auのスマートフォン回線を解約したのに、銀行口座やクレジットカードから「KDDI」名義の引き落としが毎月続いていることがあります。金額が1,100円程度だと「解約し忘れたオプションではないか」と考えやすいのですが、金額だけでオプション料金と断定することはできません。
au公式では、回線解約後も請求が続く主な理由として、スマートフォンや周辺機器の分割代金、解約しても自動終了しない一部サービス、au PAY(auかんたん決済)の継続課金などを挙げています。また、契約時期によっては1,100円の契約解除料が発生する場合もありますが、これは通常「毎月続く料金」ではなく解約に伴う請求です。
そのため、毎月同額が続いている場合には、まず請求内訳を確認することが重要です。au IDのパスワードが分からない場合でも、My auの復旧を試したり、契約者本人がau Style・auショップへ本人確認書類を持って相談したりする方法があります。この記事では、au解約後にKDDIから請求が続く原因と、安全な確認手順を整理します。
- auを解約してもKDDIから請求が続くことはある
- 毎月1,100円なら「オプション」と決めつけないことが重要
- 最も多い候補の一つがスマホ本体の分割代金
- 古いWi-Fiルーターなどの契約が残っているケースもある
- 回線を解約しても自動解約にならないサービスがある
- 1,100円という金額だけでサービス名を特定するのは危険
- 解約後でもMy auで請求内容を確認できる
- au IDが電話番号だった場合、解約後にIDが変わることがある
- パスワードが分からない場合は無理に何度も試さない
- auショップへ行けば相談できる?
- 親子でも子どもだけでは自由に契約を変更できない
- 契約者本人と一緒にショップへ行く場合に持っていきたいもの
- ショップでは「何を解約したらいいですか」ではなく請求内訳から確認する
- 端末代金だった場合は無理に一括払いする必要はない
- 口座振替を銀行側で止めるだけの方法はおすすめできない
- 高齢の家族の契約では「毎月の固定費一覧」を作っておくと安心
- 毎月1,100円が何の料金か調べる手順
- 解約から1~2カ月なのか半年以上なのかでも考え方が変わる
- まとめ:auショップで相談可能だが、まず1,100円の請求内容を特定することが大切
auを解約してもKDDIから請求が続くことはある
携帯電話回線を解約すると、すべての請求がその瞬間にゼロになるとは限りません。au公式では、携帯電話・スマートフォンを解約した場合、解約月の翌月が通常の最終請求になると案内しています。
さらに、スマートフォンや周辺機器の分割支払残額がある場合や、端末補償など解約後も継続するサービスが残っている場合には、それ以降も請求が続きます。[参照] au「解約後も請求が続いている理由を教えてください」
クレジットカード払いの場合はカード会社の締め日の関係で、au側の最終請求よりさらに後の月に引き落とされることもあります。したがって「解約した翌月にもKDDIの引き落としがあった」というだけなら、必ずしも契約が残っているとは限りません。
毎月1,100円なら「オプション」と決めつけないことが重要
毎月ちょうど1,100円程度が引き落とされていると、月額オプションを疑いたくなります。しかし、KDDIからの請求には複数の種類があります。
| 考えられる請求 | 特徴 |
|---|---|
| 端末・周辺機器の分割代金 | 解約後も残額がなくなるまで継続する |
| 端末補償などの継続サービス | 回線解約だけでは終了しないものがある |
| au PAY(auかんたん決済)の継続課金 | 他社提供サービスなどが残っている場合がある |
| 契約解除料 | 条件に該当すると最大1,100円だが、通常は毎月ではない |
| 解約前の利用料金 | 請求タイミングのずれで解約後に引き落とされる |
特に重要なのが、2025年10月1日以降に新規契約したau回線を1年以内に解約した場合、最大1,100円の契約解除料が発生するという現在のルールです。[参照] au「解約した場合、契約解除料は請求されますか?」
ただし契約解除料は解約に伴って発生する料金なので、何カ月も毎月1,100円が続いているのであれば、別の請求である可能性を確認する必要があります。
最も多い候補の一つがスマホ本体の分割代金
auでスマートフォンを購入し、24回・36回・48回などの分割払いを利用していた場合、通信回線を解約しても端末代金の支払い義務は残ります。
