メルカリで商品を出品すると、「ファミリーマートから発送するとき送料はその場で払うのか」「iDなどの電子マネーで送料を支払えるのか」「売上金を自分の銀行口座へ移せるのか」といった疑問が出てきます。特に初めて出品する場合、コンビニ発送と通常の宅配便の支払い方法を混同しやすいところです。
メルカリでらくらくメルカリ便を使ってファミリーマートから発送する場合、送料は店頭で支払いません。送料は取引完了後に販売利益から自動的に差し引かれるため、iD・現金・クレジットカードなどでレジ支払いする必要はありません。[参照:メルカリ公式「ファミリーマート・セブン-イレブンでの手続き」]
また、メルカリで得た売上金やメルペイ残高は、振込申請を行うことで本人名義の銀行口座へ入金できます。通常の振込手数料は1回200円です。[参照:メルカリ公式「振込申請とは」]
ファミマ発送で送料をiD決済する必要はない
メルカリの「らくらくメルカリ便」は、ファミリーマートから発送できます。取引画面で発送用の2次元コードを生成し、店内のマルチコピー機で申込券を発行してレジへ持っていく流れです。
このとき、レジでは発送用の用紙や専用袋を受け取りますが、送料の会計は行いません。メルカリ公式も「メルカリ便の送料は、取引完了後に販売利益から自動的に差し引かれます。コンビニで支払う必要はございません」と案内しています。[参照:メルカリ公式]
そのため、「iDで送料を払えるか」というより、らくらくメルカリ便ならそもそも店頭で送料を決済しないという理解が正確です。
ファミリーマートから発送できるのは主にらくらくメルカリ便
ファミリーマートで利用できる代表的なメルカリ発送方法は、ヤマト運輸と連携した「らくらくメルカリ便」です。メルカリ公式では、らくらくメルカリ便をヤマト運輸営業所、ファミリーマート、セブン-イレブン、PUDOなどから発送できると案内しています。[参照:メルカリ公式「らくらく/ゆうゆうメルカリ便の送料」]
一方、「ゆうゆうメルカリ便」は基本的に郵便局やローソンなどから発送するサービスです。ただし、一部のファミリーマートに設置されたファミロッカーでは、対応するメルカリ便の発送ができる場合があります。
初めて利用する場合は、出品時に「配送の方法」でらくらくメルカリ便を選んでおくと、ファミリーマートでの発送手続きを進めやすくなります。
ファミマでの発送手順
らくらくメルカリ便で商品が売れたら、取引画面から発送場所としてファミリーマートを選択し、発送用の2次元コードを表示します。
ファミリーマートでは、マルチコピー機で2次元コードを読み取り、申込券を発行してレジへ持っていきます。その後、店員から受け取った用紙を専用袋に入れて荷物へ貼り付け、商品を預けます。[参照:メルカリ公式]
この一連の手続きでは、発送のためのコードを使うため宛名を手書きする必要もありません。匿名配送に対応する条件を満たしていれば、出品者・購入者がお互いの住所や氏名を直接やり取りせず発送できます。
送料は販売価格からどう引かれる?
らくらくメルカリ便の送料は、取引完了時に販売利益から差し引かれます。例えば商品が3,000円で売れ、送料が750円だった場合、販売手数料などとあわせて売上から自動計算されます。
発送時に財布から750円を出す必要はないため、ファミリーマートへ商品を持っていく時点で現金やiDの残高を用意しておく必要はありません。
なお、実際に差し引かれる金額は配送サイズによって異なります。例えばらくらくメルカリ便の宅急便は、2026年8月時点で60サイズ750円、80サイズ850円、100サイズ1,050円などとなっています。[参照:メルカリ公式]
宅急便コンパクトの専用箱を買う場合は別
送料そのものは店頭で払いませんが、宅急便コンパクトなどを利用するときに必要な専用BOXは別途購入します。専用箱の代金は送料とは別です。
専用BOXはヤマト運輸営業所や一部のコンビニ、メルカリストアなどで購入できます。[参照:メルカリ公式「宅急便コンパクト」]
つまり、「送料」と「梱包資材代」は分けて考える必要があります。送料は売上から自動差し引き、必要な専用箱などを店頭で買う場合はその商品代を通常の買い物として支払う、という仕組みです。
メルカリの売上金は銀行口座へ入金できる
メルカリで商品を販売して得た販売利益は「売上金」と呼ばれます。本人確認が完了している場合などは「メルペイ残高」として表示されることもあります。
