ワイモバイル(Y!mobile)の「家族割引サービス」で副回線になっている人が、自分だけソフトバンクへ乗り換えたい場合、「先に家族割を解除する必要があるのか」「My Y!mobileのどこから手続きするのか」「今の電話番号をそのまま使えるのか」が分かりにくいところです。
結論から整理すると、ソフトバンクへ移る目的であれば、家族割から抜けることと回線そのものを解約することは別の手続きです。現在の電話番号を残したい場合は、ワイモバイル回線を単純に解約してからソフトバンクを新規契約するのではなく、「ワイモバイルからソフトバンクへの番号移行」として申し込むのが基本です。
また、家族割の副回線だけを外したい場合にはMy Y!mobileから家族割引サービスの解除手続きを行えるケースがあります。ただし、ソフトバンクへの番号移行だけが目的なら、家族割解除を先に行うことが必須とは限りません。この記事では両者を分けて、2026年8月時点の公式情報をもとに手順を解説します。
- まず「家族割の解除」と「ワイモバイルの解約」は別物
- 副回線の家族割だけを抜けたいならMy Y!mobileから手続きできる
- ソフトバンクへ移るだけなら「家族割解除→解約」と順番に行う必要はない
- ワイモバイルからソフトバンクへは専用の「番号移行」として申し込める
- ソフトバンクへ番号移行する基本的な流れ
- 「自分自身でソフトバンクを契約したい」場合は現在の契約名義を必ず確認
- 「主回線」と「契約者名義」は別の概念
- 今の電話番号が不要ならソフトバンクを新規契約する方法もある
- 家族割から抜けると残った家族の料金はどうなる?
- ソフトバンクへの番号移行には契約事務手数料も確認する
- 先に家族割を解除するべきケースと、そのまま番号移行してよいケース
- 手続き前に確認しておくと安心なチェックポイント
- まとめ:副回線からソフトバンクへ移るなら「家族割解除」と「番号移行」を混同しない
まず「家族割の解除」と「ワイモバイルの解約」は別物
最初に理解しておきたいのは、ワイモバイルの「家族割引サービス」を解除することと、ワイモバイルの携帯電話回線を解約することは同じではないという点です。
家族割引サービスは、対象となる複数回線を主回線・副回線として登録し、副回線側の基本使用料などに特典を適用する割引サービスです。例えば現在の「シンプル3 S/M/L」では、副回線に最大1,100円(税込)の基本使用料割引があります。[参照] Y!mobile公式「家族割引サービスの特典内容」
したがって家族割だけ解除すれば、その回線はワイモバイル契約のまま残り、条件に応じて家族割による割引がなくなります。一方、ソフトバンクへ電話番号を移す場合には、ワイモバイルからソフトバンクへの「番号移行」という別の契約手続きを行います。
副回線の家族割だけを抜けたいならMy Y!mobileから手続きできる
ワイモバイル公式FAQでは、家族割引サービスに加入している副回線からMy Y!mobileへアクセスし、家族割引サービスの解除手続きを行う方法が案内されています。解除が完了するとSMSが送付されます。[参照] Y!mobile公式「家族割引サービス」の手続き案内
そのため、「ワイモバイルは引き続き使うが、自分の回線だけ現在の家族割グループから外したい」という目的であれば、自分の副回線でMy Y!mobileへログインし、家族割引サービスの加入状況・手続き画面から解除を進めるという理解で問題ありません。
なお、家族割引サービスの解除手続きをした場合、公式FAQでは手続きを行った当月まで適用されると案内されています。単純に家族割から外れたいだけなのか、ソフトバンクへ移りたいのかによって必要な手続きが違うため、ここを最初に分けて考えましょう。
ソフトバンクへ移るだけなら「家族割解除→解約」と順番に行う必要はない
自分の副回線をソフトバンクへ移すことが最終目的なら、重要なのは「ワイモバイルからソフトバンクへの番号移行」として申し込むことです。家族割を解除してしばらくワイモバイルを使う予定がないのであれば、家族割だけを先に外すことに必ずしも意味があるわけではありません。
特に現在の電話番号をそのままソフトバンクでも使いたい場合、先にワイモバイル回線そのものを「解約」してはいけません。回線を通常解約してしまうと、その電話番号を維持した番号移行ができなくなる可能性があります。
例えば「家族のワイモバイル契約で、自分は副回線。090-1234-XXXXという番号をそのままソフトバンクで使いたい」というケースなら、ソフトバンク側でワイモバイルからの番号移行として申し込みます。番号移行が完了すると、対象のワイモバイル回線は切り替わります。
