メルカリの値下げ交渉はどこまでOK?13,500円→12,000円の利益を計算して判断する方法

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メルカリで商品を出品していると、「12,000円まで値下げできますか?」のような値下げ依頼が届くことがあります。早く売りたい気持ちがある一方、送料や販売手数料を考えると、1,000円程度の値下げでも実際の利益には大きく影響します。

値下げを受けるかどうかは「何%までなら普通」という基準だけで決めるより、値下げ後の手取り額と、自分が最低限残したい金額から判断するのがおすすめです。

ここでは13,500円の商品に12,000円への値下げ依頼が来て、送料が約1,500円かかるケースを例に、利益がどの程度変わるのか、どこまで値下げすると納得しやすいのかを具体的に解説します。

13,500円から12,000円への値下げは約11%引き

13,500円の商品を12,000円にすると、値下げ額は1,500円です。元の販売価格に対する値下げ率は約11.1%になります。

金額だけを見ると1,500円の値下げですが、出品者が実際に受け取る利益への影響を考えると小さくありません。メルカリでは商品が売れた際に販売価格の10%が販売手数料として差し引かれます。[参照] メルカリ公式「販売手数料」

そのため、値下げ交渉では「1,500円安くしてもいいか」ではなく、「12,000円で売った場合に最終的にいくら残るか」を計算してから返答すると判断しやすくなります。

送料1,500円なら実際の手取りはいくらになる?

販売手数料10%、送料を約1,500円として単純計算すると、13,500円で売れた場合の手取りは次のようになります。

13,500円-1,350円(販売手数料)-1,500円(送料)=10,650円

12,000円まで値下げした場合は、12,000円-1,200円(販売手数料)-1,500円(送料)=9,300円です。

販売価格 販売手数料10% 送料 手取り目安
13,500円 1,350円 1,500円 10,650円
13,000円 1,300円 1,500円 10,200円
12,800円 1,280円 1,500円 10,020円
12,500円 1,250円 1,500円 9,750円
12,000円 1,200円 1,500円 9,300円

13,500円から12,000円へ変更すると、送料が同じなら手取りは10,650円から9,300円となり、1,350円減る計算です。「利益が1,300円ほど変わる」という感覚はおおむね合っています。

値下げの上限は「最低手取り額」を先に決めると簡単

値下げ交渉のたびに「500円ならいい?1,000円は下げすぎ?」と考えるより、最初に最低手取り額を決めておくと判断が簡単になります。

例えば「送料と手数料を引いて最低1万円は残したい」と決めた場合、上の条件では12,800円なら手取りが約10,020円です。つまり12,800円前後が一つの下限になります。

一方、「9,000円台でも構わないので今日売りたい」という商品なら12,000円を受ける選択もできます。値下げ幅そのものより、値下げ後の手取りに自分が納得できるかが重要です。

13,500円→12,000円を断っても問題ない

購入希望者から値下げを依頼されても、必ず応じる必要はありません。出品者が現在の価格で売りたいのであれば、その価格を維持して構いません。

特に出品した直後、相場よりすでに安い商品、送料が高い大型商品、いいねや閲覧が多い商品なら、急いで11%程度値下げする必要性は低くなります。別の購入者が現在価格に近い金額で購入する可能性もあるためです。

反対に、数週間・数か月売れていない商品や、早く処分したい商品なら、12,000円で確実に購入してもらえることに価値があります。保管スペースや再出品の手間も含めて判断するとよいでしょう。

中間の12,500円や12,800円を提案する方法もある

13,500円から12,000円への値下げが大きいと感じても、交渉そのものを断る必要はありません。中間価格を提示する方法があります。

例えば「送料が高いため12,000円は難しいですが、12,800円でしたら値下げ可能です」と伝えれば、出品者側は手取り約1万円を維持できます。もう少し売却を優先するなら12,500円という選択肢もあります。

