ノーコードWeb制作ツールのStudioでは、CMSを利用することでお知らせ一覧やブログ記事などを効率的に管理できます。しかし、CMSリストから詳細ページへ遷移するCMS動的ページの設定では、スラッグやリンク設定を誤ると、すべての記事が同じページを表示してしまうことがあります。この記事では、StudioのCMSリストとCMS動的ページを正しく紐付ける方法や、設定時に確認すべきポイントを解説します。
StudioのCMS動的ページで記事が同じ内容になる原因
StudioのCMSでよくあるトラブルとして、一覧ページではタイトルが正しく表示されているのに、詳細ページへ移動すると全記事が同じ内容になるケースがあります。
この原因の多くは、CMSリスト内のリンク設定が固定URLになっていることです。リストの1件目の記事URLを指定してしまうと、すべてのCMSアイテムが同じページへ移動してしまいます。
CMSでは各データごとに異なる詳細ページへ移動するため、「固定リンク」ではなく「CMSデータに紐づいた動的リンク」を設定する必要があります。
CMSリストからCMS動的ページへ正しくリンクする設定方法
StudioでCMSリストと動的ページを連携する場合は、CMSリストのリンク設定でスラッグを直接入力するのではなく、CMSアイテムの動的な値を利用します。
基本的な設定手順は以下の流れです。
- CMSコレクションを作成する
- CMS動的ページを作成する
- 動的ページのURL設定でスラッグ項目を確認する
- CMSリストのリンク先をCMS詳細ページに設定する
- CMSアイテムごとのスラッグが反映されるか確認する
この設定を行うことで、例えば「news/sample1」「news/sample2」のように、各記事ごとに異なるURLが生成されます。
スラッグを手動設定してはいけない理由
CMSリストのリンク設定画面で、特定の記事のスラッグを手入力すると、そのURLがすべてのリスト項目に適用される場合があります。
例えば、1件目の記事のスラッグを「summer-event」と設定した場合、他の記事をクリックしてもすべて「summer-event」のページを開いてしまいます。
CMSはデータごとに自動的にスラッグを切り替える仕組みになっているため、個別URLを入力するのではなく、CMSフィールドとの紐付けを利用することが重要です。
Studioで確認すべきCMS設定項目
CMS動的ページが正常に動作しない場合は、以下の項目を確認すると原因を特定しやすくなります。
| 確認項目 | 確認内容 |
|---|---|
| CMSコレクション | 各記事に固有のスラッグが設定されているか確認する |
| 動的ページ | CMSコレクションと正しく接続されているか確認する |
| CMSリストリンク | 固定URLではなく動的ページへのリンクになっているか確認する |
| 公開状態 | CMSデータが公開設定になっているか確認する |
特にCMSリスト側のリンク設定は間違いやすい部分です。リンク先が通常ページになっている場合、CMSの動的機能が利用できません。
タイトルは表示されるのに本文だけ同じになる場合の対処方法
CMSリストでタイトルだけ正しく表示される場合、CMS自体のデータ取得は正常に動作している可能性が高いです。
この場合は、CMS動的ページ内の各要素が正しいCMSフィールドと接続されているか確認します。
例えば本文エリアが「本文フィールド」ではなく、固定テキストや別のCMS項目に接続されていると、すべての記事で同じ文章が表示されます。
StudioのCMSを使ったお知らせページ作成で失敗しないポイント
Studioでお知らせページやブログを作成する場合は、最初にCMS構造を設計してからページを作成するとトラブルを防ぎやすくなります。
具体的には、タイトル、本文、公開日、画像、カテゴリー、スラッグなど必要な項目をCMSコレクションに用意しておくことが大切です。
また、公開前にはCMSリストから複数の記事をクリックし、それぞれ違う詳細ページが表示されるか確認することをおすすめします。
まとめ|StudioのCMS動的ページは固定リンクではなくCMS連携が重要
StudioのCMS動的ページで記事がすべて同じ内容になる場合、多くはCMSリストのリンク設定が固定URLになっていることが原因です。
スラッグを直接入力するのではなく、CMSデータと動的ページを正しく紐付けることで、各記事ごとの詳細ページを表示できます。
CMSリスト、CMS動的ページ、スラッグ設定の3つを正しく確認すれば、Studioでもブログやお知らせ機能を安定して運用できます。


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