顔をぼかす方法を写真・動画別に解説|モザイク・ふんわりぼかしをスマホで入れるやり方

写真、ビデオ

SNSへ写真や動画を投稿するとき、「顔だけぼかしたい」「人物が特定されないようにしたい」「写真で見かけるふんわりした顔ぼかしを再現したい」と思うことがあります。顔を隠す加工には、モザイク、通常のぼかし、強いブラー、スタンプなど複数の方法があり、見本によって適した加工が異なります。

見本画像そのものが確認できない場合、「このように」がモザイクなのか、境界の柔らかいぼかしなのか、顔の動きに追従する動画加工なのかまでは断定できません。ただし、静止画ならCanvaなどの部分ぼかし、動画ならCapCutなどのぼかし+マスクを使うと、多くの「顔だけぼかす」加工を再現できます。

この記事では、スマートフォンだけでもできる方法を中心に、写真と動画を分けて具体的な手順を解説します。

まず確認|顔ぼかしには主に4種類ある

一口に「顔をぼかす」といっても、実際には見た目の異なる加工があります。再現したい画像に近いものを選ぶのがポイントです。

種類 見た目 向いている用途
通常のぼかし 輪郭がふんわり溶ける SNS写真、おしゃれな顔隠し
モザイク 四角いピクセル状になる 個人情報・顔をしっかり隠す
強いブラー 顔全体が大きくにじむ 人物を分かりにくくする
動くぼかし 動画内で顔を追いかける 動画・リール・TikTokなど

見本が「顔の形はなんとなく残っているが、目鼻が判別できない」という状態なら通常のぼかしが近く、「四角い粒で顔が隠れている」ならモザイクです。

一方、横方向へ流れたような加工や円形ににじんだ加工は、モーションブラーや特殊エフェクトの場合があります。その場合は単純なモザイクでは完全には同じ見た目になりません。

写真ならCanvaで顔だけぼかす方法が簡単

写真の顔だけをぼかすなら、Canvaの部分ぼかし機能を利用できます。Canva公式では、画像をアップロードした後、「編集」→「エフェクト」→「ぼかし」から「ブラシ」を選び、一部分だけにぼかしやモザイクを入れられると案内されています。Canva公式・写真のぼかし/モザイク加工[参照]

基本的な流れは、写真を読み込み、ぼかしのブラシを選び、指やマウスで顔の部分をなぞるだけです。顔全体を少し大きめになぞると、目や口だけが不自然に残るのを防ぎやすくなります。

ぼかしの強さも調節できるため、「顔は分かる程度に軽くぼかす」「誰か判別しにくいくらい強くぼかす」といった使い分けができます。

Canvaで写真の顔をぼかす具体的な流れ

スマートフォンでもパソコンでも、基本的な考え方は同じです。

  1. Canvaで加工したい写真を開く
  2. 画像編集を開く
  3. 「ぼかし」に関する機能を選ぶ
  4. 「ブラシ」を選択する
  5. 顔の上をなぞる
  6. 強さやブラシサイズを調整する
  7. 加工済み画像を書き出す

例えば顔の輪郭ぎりぎりをなぞるよりも、髪の内側を含めて少し広めに塗ると自然に見えます。プライバシー目的の場合は、顔の一部分だけでなく目・鼻・口を十分覆う範囲へ加工をかけます。

Canva公式では、ブラシによる部分ぼかしのほか、画像全体へのぼかしにも対応しています。Canva公式[参照]

おしゃれな「ふんわり顔ぼかし」にするコツ

SNSでよく見る柔らかな顔ぼかしにしたい場合は、粗いモザイクではなく通常のぼかしを使うのが向いています。

ポイントは、顔の輪郭よりほんの少し内側からぼかし、境界をできるだけ柔らかくすることです。丸いブラシを使い、中心を強く、輪郭付近を弱くすると自然に見えます。

例えば顔全体に最大強度のぼかしを一度だけかけるより、中程度のぼかしを数回重ねた方が、元画像との境界が目立ちにくくなることがあります。

モザイク風にしたい場合は「ピクセル化」を使う

見本画像が四角い粒の集合のようになっているなら、それは通常のぼかしではなく「モザイク」「ピクセル化」と呼ばれる加工です。

モザイクは画像の細部を複数の画素単位でまとめるため、目・鼻・口などの特徴を見えにくくできます。プライバシー目的で顔を隠すなら、軽いぼかしよりも強いモザイクの方が識別しにくい場合があります。

