auかんたん決済でApple・ゲーム課金に身に覚えがないときの対処法|アンインストール後も請求される原因を解説

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auかんたん決済の利用明細に「Apple」と表示され、ゲームのアイテム購入など身に覚えのない高額な請求が見つかった場合は、すぐに「ゲーム会社から情報が漏れた」と決めつけるのではなく、Appleの購入履歴、利用しているApple Account、ファミリー共有、端末、auかんたん決済の設定を順番に確認することが重要です。

特に注意したいのが、ゲームを退会・ログアウト・アンインストールしても、それだけではApple側の購入履歴や決済設定が消えるわけではない点です。また、請求明細に後から反映された購入や、別端末・家族による購入など、実際の購入時点と明細を確認した時点が一致しないケースもあります。

最初に行うべきなのは、auの明細だけで原因を推測することではなく、Apple公式の購入履歴で「いつ・どのApple Accountで・何を購入した請求なのか」を特定することです。

auかんたん決済の明細に「Apple」とあるだけでは原因を特定できない

au PAY(auかんたん決済)は、AppleのApp Storeやアプリ内課金の支払い方法として利用できます。そのため、au側の利用履歴に「Apple」と表示されていても、それだけでは具体的にどのアプリで何を購入したかまでは分からないことがあります。

au公式も、au PAY(auかんたん決済)の身に覚えのない請求について、まず利用日時や店舗などの利用履歴を確認し、Apple AccountやGoogleアカウントを利用した決済の場合は各サービス側でも確認するよう案内しています。[参照] au「Apple Account/Google アカウントで身に覚えのない請求が発生した場合」

例えばau側で同じ日に数千円の「Apple」という請求が見つかった場合でも、それがゲームのコインなのか、別アプリの購入なのか、複数の購入をまとめた請求なのかは、Apple側の購入履歴まで確認して初めて判断できます。

まずAppleの購入履歴を確認する

Appleは、reportaproblem.apple.comからApple Accountにサインインすると、アプリ、アプリ内課金、サブスクリプションなどの購入履歴を確認できると案内しています。金額が分かっている場合は、金額から検索することもできます。[参照] Apple「App StoreやほかのAppleメディアサービスの購入履歴を確認する」

iPhoneから確認する場合も、App Storeのアカウント画面から「アプリと購入履歴」→「購入履歴」と進めます。ここで請求日時、アプリ名、購入内容、金額をauかんたん決済の履歴と照合します。

Appleの購入履歴に該当するゲーム内アイテムが表示されているなら、Appleの決済システムを通じた購入が実際に記録されているということです。逆に、該当金額が現在使っているApple Accountに存在しない場合は、別のApple Accountやファミリー共有の購入なども確認する必要があります。

アンインストールしたのに後から請求された=新しく課金されたとは限らない

ゲームを削除した後にauの明細へ請求が表示された場合、「アンインストール後も勝手にゲームが購入している」と考えたくなります。しかし、明細へ表示された日と実際の購入日時が同じとは限らないため、まずAppleの購入日を確認する必要があります。

Appleでは複数の購入やサブスクリプションがまとめて請求されることがあり、購入履歴と支払い明細の見え方が単純な1対1にならない場合があります。Apple公式も、想定外の請求について複数回の購入やサブスクリプションが合算されている可能性を案内しています。[参照] Apple「購入履歴を確認する」

例えば8月20日にゲームを削除し、8月22日にauの履歴でAppleの請求を発見したとしても、Appleの購入履歴を見ると実際の購入日は8月18日だった、ということはあり得ます。その場合は削除後に新しい課金が行われたわけではありません。

ゲームの削除・退会だけではAppleの決済設定は消えない

アプリをアンインストールする操作は、そのアプリをiPhoneから削除する操作です。Apple Accountに登録した支払い方法や、Appleの購入履歴そのものを削除する操作ではありません。

また、アプリ内に「退会」「ログアウト」といった機能があったとしても、それがApple Accountやauかんたん決済の支払い設定を解除する処理とは限りません。ゲーム運営会社のアカウントとAppleの決済アカウントは別の仕組みだからです。