値下げ希望額は購入希望者側の希望にすぎません。「12,000円にしてほしい」と言われたからといって、13,500円か12,000円の二択ではありません。

値下げ率5~10%は目安にはなるが絶対的な相場ではない

個人間取引では「何%までの値下げなら普通」という公式ルールはありません。5%程度であれば受ける人もいれば、出品価格を最初から限界まで下げているため100円も値下げしない人もいます。

例えば13,500円から5%下げると約12,825円、10%下げると12,150円です。12,000円という希望価格は約11%引きなので、少額の値下げというより、ある程度まとまった交渉と考えられます。

そのため、出品直後なら12,800~13,000円程度を提示して様子を見る、長期間売れていないなら12,000~12,500円も検討するといったように、出品期間と需要を組み合わせて判断すると合理的です。

商品の相場も値下げ判断に重要

自分の利益だけでなく、同じ商品が実際にいくらで売れているかも確認しましょう。メルカリで同じ商品名・型番を検索し、販売中の商品だけでなく売り切れた商品も確認すると参考になります。

例えば同程度の状態の商品が12,000円前後で多数売れているなら、13,500円を維持しても長期間売れない可能性があります。反対に13,000~15,000円で売れているなら、12,000円まで下げる必要性は低いでしょう。

付属品、商品の状態、カラー、サイズ、限定品かどうかなどでも相場は変わります。「同じ商品名だから同じ価格」とは限らないため、できるだけ条件の近い売却済み商品と比較します。

仕入れ値がある商品なら「利益」の意味にも注意

13,500円から手数料と送料を引いた10,650円は、厳密には必ずしも「利益」ではありません。商品を購入・仕入れた費用がある場合は、そこから取得費用なども考える必要があります。

例えば商品を8,000円で購入していたなら、13,500円で売った場合と12,000円で売った場合では、最終的な差の重みが大きく感じられるでしょう。一方、不用品整理で購入代金を回収することを重視していない場合は、手取り9,300円でも十分と考えることがあります。

梱包資材に費用がかかる大型商品なら、その費用も忘れずに計算しましょう。送料1,500円のつもりでもサイズオーバーで配送方法が変わる可能性がある場合は、少し余裕を持った下限価格にしておくと安心です。

値下げしたからといって必ず購入されるとは限らない

値下げ交渉で注意したいのは、希望価格へ変更しても相手が必ず購入するとは限らないことです。値下げ後に購入されず、そのまま連絡がなくなるケースもあります。

そのため、自分が本当は12,000円では売りたくないのに「購入してくれそうだから」という理由だけで無理に下げるのはおすすめできません。購入されなかった場合でも維持してよいと思える価格までにしておくと後悔しにくくなります。

また、値下げ後はほかの利用者が先に購入する可能性もあります。取引条件やサービスの仕組みを無視した独自ルールに頼るより、メルカリの正式な機能とルールの範囲内で対応するのが安全です。

まとめ:13,500円なら12,500~12,800円を返すのも現実的

13,500円の商品を12,000円へ値下げすると1,500円引き、約11.1%の値下げになります。販売手数料10%、送料約1,500円なら、手取りは約10,650円から約9,300円へ下がり、その差は約1,350円です。

手取り1万円程度を確保したいなら、今回の条件では12,800円前後が一つの分かりやすいラインです。13,500円からいきなり12,000円へ下げることに抵抗があるなら、12,500円や12,800円を提示する方法があります。

ただし、正解となる値下げ率はありません。出品したばかりなら現在価格に近い金額で待つ、長期間売れていないなら値下げを大きくするなど、商品の相場・需要・出品期間・最低手取り額を基準に判断するのがおすすめです。

値下げ交渉では「相手がいくら希望しているか」よりも、「その価格で売れたあと自分が納得できるか」を基準にすると判断しやすくなります。送料が高い商品ほど、値下げボタンを押す前に販売手数料と送料を差し引いた手取りを計算しておきましょう。

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