ドラッグストアなどで利用できる、タブレットやカメラで顔を撮影するタイプの肌チェックでは、「化粧をした状態で測ったら肌年齢が若くなるのでは?」と気になることがあります。肌の写真を解析する仕組みであれば、ファンデーションや化粧下地などが撮影画像に影響する可能性は考えておく必要があります。
ただし、表示される「肌年齢」などの数値が具体的に何を基準としているかは、使用される肌測定システムによって異なります。そのため、単純に「化粧をすると必ず○歳若くなる」と考えることはできません。
ここでは、ツルハなどの店頭でタブレットを使った肌検査を受ける際に、メイクが測定結果へ影響する可能性や、結果を比較するときのポイントを分かりやすく解説します。
写真を使う肌検査ではメイクが結果に影響する可能性がある
カメラで撮影した顔画像を解析するタイプの肌チェックでは、撮影画像から確認できる肌の状態が判定材料になります。そのため、メイクによって画像上の肌の見え方が変化すれば、測定項目によっては結果が変わる可能性があります。
例えばファンデーションやコンシーラーを使用すると、色ムラ、シミ、赤み、毛穴などが肉眼では目立ちにくくなることがあります。画像解析でも同様にその影響を受ける仕組みであれば、すっぴんの場合とは異なる結果が表示される可能性があります。
一方、専用機器が通常の写真だけでは確認できない情報まで測定している場合には、見た目をファンデーションで整えただけで測定値が大幅に改善するとは限りません。「写真を撮る肌検査=化粧すれば必ず若く判定される」というわけではない点が重要です。
「肌年齢」は実年齢そのものを測定しているわけではない
肌診断サービスに表示される「肌年齢」は、一般に生年月日から算出する実年齢とは意味が異なります。システムが設定した評価項目や基準をもとに、肌状態を年齢に置き換えて分かりやすく表示する指標として扱うのが適切です。
そのため、例えば実年齢が40歳で肌年齢が35歳と表示されたとしても、「医学的に肌が35歳である」と証明されたわけではありません。反対に45歳と表示されても、それだけで肌に問題があると判断するものでもありません。
肌年齢を見る場合には数字だけに一喜一憂するより、毛穴、キメ、シミ、透明感など、そのサービスで示される個別項目がどのように評価されているのかを確認する方が、スキンケアを考えるうえでは参考になります。
ファンデーションや下地で変わりやすい項目とは
メイクによる影響が考えられるのは、特に肌表面の「見え方」に関係する項目です。ファンデーションによって肌色を均一にしたり、化粧下地で毛穴を目立ちにくくしたりすれば、通常のカメラ画像から得られる情報にも変化が生じ得ます。
例えば、すっぴんでは頬に色ムラや赤みが見えていた人が、カバー力の高いファンデーションを塗れば、撮影画像では均一な肌色に見えることがあります。画像上の色やコントラストを利用する判定であれば、この違いが測定結果に影響する可能性があります。
ただし、どの項目がどの程度影響を受けるかは測定機器や解析方法によって違います。使用されている機器の仕様が分からない状態で「ファンデーションなら○歳若返る」などと具体的な数値を予測することはできません。
正確に比較したいなら毎回同じ条件で測定する
肌チェックをスキンケアの変化を確認する目的で利用するのであれば、最も大切なのは測定条件をできるだけそろえることです。1回目がすっぴん、2回目がフルメイクでは、肌そのものの変化なのか化粧による違いなのか判断しにくくなります。
例えば「毎回メイクを落とした状態」「同程度の時間帯」など、できる範囲で条件を合わせて測定すると比較しやすくなります。店舗や測定機器から「メイクを落として測定してください」などの案内がある場合には、その指示を優先します。
特に数週間から数か月スキンケアを続け、その前後を比較したい場合には条件を統一することが重要です。数字そのものよりも、同じ条件で測定したときの変化を見ることで参考情報として活用しやすくなります。
化粧ありとすっぴんで測れば違いを確認できる?
測定サービス側が認めているのであれば、メイクの有無で結果がどの程度変わるかを確認するという考え方もあります。ただし、これは肌そのものの年齢変化を調べるものではなく、「その測定システムにおいて化粧による見え方がどの程度判定へ影響するか」を見る比較になります。
例えば、同じ日にできるだけ近い条件で「メイクあり」と「メイクなし」を測定し、肌年齢や各項目を比較します。肌年齢だけが変化したのか、毛穴や色ムラなど特定項目も変化したのかを見ると、結果を理解しやすくなります。
ただし店舗で何度も測定できるとは限らないため、実際に比較してよいかはスタッフへ確認してください。また、肌検査本来の推奨条件が決められている場合は、その条件で受けるのが基本です。
ツルハで測定するときは店頭スタッフに確認するのが確実
ツルハドラッグは化粧品を含む美容・健康関連の商品を幅広く取り扱っていますが、肌測定サービスの実施状況や使用機器、測定方法は店舗などによって異なる可能性があります。そのため、実際に利用する店舗で確認するのが確実です。
特に「この肌検査はメイクしたままで測定できますか?」「肌年齢にファンデーションは影響しますか?」「正確に測るには化粧を落とした方がよいですか?」とスタッフへ確認すれば、その店舗で使用している機器に応じた案内を受けやすくなります。
ツルハドラッグ公式サイトでも店舗情報などを確認できます。詳しい実施内容については利用予定店舗へ問い合わせるとよいでしょう。[参照] ツルハドラッグ公式サイト
肌検査の数字だけでスキンケアを判断しないことも大切
肌測定は自分の肌状態へ関心を持つきっかけとして便利ですが、1回の測定で表示された肌年齢だけを絶対的な評価として考える必要はありません。撮影条件や使用機器などによって結果が変化する可能性があるためです。
スキンケアを選ぶ場合も「肌年齢が○歳だったから」という理由だけではなく、乾燥、皮脂、刺激への感じ方など実際の肌状態も考慮します。肌トラブルが続いている場合には、化粧品売り場での肌チェックだけで判断せず、必要に応じて皮膚科などへ相談することも大切です。
肌測定は診断結果の数字を競うものではなく、自分の肌を観察するための一つの参考情報として利用すると役立ちます。
まとめ|化粧で肌年齢が変わる可能性はあるが測定方式による
タブレットなどで顔を撮影する肌検査では、メイクによって撮影画像の肌の見え方が変化するため、測定方式や評価項目によっては化粧の有無で結果が変わる可能性があります。ただし、化粧をすれば必ず肌年齢が若くなる、あるいは何歳若くなると一律に判断することはできません。
肌状態の経過を比較する目的なら、メイクの有無など測定条件を毎回そろえることがポイントです。店舗や機器から指定された測定方法がある場合は、その方法に従いましょう。
ツルハの店頭で利用する場合には、測定前に「メイクしたままでよいか」をスタッフへ確認しておくと安心です。表示された肌年齢は参考値として捉え、個別の測定項目や日頃の肌状態と合わせて活用するのがおすすめです。


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