを確認することが重要です。
App StoreのPlayCountページには開発者情報やアプリサポートへの導線があります。再現性のある不具合なら、iPhoneの機種、iOSバージョン、PlayCountのバージョン、ライブラリのおおよその曲数、「Loading Library」から何分待っても進まないことなどを添えて開発者へ報告すると原因調査に役立ちます。[参照] PlayCount App Storeページ
PlayCountが使えない間に再生回数を確認する別の方法
PlayCountが復旧するまで再生回数を確認できないのが困る場合は、別のApple Music統計アプリを一時的に利用する方法もあります。App StoreにはApple Musicライブラリのplay countを読み取ってランキング表示する複数のアプリがあります。
例えば「Song Stats for Apple Music」は、自分のApple Musicライブラリを再生回数、リスニング時間、スキップ数などでランキング表示する機能を提供しています。[参照] App Store「Song Stats for Apple Music」
ただし、PlayCountと別アプリでは集計方法や過去データの扱いが同一とは限りません。特にアプリ独自に蓄積する日別・月別データは、インストール以前までさかのぼれない場合があります。単純な代替ではなく、一時的な確認手段として考えるとよいでしょう。
Loading Libraryが直らないときの対処手順
PlayCountが読み込み中のまま止まる場合は、データを消す操作をする前に次の順番で確認すると安全です。
- Apple純正ミュージックアプリでライブラリが正常に表示されるか確認する
- PlayCountを完全終了して開き直す
- iPhone・iPadを再起動する
- 「メディアとApple Music」のPlayCountへのアクセス許可を確認する
- 必要に応じてアクセス許可を再設定する
- PlayCountをApp Storeで最新版に更新する
- iOS・iPadOSのアップデートを確認する
- 安定した通信環境で初回読み込みをしばらく待つ
- Apple Musicのライブラリ同期に異常がないか確認する
- 改善しなければPlayCount開発者への問い合わせを検討する
- 再インストールはデータの扱いを確認したうえで最後に検討する
特に新バージョンへ更新した直後から発生した場合は、Apple Musicライブラリ自体が正常なのにPlayCountだけ読み込めないかを確認することが重要です。
純正ミュージックアプリが正常なら、Apple Musicの曲を削除したりライブラリ全体を作り直したりするような大きな操作は急いで行わず、PlayCountの権限やアップデートを先に確認しましょう。
まとめ|PlayCountのLoading Libraryは権限・ライブラリ・アプリ側を順番に切り分ける
Apple Musicの再生回数を確認できるPlayCountで「Loading Library」が終わらない場合、まずApple純正ミュージックアプリでライブラリが正常に表示されるか確認します。そのうえでPlayCountの完全終了、端末再起動、「メディアとApple Music」へのアクセス許可、アプリとiOSのアップデートを確認するのが基本です。
PlayCountはApple Musicライブラリへのアクセスを必要とするアプリなので、権限が正常でなければリスニング統計を読み込めません。また2026年8月時点ではPlayCount 4.0という大規模なアップデートが案内されており、ライブラリ画面やRecap、iCloud関連処理など多数の変更が加えられています。
純正ミュージックアプリでは問題なく、アップデート前までPlayCountも正常だったのに新仕様になってからLoading Libraryで止まる場合は、PlayCount側の不具合や新しい読み込み処理との相性も考えられます。この場合はApple Musicのデータを大きく変更するより、修正版アップデートの確認や開発者への報告を優先したほうが安全です。
「Loading Library=再生回数が消えた」とは限りません。再インストールは最後に回し、まずライブラリ、アクセス権限、再起動、最新版の順で確認することが、Apple Musicのデータを不用意に触らず問題を切り分ける方法です。


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