LINEオープンチャットには、通常のトークとは別に、特定のメッセージを起点として話題ごとの会話スペースを作れる「スレッド」機能があります。大人数のオープンチャットでは便利な一方、「参加者全員が自由にスレッドを作れると乱立しそう」「管理者や共同管理者だけに作成を許可できないのか」と気になることもあります。
LINEヤフーの公式情報を確認すると、スレッドは管理者・共同管理者だけでなく、すべてのメンバーが作成できる仕様として案内されています。一方、2026年8月時点の公式ヘルプには、「スレッド作成を管理者だけに制限する権限」や「オープンチャット単位でスレッド機能をオフにする設定」は案内されていません。
また、参加しているオープンチャットでスレッドの項目が見当たらない場合、管理者が意図的にスレッドを無効化しているとは限りません。LINEのバージョン、使用している端末、スレッド化しようとしている元メッセージの送信時刻なども確認する必要があります。
この記事では、LINEオープンチャットのスレッド作成権限、無効化の可否、スレッドが表示されない場合の確認ポイント、乱立を防ぐ現実的な運用方法まで整理して解説します。
- 結論:スレッド作成を管理者だけに限定する設定は現在確認できない
- 共同管理者には権限設定があるが、スレッド専用権限は確認できない
- スレッド機能そのものをオフにする設定はある?
- スレッドはどのように作成する?
- スレッドはいつまでも作れるわけではない
- 参加中のオープンチャットでスレッドがないのは管理者設定とは限らない
- 古いLINEアプリではスレッドが利用できないことがある
- 2024年当初は順次提供だったが、現在は全体公開されている
- スレッドの乱立が心配な場合はルール運用が現実的
- スレッドは思ったほど永続的に乱立し続ける仕組みではない
- スレッド一覧から既存の話題を確認できる
- スレッドを削除したい場合は元メッセージとの関係に注意
- スレッドを使いたくないなら「作成しない」という運用は可能
- サブトークルームとスレッドは別の機能
- スレッドが表示されないときの確認手順
- 管理画面に「スレッド」の設定項目がなくても異常ではない
- まとめ:現在は全員がスレッドを作成でき、管理者限定・完全無効化の設定は確認できない
結論:スレッド作成を管理者だけに限定する設定は現在確認できない
LINEヤフーがスレッド機能を正式公開した際の公式案内では、「スレッドの作成はオープンチャットの管理者・共同管理者に限らず全てのメンバーが作成できます」と明記されています。
[参照] LINEヤフー「LINEオープンチャット、スレッド機能が新登場!」
現在のLINEヘルプセンターでも、参加者向けの基本機能として「スレッドを利用する」が掲載されており、通常メンバーがスレッドを利用できる前提で説明されています。
[参照] LINEヘルプセンター「オープンチャットの基本的な仕組み(参加者向け)」
そのため、現時点では「Aさんにはスレッド作成を許可するが、Bさんには許可しない」「管理者と共同管理者だけ作成可能にする」といった個別のスレッド作成権限は、少なくとも公式に案内されている設定項目にはありません。
共同管理者には権限設定があるが、スレッド専用権限は確認できない
LINEオープンチャットでは、管理者が共同管理者を設定し、その共同管理者に与える権限を変更できます。
公式ヘルプでは、トーク画面上部のメニューから「設定」→「権限」と進み、変更したい項目を設定する方法が案内されています。
[参照] LINEヘルプセンター「オープンチャットの基本的な仕組み(管理者向け)」
ただし、現在の公式ヘルプでは「スレッドを作成できる人」を管理する専用権限は案内されていません。共同管理者の権限設定が存在するからといって、スレッド作成まで個別に制限できるとは限らない点に注意が必要です。
スレッド機能そのものをオフにする設定はある?
2026年8月時点で確認できるLINE公式の設定管理ページには、オープンチャット名、画像、説明、カテゴリー、公開設定、検索設定、プレビューなど複数の管理項目があります。
しかし、「スレッドを許可する/許可しない」というオン・オフ設定は公式ヘルプ上では案内されていません。
[参照] LINEヘルプセンター「オープンチャットの設定管理」
したがって、「このオープンチャットではスレッド機能を完全に使用禁止にする」という管理者設定を探しても、現在の一般的なLINEオープンチャットでは見つからない可能性が高いです。
スレッドはどのように作成する?
