pixivで数年前に読んだ小説をもう一度読みたいものの、タイトルや作者名を覚えておらず、検索しても見つからないことがあります。特に映画・漫画・アニメなどの二次創作では、作品名だけでなくキャラクター名、カップリング名、タグの表記方法などによって検索結果が大きく変わります。
例えば映画『IT/イット』を題材にした二次創作で、ビルとリッチーが登場する作品を探す場合でも、「IT」「ビル」「リッチー」だけでは目的の作品へたどり着けないことがあります。投稿者が別のタグや英語名、カップリングの略称を使用していた可能性もあるからです。
また、作品が削除・非公開になっている可能性も考慮する必要があります。ここでは、タイトルも作者も分からない昔のpixiv小説を探すときに試したい方法を、具体例とともに整理します。
最初に覚えている情報をできるだけ書き出す
昔読んだ作品を探すときは、いきなり検索を繰り返すより、まず覚えている情報を整理する方が効率的です。タイトルを忘れていても、登場人物、作品の雰囲気、結末、読んだ時期などが検索の手掛かりになります。
例えば「pixivで5年ほど前に読んだ」「映画『IT/イット』の二次創作」「ビルとリッチーが中心」「BL作品だった」「儚い雰囲気だった」「最後にどちらかが亡くなる内容だった」といった情報です。
記憶には勘違いが混ざることもあるため、確実に覚えている条件と、曖昧な条件を分けておくのがポイントです。例えば「リッチーが亡くなった気がする」という記憶が曖昧なら、それを必須条件にして検索結果を除外しない方がよいでしょう。
キャラクター名は日本語と英語の両方で検索する
海外映画の二次創作では、同じキャラクターでも複数の表記が使われることがあります。『IT/イット』の場合、ビル・デンブロウ(Bill Denbrough)やリッチー・トージア(Richie Tozier)のように、日本語名だけでなく英語名でも検索候補を作れます。
例えば「IT ビル リッチー」「IT Bill Richie」「ビル リッチー 小説」「Bill Denbrough Richie Tozier」など、条件を少しずつ変更して探します。最初から条件を増やしすぎると、表記が一つ違うだけで目的の作品が検索対象から外れる可能性があります。
さらに二次創作では、キャラクターのフルネームではなくカップリングを示すタグが使われる場合があります。左右の順番にも意味を持たせる文化があるため、作品を探す目的では複数の組み合わせを確認すると候補を広げられます。
pixiv内検索だけでなくWeb検索も組み合わせる
pixiv内で見つからない場合は、検索エンジンから過去のpixivページを探す方法もあります。「site:pixiv.net」を検索語へ追加すると、pixiv.net内のページに対象を絞って検索できます。
例えば「site:pixiv.net IT リッチー ビル 小説」のように検索し、その後「死」「切ない」「映画」「Bill」「Richie」など、記憶に残っているキーワードへ入れ替えていきます。タイトルにキャラクター名が入っていなくても、検索エンジンがページ内の説明などを拾って候補を表示することがあります。
ただし、検索エンジンにすべてのpixiv作品が登録されているわけではありません。年齢制限、公開範囲、削除、検索エンジン側のインデックス状況などによって検索できない作品もあるため、Web検索で出ないことだけを理由に「作品が消えた」と判断することはできません。
ブックマークや閲覧履歴も重要な手掛かりになる
以前お気に入りとして繰り返し読んでいた作品なら、pixivのブックマークに残っていないか確認する価値があります。大量のブックマークがある場合でも、おおよその年代やジャンルを手掛かりに絞り込めることがあります。
同じpixivアカウントを長期間使っているのであれば、当時フォローしていた作者や関連作品も確認してみましょう。目的の作品そのものをブックマークしていなくても、同じ作者の別作品をブックマークしている可能性があります。
また、当時使用していたブラウザや端末が残っているなら、ブラウザ履歴、保存したURL、メモ、SNSへの投稿なども手掛かりになります。作品URLの一部だけでも残っていれば、作者や作品を特定できる可能性が高くなります。