ワイモバイルからソフトバンクへは専用の「番号移行」として申し込める
ソフトバンク公式オンラインショップには、「ワイモバイル・LINEMOからソフトバンクにのりかえ(番号移行)をするお客さま」向けの専用手順があります。一般的な他社からのMNPと区別して「番号移行」と表記されています。[参照] ソフトバンク公式「ワイモバイル・LINEMOからソフトバンクにのりかえ」
オンラインショップで申し込む場合は、商品選択時のお申し込み種別で「ワイモバイルまたはLINEMOからののりかえ(番号移行)」を選択します。My Y!mobileのアカウントも事前に確認しておくとスムーズです。
したがって、他社へMNPするときの感覚で「まずワイモバイルを解約して、MNP予約番号を取って、それからソフトバンクへ行く」と考える必要はありません。ワイモバイルとソフトバンク間には番号移行として用意された申し込みフローがあります。
ソフトバンクへ番号移行する基本的な流れ
現在の電話番号を維持して、自分名義でソフトバンクへ契約する場合は、おおむね次の順番で進めると分かりやすくなります。
- My Y!mobileで現在の契約者名義、電話番号、契約状況を確認する
- ソフトバンクで利用する料金プラン・端末・SIMまたはeSIMを決める
- ソフトバンクオンラインショップまたは店舗で申し込みを開始する
- 申し込み種別で「ワイモバイルからののりかえ(番号移行)」を選ぶ
- 本人確認・審査など必要な手続きを完了する
- SIM・eSIM・端末などの案内に従って回線を切り替える
- ソフトバンク回線で通話・SMS・モバイルデータ通信が利用できることを確認する
- My Y!mobileや請求情報で旧契約の状態も確認する
店舗を利用する場合は、本人確認書類や支払い方法として利用するものなど、必要書類を事前に確認しておくと安心です。オンラインの場合も申し込み画面の案内に沿って本人確認を行います。
「自分自身でソフトバンクを契約したい」場合は現在の契約名義を必ず確認
今回のようなケースで特に重要なのが契約名義です。「家族割の副回線」という言葉は割引上の区分であり、副回線だから必ず本人名義とは限りません。親名義で子どもが利用しているケースもあれば、家族それぞれが自分名義で契約して家族割を組んでいるケースもあります。
ソフトバンクオンラインショップの公式案内では、ワイモバイルからソフトバンクへの番号移行について、ワイモバイルでの名義とソフトバンク契約時の名義が同一の場合に申し込み可能とされています。[参照] ソフトバンクオンラインショップ公式
例えば実際にスマホを使っているのが自分でも、ワイモバイルの契約者が父親になっている場合、「自分が使っている番号だから、そのまま自分名義でオンライン番号移行できる」とは限りません。この場合は勝手に手続きを進めず、ソフトバンクショップなどで名義変更を含めた適切な手順を確認するのが安全です。
「主回線」と「契約者名義」は別の概念
家族割の主回線・副回線という表記から、「主回線=親名義、副回線=子ども名義」と考えてしまうことがありますが、これは必ずしも一致しません。主回線と副回線は家族割引サービス上の役割です。
ワイモバイル公式では、同一名義の複数回線でも家族割引サービスを利用できると案内しています。そのため、主回線も副回線も同じ人が契約者というケースもあります。[参照] Y!mobile公式「家族割引サービス」
ソフトバンクへの番号移行で確認すべきなのは、「家族割で副回線か」だけではなく、その電話番号のワイモバイル契約者が誰になっているかです。My Y!mobileや契約書類で事前に確認しておきましょう。
今の電話番号が不要ならソフトバンクを新規契約する方法もある
現在使っているワイモバイルの電話番号を引き継ぐ必要がなければ、ソフトバンクを「新規契約」するという選択肢もあります。その場合、新しいソフトバンクの電話番号が発行され、ワイモバイルの回線は別途解約することになります。
ただし、電話番号を変えるとLINE、各種SNS、銀行、クレジットカード、通販サイト、二段階認証などに登録している電話番号の変更が必要になることがあります。現在の番号を長く利用している人は、番号移行の方が手間が少ないことが多いでしょう。
「家族から完全に独立した契約にしたい」という目的だけなら、電話番号まで変える必要はありません。現在のワイモバイル契約が本人名義であれば、番号を維持したままソフトバンクへ番号移行できる可能性があります。
家族割から抜けると残った家族の料金はどうなる?
