Internet Explorer(IE)は、長年Windows標準ブラウザとして利用されてきたMicrosoftのWebブラウザです。パソコン向けの印象が強いInternet Explorerですが、過去にはゲーム機などパソコン以外の機器でWeb閲覧機能として採用されたこともあります。
この記事では、Internet ExplorerがXboxなどのゲーム機向けに提供された歴史や、どのような形で利用されていたのかについて詳しく解説します。
Internet ExplorerはXbox向けにも提供されていたのか
結論からいうと、Internet ExplorerはXboxシリーズの一部でWebブラウザとして提供されていました。特に初代Xboxでは、一般的なアプリとしてInternet Explorerが搭載されていたわけではありませんでしたが、後継機であるXbox 360ではWeb閲覧機能としてInternet Explorerが利用できました。
Xbox 360では、システムアップデートによってInternet Explorer for Xbox 360が追加され、テレビ画面を使ってWebサイトを閲覧できるようになりました。ゲーム機でインターネットを利用するためのブラウザとして、Microsoft独自の技術が活用されていました。
その後のXbox Oneでは、Internet Explorerの後継となるMicrosoft Edgeが採用され、Microsoftのブラウザ環境は次世代へ移行していきました。
Xbox 360版Internet Explorerでできたこと
Xbox 360版のInternet Explorerでは、パソコン版と同じようにWebサイトを表示したり、検索したりすることが可能でした。コントローラーを使った操作にも対応しており、テレビ画面でインターネットを見るという新しい利用方法を提供しました。
例えば、ゲーム中に攻略情報を調べたり、動画サイトやニュースサイトをテレビで確認したりする用途が考えられていました。当時はスマートフォンが現在ほど普及していなかったため、家庭用テレビでWebを見る需要も一定ありました。
ただし、パソコン版Internet Explorerと完全に同じ機能が利用できたわけではなく、Flashなど一部のWeb技術への対応や操作性には制限がありました。
なぜMicrosoftはゲーム機にWebブラウザを搭載したのか
MicrosoftがXboxにWebブラウザ機能を搭載した理由の一つは、ゲーム機を単なるゲーム専用機ではなく、家庭向けの総合エンターテインメント端末として発展させる目的があったためです。
インターネット接続が一般化する中で、ゲーム機にもオンライン機能やWebサービスへの対応が求められるようになりました。Xbox Liveなどのオンラインサービスと合わせて、Xboxを家庭の中心的なデジタル機器にする狙いがありました。
また、MicrosoftはWindowsやInternet Explorerで培ったWeb技術をゲーム機にも展開することで、自社サービスとの連携を強化していました。
初代XboxやXbox One以降のブラウザ事情
初代Xboxには、Xbox 360のような一般的なWebブラウザ機能は標準搭載されていませんでした。初代Xboxはゲーム性能やオンラインゲーム環境の構築が中心で、Web閲覧機能は大きく重視されていませんでした。
一方、Xbox One以降ではInternet ExplorerではなくMicrosoft Edgeが標準ブラウザとして採用されています。これはMicrosoftがWindows向けブラウザをInternet ExplorerからEdgeへ移行した流れと同じです。
現在のXboxでは、Edgeを利用してWebサイト閲覧や動画サービスの利用などが可能になっており、Microsoftのブラウザ技術は形を変えながらゲーム機にも引き継がれています。
Internet Explorerとゲーム機向けブラウザのまとめ
Internet Explorerはパソコン向けブラウザとして有名ですが、実際にはXbox 360などのゲーム機でもWeb閲覧用ブラウザとして提供されていました。
ただし、ゲーム機版のInternet Explorerはパソコン版と完全に同じものではなく、テレビやコントローラーで利用することを前提に調整されたバージョンでした。
Microsoftはその後、Internet ExplorerからMicrosoft Edgeへ移行しましたが、ゲーム機でWebサービスを利用できるという考え方は現在のXboxにも受け継がれています。


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