mixiやFacebookなどのSNSでは、相手からメッセージを送ってきたのに、その後はこちらから話題を振らないと会話が進まず、やがて返信まで来なくなることがあります。「声をかけてきたのは相手なのに、なぜ自分が会話を盛り上げなければならないのだろう」と疑問に感じる場面です。
しかし、最初にメッセージを送ることと、会話を長く続ける能力や意思があることは別です。軽い興味から声をかける人もいれば、相手から話題を提供してもらうことを期待する人、単純に文章でのコミュニケーションが苦手な人もいます。
SNSの会話が長続きしなかったからといって、「自分の話がつまらなかった」「相手を満足させられなかった」と直ちに考える必要はありません。会話は一人で成立させるものではなく、お互いが少しずつ関心を示して初めて続いていくものだからです。
- 自分から声をかけたのに会話を続けない人がいる理由
- 「声をかけた人=会話が上手な人」ではない
- 相手から話題を振ってもらうことを期待している場合もある
- 会話は「相手を満足させるもの」と考えなくてよい
- 長続きする会話はキャッチボールになっている
- 共通の趣味があると会話は続きやすいが必須ではない
- 趣味の一致より「お互いへの関心」の方が重要なこともある
- 返信が来なくなった理由は本人にしか分からない
- 「会話が下手」ではなく相性が合わないだけかもしれない
- SNSで会話を続けやすくする簡単なコツ
- 無理に毎回質問しなくてもよい
- 一方的なやり取りになっているか見分けるポイント
- 声をかけてくる男性全員に同じ目的があるわけではない
- 知らない相手とのSNS交流では安全面も忘れない
- 会話を長続きさせること自体を目標にしなくてもよい
- まとめ|会話は相手を満足させ続けるものではなく二人で作るもの
自分から声をかけたのに会話を続けない人がいる理由
SNSで最初に声をかける理由は、人によって大きく異なります。「この人とじっくり話したい」という明確な目的があるとは限りません。
プロフィールや写真を見て何となく気になった、そのとき暇だった、友達を増やしたかった、恋愛対象になるか知りたかったなど、軽いきっかけでメッセージを送ることもあります。
例えば「こんにちは。よかったら話しませんか?」と送った時点では興味があっても、数往復したところで共通の話題が見つからず、そのまま会話が止まることは十分に考えられます。これは男女を問わず起こり得るSNS特有のコミュニケーションです。
「声をかけた人=会話が上手な人」ではない
最初のメッセージを送れることと、話題を次々と作れることも別の能力です。積極的に声をかける人でも、その後に何を話したらよいか分からなくなることがあります。
「こんにちは」「どこに住んでいますか?」「休みの日は何をしていますか?」といった最初の質問まではできても、返事を受け取ったあとに話を広げることが苦手な人もいます。
そのため、返事が短いからといって必ずしも「相手がつまらないと思っている」とは限りません。単純に文章で雑談することが苦手だったり、相手自身も「何を返せばいいのだろう」と困っていたりする可能性があります。
相手から話題を振ってもらうことを期待している場合もある
コミュニケーションには、「自分からどんどん話題を提供するタイプ」と「相手が出した話題に反応するタイプ」がいます。後者同士が出会うと、どちらも相手からの話題を待つため、なかなか会話が進みません。
例えば一方が「映画が好きです」と答えたとき、もう一方が「そうなんですね」で終わってしまえば会話は止まりやすくなります。一方、「どんな映画が好きですか?」「最近見て面白かった作品はありますか?」と返せば続きやすくなります。
ただし、毎回こちらだけが質問して相手が答えるだけになっているなら、無理に話題を作り続ける必要はありません。それでは会話というより、一方が聞き役を担当し続ける状態になってしまいます。
会話は「相手を満足させるもの」と考えなくてよい
SNSで返信が来なくなる経験が続くと、「自分は会話が下手なのではないか」「もっと面白いことを言って相手を満足させなければならないのでは」と考えてしまうことがあります。
しかし、友人関係や恋愛を含む日常的なコミュニケーションは、接客サービスではありません。片方が相手を楽しませ続ける必要はなく、お互いに話したいことを出し合い、お互いに相手へ興味を持つことが基本です。