ただし、モザイクを細かくしすぎると元の顔立ちが分かることがあります。誰か特定できないようにする目的なら、十分な強さを選びましょう。

動画の顔ぼかしならCapCutで作れる

動画では人物が動くため、静止画のように一か所へぼかしを置くだけでは、顔がぼかしの外へ出てしまいます。そのため、ぼかしとマスクを組み合わせ、顔の位置に追従させる編集が必要です。

CapCut公式では、動画にBlurエフェクトを適用し、円形などのマスクで顔の範囲を指定する方法を案内しています。また、顔が動く場合はマスクトラッキングやキーフレームで追従させる方法も紹介されています。CapCut公式・動画の顔をぼかす方法[参照]

「写真ではなくTikTokやInstagramリールの顔がずっとぼけている」という見本なら、このタイプの加工である可能性が高いでしょう。

CapCutで顔だけをぼかす基本手順

CapCutで動画の一部分だけをぼかす場合は、全画面にぼかしをかけるのではなく、顔部分だけに表示されるようマスクを使います。

  1. 新規プロジェクトに動画を読み込む
  2. 動画へ「ぼかし」系エフェクトを適用する
  3. 同じ動画をオーバーレイなどで重ねる
  4. 円形または楕円形のマスクを使う
  5. マスクを顔の大きさへ合わせる
  6. 人物が動く場合は追跡またはキーフレームを設定する
  7. 動画全体を確認して書き出す

CapCut公式の案内でも、iPhoneでは動画にぼかしを適用し、同じ動画をオーバーレイしてマスクを使い、必要に応じてキーフレームで動きを追従させる方法が紹介されています。CapCut公式[参照]

アプリのバージョンによってボタン名や配置が変更されることがあるため、「エフェクト」「Blur/ぼかし」「マスク」「トラッキング」といった項目を目印にすると探しやすくなります。

顔が動く動画はキーフレームかトラッキングが重要

動画編集でよくある失敗が、最初のフレームだけ顔にぼかしを合わせ、そのまま最後まで再生してしまうことです。人物が右へ移動すると、ぼかしだけが元の位置に残ってしまいます。

顔の動きが小さい動画なら、数秒ごとにキーフレームを追加して、ぼかしの位置を手動で動かしても十分です。顔が大きく移動する場合は、自動トラッキングに対応した機能を使う方が楽です。

CapCutの公式解説では「Track mask」を利用して、マスクを動く顔へ追従させる方法も案内されています。CapCut公式・マスクトラッキング[参照]

iPhone標準の写真アプリだけで同じぼかしができるとは限らない

iPhoneの「写真」アプリには、明るさや色などの編集機能がありますが、一般的な画像編集アプリのように「顔を指でなぞってモザイクをかける」という専用機能が常に用意されているわけではありません。

