スマートフォンで通話をしているとき、相手の声は聞こえるのに自分の声だけが途切れたり、家の外に出ると正常に通話できたりするケースがあります。
このような症状は、単純な電波の強さだけでは判断できません。スマホ画面上ではアンテナが十分立っていても、建物内の電波環境や端末設定、通信方式などが影響して音声品質が低下することがあります。
この記事では、ソフトバンクのスマホで自宅内だけ通話品質が悪くなる原因と、確認すべき設定や改善方法について解説します。
アンテナ表示が強くても通話品質が悪くなる理由
スマホに表示されるアンテナマークは、必ずしも通話品質そのものを表しているわけではありません。
例えば、スマホの画面上で電波が4本表示されていても、周囲の基地局との通信状態や電波の種類によって、音声データの送受信が不安定になることがあります。
特に住宅内では壁や床、窓の位置などによって電波が弱くなったり、特定の周波数帯が入りにくくなったりする場合があります。
自宅内だけ発生する場合に考えられる主な原因
家の外では問題なく、自宅内だけで音声が途切れる場合は、建物内の電波環境が原因になっている可能性があります。
木造住宅でも、使用している建材やスマホが接続している周波数によっては、屋外からの電波が入りにくくなることがあります。
また、近くの基地局との位置関係によって、自宅の特定の場所だけ通信が不安定になるケースもあります。
VoLTE設定が有効になっているか確認する
近年のスマートフォンでは、4G LTE回線を利用した高音質通話サービスであるVoLTEが利用されています。
端末側でVoLTEが無効になっている場合や、設定が正しく反映されていない場合、通話品質に影響することがあります。
Androidスマホの場合は、設定画面の「モバイルネットワーク」や「SIM設定」などからVoLTE関連の項目を確認できます。機種によって名称は異なるため、端末の設定検索で「VoLTE」と入力すると確認しやすくなります。
Wi-Fiを使っていなくても確認したい通話設定
Wi-Fiを利用していない場合でも、スマホには通話に関係する設定があります。
例えば、機内モードのオン・オフ切り替え、SIMカードの再認識、ネットワーク設定のリセットなどで通信状態が改善することがあります。
ネットワーク設定をリセットすると、保存しているWi-Fi情報などが消える場合があるため、実施前に必要な情報を確認しておくことがおすすめです。
端末側の問題か確認する方法
購入から数か月程度の新しいスマホでも、端末側のソフトウェアや初期不良によって通話に問題が発生することがあります。
まずはOSや通信関連アプリのアップデートが最新になっているか確認しましょう。
また、可能であれば別の場所で同じスマホを使って通話してみたり、別のSIMカードを入れて確認したりすると、端末側の問題か回線側の問題かを切り分けできます。
自宅でできる改善方法
自宅内で通話する場所を少し変えるだけで改善する場合があります。
- 窓際で通話してみる
- 2階など高い場所で試す
- スマホを持つ位置を変える
- ケースを外して確認する
例えば、同じ部屋でも窓側では問題なく、部屋の中央では音声が途切れるということがあります。これは電波が入りやすい場所と入りにくい場所が存在するためです。
ソフトバンクへ相談するときに伝える内容
店舗で解決しなかった場合でも、通信品質の調査を依頼できる場合があります。
問い合わせる際は「自宅内だけで発生する」「屋外では正常」「相手に自分の声が途切れて聞こえる」「アンテナ表示は十分ある」といった具体的な状況を伝えることが重要です。
単に「電波が悪い」と伝えるより、発生場所や時間帯、使用機種などを詳しく伝えることで原因調査につながりやすくなります。
まとめ
ソフトバンクのスマホで自宅内だけ通話音声が途切れる場合、アンテナ表示だけでは判断できない電波環境やVoLTE設定、端末側の問題などが考えられます。
まずはVoLTE設定やスマホの通信設定を確認し、場所を変えて通話を試すことで原因を切り分けることができます。
新しい端末で再起動しても改善しない場合は、端末故障だけでなく自宅周辺の電波状況が関係している可能性もあるため、ソフトバンクへ具体的な症状を伝えて調査を依頼するとよいでしょう。


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