この売上金・メルペイ残高は、振込申請を行うことで指定した本人名義の銀行口座へ現金として受け取ることができます。メルカリ公式でも、売上金の利用方法として銀行口座への振込申請を案内しています。[参照:メルカリ公式「売上金とは」]
「メルカリで売ったお金はメルカリ内でしか使えない」ということではありません。条件を満たして振込申請すれば、自分の銀行預金として受け取れます。
銀行口座への振込申請方法
メルカリアプリでは、「おさいふ」→「設定・振込申請」→「振込申請して現金を受け取る」から手続きできます。
その後、振込先となる銀行口座の情報を入力し、振込金額を指定して申請します。申請が完了すると、メルカリが定める振込スケジュールに従って銀行口座へ入金されます。[参照:メルカリ公式「振込申請方法」]
初回は銀行名、支店名、口座番号などの入力が必要になるため、キャッシュカードや銀行アプリなどを確認しながら正確に入力しましょう。
振込先は自分名義の銀行口座である必要がある
売上金を振り込めるのは、基本的にメルカリに登録している本人と同じ名義の銀行口座です。家族名義や友人名義の口座を振込先に指定することはできません。
メルカリ公式では「現姓の本人名義以外の口座への振込申請はできません」と案内しています。旧姓の口座を使用している場合も、原則として金融機関側で名義を変更してから振込申請する必要があります。[参照:メルカリ公式]
例えば本人が山田太郎としてメルカリを利用している場合、家族の山田花子名義の口座へ売上金を振り込むという使い方はできません。
振込手数料は通常200円
メルカリの通常の振込申請では、金融機関や振込金額にかかわらず1回につき200円の振込手数料がかかります。[参照:メルカリ公式]
例えば売上残高が5,000円で、その全額を振込申請する場合、200円の手数料が差し引かれ、4,800円が銀行口座へ振り込まれる形になります。
少額を何度も振込申請すると、その都度200円かかるため、急ぎでなければある程度売上がまとまってから申請するほうが手数料負担を抑えられます。
振込先口座と「お支払い用銀行口座」は別
メルカリには「お支払い用銀行口座」と「振込申請用銀行口座」があり、名前が似ているため混乱しやすいところです。
お支払い用銀行口座は、銀行からメルペイ残高へチャージするための口座です。一方、振込申請用銀行口座は、売上金やメルペイ残高を銀行へ出金するための口座です。[参照:メルカリ公式]
「銀行からメルカリへお金を入れる口座」と「メルカリから売上金を受け取る口座」は役割が違うと覚えると分かりやすいでしょう。
売上金には振込申請期限がある場合もある
本人確認が完了しておらず、表示が「売上金」になっている場合は、売上金に180日の振込申請期限があります。[参照:メルカリ公式「売上金の振込申請期限とは」]
一方、アプリでかんたん本人確認を行うと「売上金」が「メルペイ残高」として扱われ、通常は有効期限がなくなります。
長期間そのままにする予定がある場合は、自分の画面が「売上金」と表示されているのか「残高」と表示されているのか確認しておくと安心です。
具体例|3,000円の商品をファミマから発送した場合
例えば3,000円で売れた商品を、らくらくメルカリ便の宅急便60サイズでファミリーマートから発送するとします。
ファミマでは発送コードを使って荷物を預けますが、送料750円をレジで支払う必要はありません。取引終了後にメルカリ側で送料が自動的に販売利益から差し引かれます。
その後、残った売上金を銀行口座へ出したい場合は振込申請を行います。通常は振込手数料200円が必要なので、送料と銀行振込手数料はそれぞれ別の費用として考えます。
まとめ|ファミマ発送の送料はiD払いではなく売上から自動精算、売上金は銀行へ振込可能
メルカリの商品をらくらくメルカリ便でファミリーマートから発送する場合、送料をファミマのレジで支払う必要はありません。そのため送料についてiD決済を使う場面もありません。送料は取引完了後に販売利益から自動的に差し引かれます。
一方、宅急便コンパクトの専用BOXなど梱包資材を店頭で購入する場合、その資材代は通常の買い物として別途支払います。
また、メルカリで得た売上金・メルペイ残高は、振込申請をすれば本人名義の銀行口座へ入金できます。通常の振込手数料は1回200円です。
整理すると、「ファミマでのメルカリ便送料は店頭決済不要」「売上金は振込申請で自分の銀行口座へ移せる」という2点を覚えておけば問題ありません。


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