そのため、部分的な顔ぼかしをきれいに作りたい場合は、Canvaなどの部分ぼかしに対応した画像編集サービスを使う方が分かりやすいでしょう。

「標準アプリだけで何とかしよう」として不透明なペンで塗りつぶすこともできますが、見本のような自然なぼかしを再現したい場合には向いていません。

顔を隠すだけならスタンプや塗りつぶしも有効

目的が「おしゃれな加工」ではなく「絶対に顔を見せたくない」ことであれば、ぼかし以外の方法も検討できます。

例えば顔全体へ不透明なスタンプを置いたり、単色で完全に塗りつぶしたりすれば、弱いぼかしよりも情報を隠しやすくなります。

プライバシー保護が目的の場合、「見た目がぼけている」だけではなく、目・鼻・口などの特徴が本当に判別できないかを投稿前に確認することが重要です。

顔のぼかしは弱すぎると本人が分かることがある

顔をぼかしたからといって、必ず匿名化できるわけではありません。ぼかしが弱いと、輪郭、髪型、服装、背景、体格などから人物を特定できる場合があります。

特に知人同士で見るSNSでは、顔の細部が見えなくても「この髪型と服なら○○さん」と推測されることがあります。

個人を特定されたくない画像では、顔だけでなく名札、制服、車のナンバー、住所が分かる看板、学校・職場のロゴなども確認してください。

顔の一部分だけ隠すならブラシサイズを小さくする

目元だけをぼかしたり、口元だけを隠したりする加工もできます。その場合は部分ぼかしのブラシサイズを小さくし、隠したい範囲だけをなぞります。

例えばSNS用の雰囲気写真で「目だけふんわり隠す」なら、横長になるよう数回ブラシを動かします。一方、人物を特定させない目的なら目だけでは不十分な場合があります。

用途によって「デザインとして隠す」のか「匿名化するために隠す」のかを分けて考えると、適切な強さを選びやすくなります。

複数人の顔をぼかす場合

集合写真の場合は、一人ずつ部分ぼかしを入れていきます。ブラシ式なら顔ごとになぞり、動画ならそれぞれの人物に別のマスクを設定する必要がある場合があります。

人数が多い写真では、顔だけを細かく加工するより、背景にいる人物全体をまとめてぼかす方が作業しやすいこともあります。

Canvaには背景全体をぼかす機能もあり、背景の通行人などをまとめて目立たなくしたい用途にも利用できます。Canva公式・背景ぼかし[参照]

具体例|Instagramへ載せる写真で顔だけふんわり隠したい場合

例えば友人と撮影した写真をInstagramへ投稿し、自分は写したまま友人の顔だけ柔らかく隠したいとします。

この場合はCanvaなどで写真を開き、「ぼかし」のブラシを選び、友人の顔全体を数回なぞります。粗いモザイクではなく通常のぼかしを選び、境界が分かりすぎない程度に調整すると自然です。

投稿前に画像を拡大し、目や口などが判別できすぎていないか確認します。

具体例|TikTok動画で歩いている人の顔を隠したい場合

歩いている人物の顔は位置が常に変わるため、静止したぼかしでは隠し続けられません。

CapCutなどで顔の位置に円形マスクを設定し、自動トラッキングが利用できる場合は顔を追従させます。自動追跡がうまくいかなければ、キーフレームを追加して手動で位置を修正します。

書き出す前には最初から最後まで動画を再生し、一瞬でも顔がぼかしから外れていないか確認しましょう。

見本とまったく同じぼかしにしたい場合は加工の種類を見分ける

「この画像と同じにしたい」という場合は、使用アプリを探す前に、まず加工の見た目を観察します。

四角いブロックならモザイク、滑らかににじんでいるなら通常ぼかし、横方向へ流れているならモーションブラー、顔の周囲だけ境界が丸ければ円形マスクを使った可能性が高いでしょう。

また、画像編集アプリによってぼかしの質感は異なります。同じ「Blur」という名前でも完全に同じ見た目にはならないことがあるため、強さ、ブラシサイズ、境界の柔らかさを微調整するのが再現のコツです。

まとめ|写真は部分ぼかし、動画はぼかし+マスクで顔を隠せる

顔をぼかす方法は、加工したいものが写真か動画かで大きく変わります。写真ならCanvaなどの部分ぼかしブラシを使い、顔を直接なぞる方法が簡単です。Canva公式でも、ブラシを使って写真の一部分だけをぼかし・モザイク加工できると案内されています。Canva公式[参照]

動画ならCapCutなどで「ぼかし+マスク」を組み合わせ、顔が動く場合はトラッキングやキーフレームを利用します。CapCut公式でも動画の顔ぼかしとマスク追跡の方法が紹介されています。CapCut公式[参照]

見本が確認できない状態では、その加工が通常のぼかし・モザイク・モーションブラーのどれなのかまでは特定できません。しかし、四角い粒ならモザイク、滑らかなら通常ぼかし、動画で顔について動いているならマスク追従、と見分ければ再現方法を選びやすくなります。

顔を隠す目的がプライバシー保護なら、加工後に拡大しても人物を判別できない程度まで十分にぼかし、顔以外の個人情報も写っていないか確認してから投稿することが大切です。

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