au公式でも、解約後に端末や周辺機器の分割支払残額がある場合、一括清算をしない限り、契約中と同じ支払方法で請求が継続すると案内しています。[参照] au「解約後の料金の支払方法を教えてください」
たとえば端末の分割代金が月1,100円なら、回線を解約したあとも残り20回なら約20カ月にわたって1,100円前後の請求が続くことがあります。この場合は「解約し忘れたオプション」ではなく、購入済み端末の残債です。
古いWi-Fiルーターなどの契約が残っているケースもある
au公式は、解約後3カ月以上請求が続く原因として、スマートフォンの分割代金だけでなく、過去に契約したデータ通信端末やWi-Fiルーターなどの契約が残っている可能性も案内しています。
こうした機器にも電話番号が割り振られていることがあり、以前はスマートフォン料金とまとめて請求されていたため、利用者が別契約だと認識していない場合があります。[参照] au「思ったより請求額が高いとき」
昔契約したタブレット、モバイルルーター、データ通信機器などがある場合は、それらも確認対象に入れたほうがよいでしょう。
回線を解約しても自動解約にならないサービスがある
「auを解約したのだからオプションも全部終了しているはず」と考えがちですが、サービスによっては回線契約の終了後も継続します。
au公式は、端末補償サービスやau PAY(auかんたん決済)で契約した一部サービスなどについて、回線解約によって自動解約にならない場合があると説明しています。
そのため毎月同じ金額が続いている場合は、「通信料金」ではなく「独立して残っているサービス料金」という可能性も確認します。My auの料金内訳には、au PAY(auかんたん決済)請求継続として表示されるケースもあります。
1,100円という金額だけでサービス名を特定するのは危険
インターネットで「au 1,100円」と検索すると、さまざまなサービスや手数料が表示されます。しかし、同額の商品・サービスが存在するため、金額だけから契約内容を特定することはできません。
また料金改定や割引の適用によって請求額が変わる場合もあります。以前1,100円だったサービスが現在も同じとは限りません。
したがって「1,100円だから○○オプションだろう」と推測して解約手続きを探すより、実際の請求明細に記載された項目名を確認するほうが確実です。
解約後でもMy auで請求内容を確認できる
auでは、回線を解約したあとでもMy au(Web)から請求金額や内訳を確認できます。
確認できれば、「分割支払金」「オプション料金」「au PAY(auかんたん決済)請求継続」など、1,100円の正体を特定しやすくなります。
ただし、au回線解約後はau IDの状態が変わる場合があるため、「昔の電話番号を入力してもログインできない」ということがあります。
au IDが電話番号だった場合、解約後にIDが変わることがある
au IDとして携帯電話番号を使っていた場合、解約後も必ず以前の電話番号だけでログインできるとは限りません。
au公式では、解約などによって電話番号型のau IDが変更されるケースがあり、たとえば080XXXXXXXX_20260801のように、従来のau IDへアンダーバーと解約年月日を付けた形式になる場合があると案内しています。[参照] au「解約後に変更されたau IDでMy auへログインする手順」
その場合、最初は変更後のau IDと以前使用していたパスワードでログインし、その後メールアドレス型のau IDへ変更する手続きに進む仕組みがあります。
したがって「IDは電話番号だから分かる」と思っていても、すでに解約済みならID自体が変更されている可能性があります。
パスワードが分からない場合は無理に何度も試さない
古い契約でパスワードを覚えていない場合、思い当たる文字列を何度も入力するより、au IDのパスワード再設定や公式サポートを利用するほうが安全です。
特に解約済み回線では、以前利用していた電話番号でSMS認証を受けられないなど、通常のパスワード再設定が難しくなる場合があります。
au公式も、電話番号やメールアドレスを解約する前にau IDを変更していない場合、2段階認証ができずログインできなくなる場合があると案内しています。[参照] au「au IDを変更したい」
このような状態なら、自力でのログインだけにこだわらず、auへ契約情報と請求の確認を相談するのが現実的です。
auショップへ行けば相談できる?