なお、毎月自動的に料金が発生するサービスの場合は「サブスクリプション」の解約が必要ですが、ゲーム内のコインなどの消費型アイテムは通常、サブスクリプションとは別のアプリ内課金です。まず購入履歴で何が購入されているか確認し、継続課金なのか単発のアイテム購入なのかを分けて考えます。

「情報がどこかから漏れた」とはまだ断定できない

身に覚えのない課金を見つけると情報漏えいを疑いますが、請求だけでは漏えい経路を特定できません。考えられる原因は複数あります。

考えられる原因 確認方法
以前の購入が後から請求に反映された Appleの購入日時とauの明細を比較する
家族などが端末を使って購入した 購入履歴と家族の利用状況を確認する
ファミリー共有経由の購入 ファミリー共有と購入アイテムの共有を確認する
別の端末で同じApple Accountが使われている Apple Accountのデバイス一覧を確認する
Apple Accountへの第三者アクセス 不明なデバイスやログイン通知を確認する
別のApple Accountで購入されている 複数のApple Accountの購入履歴を確認する

したがって、ゲーム会社、Apple、auのどこから情報が漏れたのかを請求だけから判断することはできません。原因を絞るには、購入履歴とアカウントの利用状況を照合する必要があります。

Apple Accountに知らない端末がないか確認する

本当に第三者による購入が疑われる場合は、Apple Accountに関連付けられている端末を確認してください。iPhoneでは「設定」→自分の名前を開くと、Apple Accountに関連付けられているデバイスを確認できます。

Appleは、覚えのないデバイスがある場合はアカウントから削除し、Apple Accountのパスワードを変更するよう案内しています。また、身に覚えのないサインイン通知や2ファクタ認証コード、購入履歴などは不正利用を疑う兆候として挙げられています。[参照] Apple「Apple Accountの不正利用が疑われる場合」

Apple Accountのメールアドレスなど識別情報を変更しただけなのか、パスワード自体も変更したのかも重要です。不正アクセスが疑われる場合は、一意で推測されにくいパスワードへの変更と2ファクタ認証、不明な端末の削除をセットで行います。

ファミリー共有の購入も確認する

Appleのファミリー共有で「購入アイテムの共有」が有効になっている場合、ファミリー管理者の支払い方法に家族の購入代金が請求されることがあります。

Apple公式によると、購入アイテムの共有がオンになっている場合、ファミリーメンバーが自身の支払い方法を利用する場合などを除いて、管理者の支払い方法に購入代金が請求される仕組みがあります。[参照] Apple「アプリや購入アイテムをファミリー共有で共有する方法」

そのため、自分ではゲームを操作していなくても、家族のApple Accountからの購入が自分の支払い方法へ請求されていないかを確認してください。Appleも、覚えのない購入がある場合は家族が購入していないか確認するよう案内しています。

auかんたん決済は「上限を下げる」だけでなく利用制限を設定する

被害拡大を防ぐ目的で利用上限額を下げるのは有効ですが、auにはApp StoreやGoogle Playでau PAY(auかんたん決済)を使えないようにする「利用制限設定」もあります。

au公式は、Apple AccountやGoogleアカウント経由で身に覚えのない請求が発生した場合の対処として、au PAY(auかんたん決済)の利用制限設定、利用通知メール、利用上限額設定を案内しています。[参照] au「身に覚えのない請求が発生した場合の対処方法」

今後Apple経由のキャリア決済を利用しないのであれば、上限を下げるだけでなくApp Storeでのauかんたん決済自体を制限する方法も検討できます。ただし、auかんたん決済で正規の継続サービスを支払っている場合は、決済できなくなる可能性があるため確認してから設定してください。

au IDもパスワード変更だけで終わらせない

au IDの不正利用も疑われる場合、auはパスワード変更に加え、身に覚えのない端末の2段階認証許可の解除、暗証番号の変更、ID連携の確認、住所・メールアドレスなど登録情報の確認といった対処を案内しています。[参照] au「au IDの不正ログイン・不正利用がある場合の対処方法」