LINEのスレッドは、何もない状態から独立した部屋を新規作成する機能ではありません。すでにトークルームへ送信されているメッセージを起点として作成します。
スマートフォンでは、スレッドにしたいメッセージを長押しし、表示されたメニューから「スレッド」を選択します。その中でメッセージを送信すると、その話題専用の会話スペースとしてスレッドを利用できます。
Windows・Mac版では、対象メッセージを右クリックして「スレッド」を選択する方法が公式ヘルプで案内されています。
スレッドはいつまでも作れるわけではない
現在のLINE公式ヘルプでは、送信から48時間を過ぎたメッセージからは新しいスレッドを作成できないと案内されています。
そのため、古いメッセージを長押ししても「スレッド」が出てこない場合があります。この場合、「そのオープンチャットではスレッドが禁止されている」とは限りません。
たとえば1週間前の投稿を長押しして「スレッドがない」と判断するのではなく、数分前に送信された新しいメッセージでも同じか確認すると切り分けやすくなります。
また、作成されたスレッドも無期限ではありません。現在の公式ヘルプでは、作成から3週間を過ぎたスレッドでは新しいメッセージを送信できないと案内されています。
参加中のオープンチャットでスレッドがないのは管理者設定とは限らない
別のオープンチャットではスレッドが使えるのに、あるオープンチャットでは見当たらない場合、「管理者がスレッドを無効にしたのでは」と考えたくなります。
しかし、公式情報を見る限り、一般的な管理画面にスレッドのオン・オフ設定は案内されていません。そのため、スレッドが見当たらない場合は別の原因も確認する必要があります。
特に確認したいのは、LINEアプリのバージョン、利用端末、対象メッセージが48時間以内かどうかです。
古いLINEアプリではスレッドが利用できないことがある
スレッド機能は2024年に正式公開された機能です。LINEヤフーの正式公開時の案内では、スマートフォン版LINEはバージョン14.7.0以上、デスクトップ版は9.0.0以上が対応条件として案内されていました。
[参照] LINEヤフー「LINEオープンチャット、スレッド機能が新登場!」
現在はさらに新しいLINEバージョンが提供されているため、スレッドが表示されない場合はLINEを最新版へ更新してから確認するのがおすすめです。
同じオープンチャットでも、自分の端末だけ古いLINEを使用していると、他の参加者と表示される機能が異なる可能性があります。
2024年当初は順次提供だったが、現在は全体公開されている
スレッド機能が導入された2024年7月当初は、すべてのオープンチャットへ一斉に提供されたわけではなく、一定数のオープンチャットへ順次適用する方式でした。
そのため、古いQ&Aや解説記事を見ると「スレッドがあるオープンチャットとないオープンチャットがある」という情報が見つかる場合があります。
しかしLINEオープンチャットの管理者向け公式ニュースでは、その後「現在すべてのユーザーに対して公開されております」と案内されています。
[参照] LINEオープンチャット「Admin Newsletter Vol.9」
そのため2026年現在、単純に「そのオープンチャットだけまだ機能が配信されていない」と考えるのは適切ではありません。古い情報と現在の仕様を分けて考える必要があります。
スレッドの乱立が心配な場合はルール運用が現実的
スレッド作成そのものを技術的に管理者だけへ限定できない以上、乱立を防ぎたい場合はオープンチャット内のルールで運用する方法が現実的です。
たとえば、「スレッドを新しく作る前に既存スレッドを確認する」「同じ話題のスレッドを複数作らない」「質問・イベント・重要な議題だけスレッドを使用する」といったルールを決めます。
具体例として、500人参加している趣味のオープンチャットなら、「雑談はメイントーク」「個別の質問はスレッド」「同じ質問がある場合は既存スレッドへ返信」と決めておくと整理しやすくなります。
技術的に禁止できない機能は、参加時の案内やノートを利用して利用ルールを明確にするほうが管理しやすいでしょう。
スレッドは思ったほど永続的に乱立し続ける仕組みではない
スレッドが無制限に永久保存され続けることを心配する場合は、現在の期限も知っておくとよいでしょう。
LINE公式によると、スレッドを新しく作れるのは元メッセージの送信から48時間以内で、作成から3週間が過ぎるとそのスレッドへ新しいメッセージを送信できなくなります。
また、スレッドの元となったメッセージが送信取消されたり、メンバー全員の履歴から削除された場合、そのスレッドも削除されます。
そのため、Discordなどにある常設チャンネルを参加者が無期限に大量作成する仕組みとは性質が異なります。
スレッド一覧から既存の話題を確認できる
スレッドの乱立を防ぐには、新しいスレッドを作る前に既存スレッドを確認するようメンバーへ案内するのも有効です。
現在のLINEでは、トークルーム右上のスレッドアイコンからスレッド一覧を確認できます。「すべて」では、そのトークルーム内に作成されたスレッドを確認できます。
また、自分が作成したりメッセージを送信したスレッドは「お気に入り」に登録される仕組みがあります。