作品が削除・非公開になっている可能性もある
どれだけ検索しても昔読んだ作品が見つからない場合、検索方法の問題だけとは限りません。投稿者本人が作品を削除した、非公開に変更した、pixivアカウントそのものを削除した、といった可能性があります。
特に数年前の作品の場合、作者がジャンルを離れたり、作品を整理したりして公開状態が変わっていることがあります。この場合、当時と同じキーワードで検索しても作品は表示されません。
作者本人が削除・非公開にした作品について、無断転載された本文や第三者が保存したコピーを探すことはおすすめできません。作者の公開意思や著作権を尊重し、公開されている範囲で作品または作者を探すのが基本です。
SNSやQ&Aで尋ねる場合は検索材料を具体的にする
自力で見つけられない場合は、同じジャンルを知っている人へ尋ねる方法があります。その際、「昔読んだBL小説を探しています」だけでは候補が多すぎるため、記憶している特徴を箇条書きにすると伝わりやすくなります。
例えば「pixivで約5年前に閲覧」「『IT/イット』の二次創作」「ビルとリッチーが主要人物」「切ない・儚い雰囲気」「終盤でビルかリッチーのどちらかが亡くなる」「当時何度も読んでいた」といった情報です。覚えているセリフ、舞台、季節、作品のおおよその長さ、表紙の有無なども有力な手掛かりになります。
一方で、記憶が曖昧な部分は「おそらく」「記憶では」と明記しておきます。「リッチーが亡くなる作品」と断定してしまうと、実際にはビルだった場合に正しい候補が除外されてしまうためです。
映画版と原作版の設定・タグの違いにも注意する
『IT』のように原作小説と映画版が存在する作品では、どの作品を基準にした二次創作なのかによってタグやキャラクター設定が異なる場合があります。映画版を読んだ記憶があっても、投稿者側が原作寄りのタグを使用している可能性があります。
また、映画には公開年の異なる作品があるため、「IT 2017」「IT Chapter Two」「IT/イット」「IT 二次創作」など関連する表記も検索候補になります。特に数年前に読んだ作品なら、その当時どの映画が話題になっていたかを考えることも手掛かりになります。
検索するときは一つのキーワードに固定せず、作品名、人物名、英語名、カップリング、ストーリー上の特徴という複数の方向から候補を狭めるのが効果的です。
見つかった候補はURLと作者情報を記録しておく
候補作品を発見したら、その場でタイトル、作者名、URLなどを記録しておくと再び探す手間を減らせます。pixivのブックマーク機能を利用するほか、自分用のメモに作品情報を残しておく方法もあります。
特に「似ているけれど探していた作品ではない」という作品も、手掛かりになる場合があります。同じタグをたどったり、その作品を投稿している作者のブックマークや関連ジャンルを確認したりすることで目的の作品へ近づけることがあります。
作品探しでは、一度の検索でタイトルを当てるというより、関連作品からタグや作者をたどって候補を少しずつ絞る方法が現実的です。
まとめ|昔のpixiv小説は複数の手掛かりを組み合わせて探す
タイトルや作者名を忘れたpixiv小説を探す場合は、作品名だけで検索するのではなく、登場人物、カップリング、英語表記、読んだ年代、結末、作品の雰囲気などを検索材料として組み合わせることが重要です。
『IT/イット』のビルとリッチーが登場する二次創作なら、「ビル」「リッチー」だけでなく「Bill」「Richie」、フルネーム、作品の公開年などへ検索範囲を広げることで候補が見つかる可能性があります。pixiv内検索で見つからなければ、Web検索、過去のブックマーク、ブラウザ履歴、当時のSNS投稿なども確認します。
それでも発見できない場合は、作品が削除または非公開になっている可能性もあります。「見つからない=検索方法が悪い」とは限らないため、作者の公開意思を尊重しながら、公開されている情報の範囲で探すことが大切です。


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