例えば、自分が「休日は何をしているんですか?」と質問して相手が「ゲーム」とだけ返したとします。そこで「何のゲームですか?」とさらに質問することはできますが、その後も「RPG」「そう」「別に」のような返事ばかりなら、会話が続かない原因を質問した側だけに求めるのは不自然です。
長続きする会話はキャッチボールになっている
会話をキャッチボールに例えることがありますが、SNSのメッセージでも同じです。片方が話題というボールを投げ、もう片方が受け取って少し内容を加えて返すことで会話が続きます。
「今日はカフェに行ってきたよ」というメッセージに「そうなんだ」だけを返すこともできます。しかし「いいね。どんなカフェ?自分は最近コーヒーにハマってる」のように返せば、相手には次に話せる材料ができます。
重要なのは、これを双方が行うことです。一方だけが毎回質問を考え、相手は短く答えるだけという関係では、質問する側が疲れてしまいます。
共通の趣味があると会話は続きやすいが必須ではない
共通の趣味がある人同士は、確かに会話を続けやすくなります。好きな音楽、映画、ゲーム、旅行、スポーツ、ペットなど、最初から共有できる話題があるからです。
例えば二人とも猫を飼っていれば、「何歳?」「どんな性格?」「この前こんなことをした」と自然に話題が広がります。同じゲームをしていれば、アップデートや好きなキャラクターについても話せます。
ただし、趣味が一致していなければ仲良くなれないわけではありません。むしろ「自分は知らないけれど、それってどんなところが面白いの?」と相手の趣味へ興味を持つことで会話が広がることもあります。
趣味の一致より「お互いへの関心」の方が重要なこともある
趣味が完全に一致していても、相手そのものに関心がなければ会話は続かないことがあります。逆に趣味が違っていても、お互いが相手の話を知りたいと思っていれば長く話せることがあります。
会話が続きやすい相手には、「質問したら相手からも質問が返ってくる」「自分の話を覚えている」「以前の話題を後日また取り上げてくれる」といった特徴があります。
例えば以前「今度資格試験がある」と話した相手から、後日「そういえば試験どうだった?」と聞かれれば、自分の話を覚えてくれていたことが分かります。このような相互的な関心は、単に同じ趣味を持っていること以上に人間関係を支える場合があります。
返信が来なくなった理由は本人にしか分からない
メッセージの返信が突然なくなると、「つまらないと思われたのかな」と考えがちです。しかし、返信が途切れたという事実だけから相手の気持ちを断定することはできません。
仕事が忙しくなった、ほかのことに興味が移った、SNSを見る頻度が減った、返信を忘れた、何と返せばよいか分からなかった、そもそも深い交流を求めていなかったなど、さまざまな可能性があります。
もちろん、会話への関心が薄れた可能性もあります。しかし、その場合でも「こちらの会話能力が低かったから」とは限りません。単純に相性が合わなかったというケースもあります。
「会話が下手」ではなく相性が合わないだけかもしれない
同じ話をしても、相手によって反応は大きく変わります。ある人にはまったく響かなかった話題が、別の人とは何時間でも盛り上がることがあります。
例えばゲームの話をまったくしない人にゲームの話をしても会話は広がりにくいかもしれません。しかしゲーム好きの相手なら、作品名を出しただけで次々と話題が出てくる可能性があります。
これは「面白い人」と「つまらない人」に分かれているというより、関心やテンポの相性が違うためです。話す頻度についても、毎日メッセージしたい人と週に一度で十分な人では、お互いの期待が合いません。
SNSで会話を続けやすくする簡単なコツ
会話を続けたい相手がいる場合は、無理に面白い話を作るより、「相手の返事に一つ情報を足して返す」ことを意識すると楽になります。
例えば相手から「今日は仕事でした」と来た場合、「お疲れさま」だけでも問題ありませんが、「お疲れさま。忙しかった?私は今日は買い物に行ってきたよ」のように、自分の情報を少し足すと次の話題を選びやすくなります。
質問ばかりにならないよう、「質問+自分の話」を組み合わせる方法も使えます。「映画は見る?私はホラー映画が好きで最近○○を見たよ」といった形なら、尋問のようになりにくくなります。
無理に毎回質問しなくてもよい
会話を止めないために毎回疑問文を付ける必要はありません。「?」ばかりのメッセージになると、相手によっては質問攻めにされているように感じることもあります。
「それ面白そう」「自分も似た経験がある」「それは大変だったね」のように感想を返すだけでも立派な会話です。そこから相手が話を広げてくれることもあります。