つまり「au IDを変更したから終わり」ではなく、不明な端末や外部サービスとの連携が残っていないかまで確認する必要があります。

また、auかんたん決済の利用通知メールを有効にしておけば、新たな決済が発生したときに早く気付けます。原因調査中は特に有効な対策です。

iPhone側でアプリ内課金そのものを禁止することもできる

今後しばらくゲームなどのアプリ内課金を使用する予定がない場合は、iPhoneのスクリーンタイム機能を利用してアプリ内課金自体を禁止できます。

Apple公式では、「設定」→「スクリーンタイム」→「コンテンツとプライバシーの制限」→「iTunesおよびApp Storeでの購入」→「アプリ内課金」から「許可しない」を選択する方法を案内しています。[参照] Apple「スクリーンタイムを使ってアプリ内課金を無効にする」

アプリ内課金を利用する必要がある場合でも、Appleでは購入ごとに認証を要求する設定を利用できます。家族と端末を共有している場合や、誤操作が心配な場合にも有効です。[参照] Apple「購入時のパスワード認証を必須にする」

本当に身に覚えのない購入ならAppleへ返金を申請する

Appleの購入履歴を確認し、自分や家族が購入したものではないと判断した場合は、Appleの「問題を報告する」ページから返金をリクエストできる場合があります。

Apple公式では、reportaproblem.apple.comにサインインし、「返金をリクエストする」を選び、対象となる購入を指定して申請する手順を案内しています。返金の可否は購入内容や状況によって判断されるため、必ず返金されるとは限りません。[参照] Apple「購入したアプリやコンテンツの返金手続きをする」

該当する購入が現在のApple Accountに表示されない場合は、Apple公式も別のApple Accountで購入されていないか、領収書メールなどを確認するよう案内しています。購入を特定できない場合はAppleサポートへ直接相談するのが適切です。

原因を特定するためのおすすめ確認順序

何を調べればよいか分からなくなった場合は、次の順番で進めると整理しやすくなります。

  1. au PAY(auかんたん決済)の利用履歴で請求日時・金額を確認する
  2. Appleの購入履歴で同じ金額の購入を探す
  3. ゲーム内アイテムなのか、サブスクリプションなのかを確認する
  4. 購入日がアプリ削除前か削除後かを確認する
  5. 家族やファミリー共有による購入ではないか確認する
  6. Apple Accountに知らない端末がないか確認する
  7. Apple Accountのパスワードと2ファクタ認証を確認する
  8. au IDの不明端末・2段階認証・ID連携を確認する
  9. auかんたん決済の利用制限と通知を設定する
  10. 本当に不正な購入ならAppleへ返金・不正利用について相談する

特に重要なのは、請求が発見された日ではなく「Apple側の実際の購入日時」を確認することです。ここが分かれば、アンインストール後にも本当に新規購入が発生したのか、それ以前の購入が後から請求に現れただけなのかを切り分けられます。

まとめ:身に覚えのないApple課金は購入履歴から原因を切り分ける

auかんたん決済に「Apple」という高額な請求が表示されても、その情報だけでは、ゲーム会社から情報が漏れたのか、Apple Accountが不正利用されたのか、家族による購入なのか、以前の購入が後から反映されたのかは判断できません。

最優先でApple公式の購入履歴を確認し、購入日時・アプリ名・金額・利用したApple Accountを特定してください。そのうえで、ファミリー共有、不明な端末、Apple Accountのパスワードと2ファクタ認証、au IDの認証状況を確認します。

アプリをログアウト・アンインストールするだけでは決済全体の安全対策にはなりません。必要に応じて、auかんたん決済のApp Store利用制限、iPhoneのアプリ内課金禁止、購入時の毎回認証などを設定すると、今後の意図しない購入を防ぎやすくなります。

そしてAppleの購入履歴に、自分にも家族にも本当に身に覚えのない購入が記録されている場合は、Appleの返金申請やAppleサポートへの相談を行い、au側でも不正利用に関する案内に従って対応してください。原因が分からないままパスワードだけを何度も変更するより、「どのアカウントで、いつ、何が購入されたか」を特定することが解決への最も重要な第一歩です。

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