「質問するときはまずスレッド一覧を確認してください」とルール化しておけば、同じ話題が重複するのをある程度防げます。
スレッドを削除したい場合は元メッセージとの関係に注意
LINEのスレッドは独立した投稿として単純に削除する仕組みではなく、元となったトークメッセージと結び付いています。
公式ヘルプでは、スレッドの元となったメッセージが取り消されたり、メンバー全員の履歴から削除されたりすると、スレッドも削除されると説明されています。
そのため不要なスレッドができた場合でも、「管理者がスレッド一覧から任意のスレッドだけを自由に閉鎖する」という一般的な掲示板のような管理方法とは異なります。
誤ってスレッドを作らせないためにも、事前の運用ルールを決めておくことが重要です。
スレッドを使いたくないなら「作成しない」という運用は可能
システム上のスレッド機能を完全に消せなくても、オープンチャットの運用として「スレッドは使用しない」と決めることはできます。
たとえばノートやアナウンスなどに「このオープンチャットでは原則としてスレッドを使用しません。返信は通常トークでお願いします」と記載しておく方法です。
ただし、これは機能そのものを無効にする設定ではありません。参加者が操作すればスレッドを作成できる可能性があるため、あくまでルールによる制御になります。
「使用しないルール」と「機能をシステム的に無効化すること」は別物と理解しておく必要があります。
サブトークルームとスレッドは別の機能
オープンチャットには「サブトークルーム」という別機能もあります。これはスレッドとは仕組みが異なります。
スレッドは特定のメッセージを起点として一つの話題を掘り下げるための一時的な会話スペースです。一方、サブトークルームはメインのオープンチャット内でテーマなどを分けて利用する別のトークルームです。
たとえば「ゲーム総合」というオープンチャットに「初心者質問」「対戦募集」など長期的に分けたい話題があるならサブトークルームが適しています。一つの質問について数人で詳しく話すならスレッドが向いています。
スレッド乱立が気になる大規模なオープンチャットでは、長期間続く主要テーマをサブトークルームへ分けることも運用上の選択肢になります。
スレッドが表示されないときの確認手順
参加中のオープンチャットでスレッドが使えないように見える場合は、次の順番で確認すると原因を切り分けやすくなります。
- LINEアプリを最新版へ更新する
- 48時間以内に送信された新しいメッセージを選ぶ
- そのメッセージを長押しする
- メニュー内に「スレッド」があるか確認する
- 別のオープンチャットでも同じ操作を試す
- 必要であればLINEアプリを再起動する
特定の古いメッセージだけスレッド化できないのであれば、48時間の制限による可能性があります。
どの新しいメッセージでも表示されず、別のメンバーには表示されている場合は、端末やLINEアプリ側の状態を疑うほうが自然です。
管理画面に「スレッド」の設定項目がなくても異常ではない
管理者としてオープンチャットの「設定」や「権限」を探しても、スレッドをオン・オフする項目が見当たらないことがあります。
現在の公式情報でもスレッド専用の管理設定は案内されていないため、それだけで設定画面の不具合とは判断できません。
同様に「共同管理者の権限」にスレッド作成の項目がない場合も、現在の仕様上は不自然ではありません。
今後LINEが管理者向け機能を追加する可能性はありますが、将来の仕様は変更される可能性があります。重要なオープンチャットを運営している場合は、LINE公式ヘルプやオープンチャットの管理者向けお知らせを定期的に確認するとよいでしょう。
まとめ:現在は全員がスレッドを作成でき、管理者限定・完全無効化の設定は確認できない
LINEオープンチャットのスレッド機能は、特定のメッセージを起点として別の会話スペースを作り、その話題について集中的に話せる機能です。
LINEヤフーの公式情報では、スレッドは管理者・共同管理者だけでなく、すべてのメンバーが作成できると案内されています。
2026年8月時点で確認できる公式ヘルプでは、「スレッド作成を管理者だけに限定する」「特定メンバーだけにスレッド作成権限を付与する」「そのオープンチャットではスレッド機能を完全にオフにする」といった設定は案内されていません。
そのためスレッド乱立を防ぎたい場合は、「同じ話題のスレッドを重複して作らない」「新規作成前にスレッド一覧を見る」「質問だけスレッドを利用する」など、ルールによる運用が現実的です。
また、参加しているオープンチャットでスレッドが見当たらない場合、それが管理者による無効化とは限りません。LINEを最新版に更新し、48時間以内の新しいメッセージを長押しして「スレッド」が表示されるか確認してください。
スレッド機能は2024年の提供開始当初こそ順次解放でしたが、その後LINE公式から全体公開済みと案内されています。そのため、現在スレッドが表示されない場合は、古いLINEバージョン、対象メッセージの期限、端末側の状態などを先に確認するのがおすすめです。
[参照] LINEヤフー「LINEオープンチャット、スレッド機能が新登場!」
[参照] LINEヘルプセンター「オープンチャットの基本的な仕組み(管理者向け)」


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