Zoomで会話をしていると、以前は聞こえていた部屋の音や周囲の環境音が、突然まったく聞こえなくなることがあります。これはマイクの故障ではなく、Zoomのノイズ抑制機能やオーディオ設定が変更されたことが原因で発生するケースがあります。
この記事では、相手が話していない時でも環境音を伝えたい場合に確認すべきZoomの設定や、ノイズリダクションを弱める方法について詳しく解説します。
Zoomで環境音が聞こえなくなる主な原因
Zoomには、会議中の雑音やキーボード音、生活音などを自動的に削除する「ノイズ抑制」機能があります。この機能は通常のオンライン会議では便利ですが、周囲の音も含めて伝えたい場合には、必要な音まで消してしまうことがあります。
例えば、楽器の演奏を聞かせたい場合や、作業中の環境音を共有したい場合、ペットの鳴き声や部屋の雰囲気を伝えたい場合などでは、標準設定のノイズ抑制が強すぎると感じることがあります。
また、Zoomのアップデートや設定変更によって、以前使用していたオーディオ設定が初期状態に戻っている場合もあります。
ノイズ抑制を低く設定する方法
Zoomで環境音を拾いやすくするには、ノイズ抑制の設定を確認します。
パソコン版Zoomの場合は、以下の手順で変更できます。
- Zoomアプリを開く
- 右上のプロフィール画像をクリックする
- 「設定」を開く
- 「オーディオ」を選択する
- 「背景雑音を抑制」の項目を確認する
- 「低」または「自動」などの設定に変更する
ただし、設定画面の表示や名称はZoomのバージョンによって異なる場合があります。最新バージョンでは「ノイズ抑制」や「背景雑音を抑制」といった表記になっていることがあります。
ノイズ抑制をオフにして環境音を伝える設定
周囲の音をできるだけ自然に相手へ届けたい場合は、ノイズ抑制をオフにする方法もあります。
「オーディオ設定」内にある「背景雑音を抑制」を「なし」に変更すると、マイクが拾った音がそのまま相手に届きやすくなります。
例えば、部屋の中で誰かが話している声、時計の音、空調音、楽器の音などを共有したい場合は、この設定が適しています。ただし、キーボード音や周囲の話し声なども入りやすくなるため、通常の会議では必要に応じて切り替えることがおすすめです。
オリジナルサウンド設定を確認する
音楽や環境音を正確に届けたい場合は、Zoomの「オリジナルサウンド」機能も確認しましょう。
オリジナルサウンドは、Zoom側の音声処理を減らして、マイク本来の音に近い状態で送信するための機能です。ミュージシャンや配信者が利用することも多い設定です。
設定する場合は、Zoomの「オーディオ設定」から「ミュージシャン用のオリジナルサウンド」などの項目を有効にします。利用できる項目はZoomの契約状況やバージョンによって異なる場合があります。
マイク側のノイズキャンセル機能も確認する
Zoom側の設定を変更しても環境音が聞こえない場合は、使用しているマイクやイヤホン側のノイズキャンセル機能を確認してください。
最近のワイヤレスイヤホンやヘッドセットには、マイク側で周囲の音を除去する機能が搭載されています。その場合、Zoomの設定を変更しても、入力される前の段階で音が消えている可能性があります。
例えば、ノイズキャンセル付きイヤホンからパソコン内蔵マイクへ変更すると、環境音が聞こえるようになるケースもあります。
Zoomのアップデート後に設定が変わった場合の対処法
Zoomは定期的にアップデートが行われるため、以前利用できていた設定が変更されることがあります。
アップデート後に突然環境音が消えた場合は、まずオーディオ設定を開き、ノイズ抑制やマイク入力の設定を確認してください。
また、一度Zoomからログアウトして再起動することで、設定が正常に反映される場合もあります。
まとめ
Zoomで周囲の環境音が聞こえなくなった場合、多くはノイズ抑制機能が強く働いていることが原因です。
環境音を相手へ届けたい場合は、ノイズ抑制を「低」または「なし」に変更し、必要に応じてオリジナルサウンド設定やマイク側のノイズキャンセル機能も確認しましょう。
オンライン会議では雑音を消す設定が便利ですが、用途によっては音を残す設定が必要になります。目的に合わせてZoomの音声設定を調整することで、自然な音声環境を作ることができます。


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