自分が副回線として家族割グループから抜ける場合、自分の家族割による割引は終了します。一方、自分が単なる副回線であれば、主回線とほかの副回線まで自動的にすべて家族割解除になるとは限りません。
注意が必要なのは、移動する回線が実は「主回線」だった場合です。ワイモバイル公式では、主回線を解約・他社へ乗り換えた場合、家族割引サービスは手続きをした当月に解除されると案内しています。残る回線で家族割を続ける場合は、新しい主回線を指定して再申し込みが必要になるケースがあります。[参照] Y!mobile公式「家族割引サービスの主回線変更」
そのため、ソフトバンクへ移る前にMy Y!mobileで自分が本当に「副回線」なのかを確認しておくことも大切です。副回線だと思っていた番号が主回線なら、残る家族の割引にも影響する可能性があります。
ソフトバンクへの番号移行には契約事務手数料も確認する
2026年8月時点のワイモバイル公式FAQでは、ソフトバンクへの番号移行時の契約事務手数料について、店舗で4,950円、オンラインショップで3,850円と案内されています。[参照] Y!mobile公式「回線を解約する際の注意事項」
以前の情報ではオンライン手数料が無料だった時期もあるため、古いブログや動画を見ると現在と異なる金額が掲載されている場合があります。契約直前には必ずソフトバンク・ワイモバイル公式の最新表示を確認してください。
また、ワイモバイルで購入したスマートフォンの分割代金が残っている場合、番号移行をしたからといって端末代金の残額が自動的になくなるわけではありません。公式FAQでも、機種代金の支払い途中で解約した場合は残額を引き続き支払うと案内されています。
先に家族割を解除するべきケースと、そのまま番号移行してよいケース
目的を整理すると判断しやすくなります。「家族割だけ抜けて、今後もしばらくワイモバイルを使う」のであれば、My Y!mobileから家族割引サービスの解除を行うのが中心の手続きになります。
一方、「家族割の副回線になっている自分の番号を、そのまますぐソフトバンクへ移したい」のであれば、最終的に必要なのはソフトバンクへの番号移行です。この目的のためだけに、先に通常解約する必要はありません。
特に避けたいのが、「家族割を抜けたい」→「ワイモバイルを解約する」→「あとから同じ番号でソフトバンクを契約しよう」という順序です。電話番号を維持したいなら、解約ではなく番号移行として申し込むことを優先してください。
手続き前に確認しておくと安心なチェックポイント
ソフトバンクへの番号移行を始める前に、My Y!mobileで自分の電話番号、契約者名義、料金プラン、家族割での主回線・副回線の状態、端末分割代金などを確認しておくとトラブルを防ぎやすくなります。
特に「自分自身で契約したい」という場合は、現在のワイモバイル回線が自分名義なのかが重要です。自分が利用者として登録されていても、契約者が親など別の家族である可能性があります。
また、ソフトバンクへ移った後の料金が必ずワイモバイルより安くなるとは限りません。料金プラン、端末購入、各種割引、固定回線とのセット割などを含めて月額料金を確認してから契約することをおすすめします。
まとめ:副回線からソフトバンクへ移るなら「家族割解除」と「番号移行」を混同しない
ワイモバイルの家族割引サービスで副回線になっている人が家族割だけを抜ける場合は、My Y!mobileから家族割引サービスの解除手続きを行えるケースがあります。ただし、家族割を解除することとワイモバイル回線を解約することは別です。
現在の電話番号を維持したままソフトバンクへ移りたい場合は、ソフトバンク側で「ワイモバイルからののりかえ(番号移行)」として申し込みます。電話番号を残したいなら、先にワイモバイル回線を通常解約しないことが重要です。
また、自分名義でソフトバンクを契約したい場合は、現在のワイモバイル回線の契約者名義を必ず確認してください。ソフトバンクオンラインショップでは、ワイモバイルの名義とソフトバンク契約時の名義が同一の場合に番号移行を申し込めると案内されています。名義が家族になっている場合は、自己判断で進めず店舗などで名義変更を含む手続きを確認するのが安全です。
つまり、本人名義のワイモバイル副回線から同じ番号でソフトバンクへ移るのであれば、基本的には「契約名義と副回線状態を確認する→ソフトバンクでワイモバイルからの番号移行として申し込む→回線切り替えを完了する」という流れで考えると分かりやすいでしょう。


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