そして、こちらが話題を出しても相手が広げようとしないのであれば、一度会話が止まることを受け入れても構いません。相手に続ける意思があれば、後から相手自身が別の話題を持ってくることもあります。
一方的なやり取りになっているか見分けるポイント
「自分の会話が悪いのか」「相手にあまり交流する意思がないのか」が分からない場合は、数回のメッセージ全体を見てみると判断しやすくなります。
| やり取り | 考えられる状態 |
|---|---|
| お互いに質問する | 双方に相手を知ろうとする姿勢がある |
| 相手からも新しい話題が出る | 比較的会話が続きやすい |
| こちらの話を掘り下げてくれる | 話への関心が感じられる |
| こちらだけが毎回質問する | 一方的な会話になっている可能性 |
| 「うん」「そう」だけが何度も続く | 会話が苦手、または関心が低い可能性 |
| 途切れても相手から後日連絡が来る | 返信頻度が低いだけの可能性もある |
一回の短い返信だけで判断する必要はありません。仕事中だったなど、そのときの事情もあるからです。ただし何度やり取りしても一方通行なら、自分一人で関係を維持しようとしなくてもよいでしょう。
声をかけてくる男性全員に同じ目的があるわけではない
SNSで知らない男性からメッセージが来ると、その意図が気になることがあります。しかし「男性だからこういう目的」と一括りにはできません。
友達が欲しい人、恋人を探している人、単なる暇つぶしの人、同じ趣味の人と交流したい人など目的はさまざまです。複数の相手へ軽い挨拶を送り、反応が合う人とだけ話そうとしているケースも考えられます。
したがって、「向こうから声をかけたのだから、自分との会話を必ず大切にしてくれるはず」と期待すると、実際の温度差に疲れてしまうことがあります。最初のメッセージはあくまで交流の入口と考え、その後の態度を見て関係を判断する方が現実的です。
知らない相手とのSNS交流では安全面も忘れない
mixiやFacebookなどで面識のない相手と話す場合は、会話を続けること以上に安全面も重要です。少し話しただけの相手へ住所、勤務先、電話番号、日常的に一人になる時間などの詳しい個人情報を伝える必要はありません。
また、急にLINEなど別サービスへ移動するよう求める、金銭・投資・副業の話を持ち出す、性的な写真を要求する、何度断っても会おうとするなど、不安を感じる行動があれば距離を置きましょう。
相手からメッセージを送ってきたというだけで、返信する義務も会う義務もありません。違和感が強い場合は返信をやめ、各サービスのブロックや報告機能を利用する選択肢があります。
会話を長続きさせること自体を目標にしなくてもよい
SNSではたくさんの人と出会える反面、短期間で終わる交流も多くなります。すべての人との会話を長続きさせる必要はありません。
むしろ、「こちらから話題を出さなくても時々向こうから話してくれる」「無言の期間があっても気まずくない」「話題を無理に探さなくても自然に話せる」という相手の方が長く付き合いやすい場合があります。
自分を面白く見せる努力ばかりをするより、自分の普通の話にも興味を示してくれる相手を探すという考え方も大切です。
まとめ|会話は相手を満足させ続けるものではなく二人で作るもの
SNSで自分から声をかけてきた人が、その後ほとんど話題を出さないことは珍しくありません。最初は興味があったものの会話のきっかけを作れない人、相手から話題を振ってもらうタイプの人、文章での会話が苦手な人、軽い交流しか求めていない人など、さまざまな可能性があります。
共通の趣味があれば話題を作りやすくなるのは確かですが、趣味が一致しなければ会話が続かないわけではありません。それ以上に、相手の話へ関心を示す、質問を返す、自分の話も少し提供するといった双方向のやり取りが重要です。
そして最も大切なのは、「自分が相手を満足させなければ会話は続かない」と背負い込まないことです。こちらから何度も話題を振っているのに相手からはほとんど何も返ってこないなら、それは自分の会話力だけの問題ではありません。
話し上手でなくても、お互いのテンポや関心が合えば自然に続く関係はあります。無理にすべての人との会話を長続きさせようとせず、「自分も話していて楽しいか」「相手もこちらを知ろうとしてくれているか」という視点で交流相手との相性を見ると、SNSでのコミュニケーションはずっと楽になります。

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