au Style・auショップは、契約内容や各種手続きについて相談できる窓口です。そのため、オンラインで請求内容を確認できない場合には、店舗で「解約済み回線についてKDDIから毎月請求が続いているので、何の料金か確認したい」と相談する方法があります。
ただし、請求内容は個人の契約情報なので、誰でも確認できるわけではありません。契約者本人が来店し、本人確認を受けるのが最もスムーズです。
高齢の家族の契約を確認する場合でも、本人が来店できるのであれば、一緒に店舗へ行く方法が分かりやすいでしょう。来店前に店舗へ予約し、必要な本人確認書類も確認しておくと手続きが進みやすくなります。
親子でも子どもだけでは自由に契約を変更できない
親子であっても、成人した親名義の携帯電話契約について、子どもが当然に契約内容を閲覧したり解約したりできるわけではありません。
契約者本人が来店できず、家族が代理で契約変更や解約を行う場合には、手続き内容によって本人確認書類や委任状などが必要になります。
au公式では、代理人による契約内容変更では、代理人本人の本人確認書類と契約者の委任状などが必要と案内しています。解約の場合には契約者本人の本人確認書類のコピーなど追加書類も必要です。[参照] au「代理人による手続きの際に必要な書類」
必要書類は手続きによって異なるため、代理で訪問する予定なら先に店舗またはauサポートへ確認することをおすすめします。
契約者本人と一緒にショップへ行く場合に持っていきたいもの
店舗で請求の確認をする場合は、何の契約か特定できる情報をできるだけ持参するとスムーズです。
- 契約者本人の運転免許証・マイナンバーカードなどの本人確認書類
- 以前利用していたauの電話番号
- KDDIから1,100円が引き落とされた通帳やカード明細
- 契約時にもらった書類が残っていればその書類
- 以前使用していたスマートフォンやau関連機器が残っていれば機種情報
- 分かればau ID
特に銀行通帳やカード明細では、「KDDI」「KDDI料金」など実際に表示されている名称と、毎月の引き落とし日を確認しておきます。
「毎月1,100円くらい」と記憶だけで説明するより、「4月25日、5月27日、6月25日に各1,100円」と具体的に伝えられるほうが、継続課金なのか最終請求なのか判断しやすくなります。
ショップでは「何を解約したらいいですか」ではなく請求内訳から確認する
店舗へ行ったら、最初から「オプションを解約してください」と依頼するのではなく、「この1,100円が何の請求なのか確認してください」と伝えるのがおすすめです。
もしスマートフォン本体の分割代金なら、解約すべきサービスではありません。支払い済み商品の残債なので、そのまま分割払いを続けるか、一括清算を検討することになります。
一方、使っていない継続サービスであれば、サービス名を確認したうえで解約手続きへ進みます。この順番なら、必要な補償サービスなどを誤って止めるリスクも減らせます。
端末代金だった場合は無理に一括払いする必要はない
請求の正体がスマートフォンの残債だった場合、「auを使っていないならすぐ全部払わなければならない」と考える必要はありません。
au公式では、一括清算を申し込まない限り、端末や周辺機器の分割支払残額は従来の支払方法で請求が継続するとしています。
たとえば残額が22,000円で月1,100円なら、20回程度そのまま支払い続けるという選択肢があります。もちろん家計管理上まとめて払いたい場合には、一括清算が可能か確認できます。
口座振替を銀行側で止めるだけの方法はおすすめできない
内容が分からないKDDIの引き落としを見つけると、銀行へ依頼して口座振替自体を止めたくなることがあります。しかし、請求の正体を確認する前に支払いだけ止める方法はおすすめできません。
端末代金や正当な契約料金だった場合には、契約そのものが消えるわけではなく未払いになるだけだからです。
まずKDDI側で請求項目を確認し、不要なサービスなら正式に解約します。身に覚えのない契約や不正利用が疑われる場合は、その旨をKDDIへ申し出て調査してもらうことが先です。
高齢の家族の契約では「毎月の固定費一覧」を作っておくと安心
スマートフォン契約では、通信料金だけでなく端末代金、補償、動画サービス、決済サービスなど複数の料金がまとめて請求されることがあります。
特に長期間利用していると、「これは回線を解約すれば自動で終わる」「これは解約後も残る」という区別が本人にも家族にも分かりにくくなります。
一度請求内容を整理したら、紙などに「サービス名・月額・支払先・解約方法・端末代金の終了予定月」をまとめておくと、その後の確認が簡単になります。
家族がサポートする場合も、本人の同意を得ながら一緒に内容を確認し、不要なものだけ整理していく方法が安全です。
毎月1,100円が何の料金か調べる手順
実際に確認するときは、次の順番で進めると原因を特定しやすくなります。
- 銀行通帳またはクレジットカード明細で請求名・金額・日付を確認する
- auを解約した年月日を確認する
- 解約から何カ月間請求が続いているか確認する
- My auへログインできる場合は料金内訳を確認する
- 端末分割代金が残っていないか確認する
- 端末補償やau PAYの継続課金がないか確認する
- ログインできなければau IDの状態やパスワード再設定を確認する
- 解決できなければ契約者本人とau Style・auショップへ相談する
この手順であれば「毎月1,100円だからオプションだろう」という推測に頼らず、請求の根拠から確認できます。
解約から1~2カ月なのか半年以上なのかでも考え方が変わる
auを解約した直後の1~2回だけKDDIから請求されているのであれば、解約月の利用料金や請求タイミングのずれである可能性があります。
一方、半年以上にわたって毎月同額が続いているなら、単なる最終請求より、端末分割金や継続中サービスなどを疑うほうが自然です。
au公式も、解約後3カ月以上請求が続く場合には、端末の分割支払金や残っている別契約などを確認するよう案内しています。[参照] au「思ったより請求額が高いとき」
まとめ:auショップで相談可能だが、まず1,100円の請求内容を特定することが大切
auの回線を解約したあともKDDIから毎月1,100円前後が引き落とされている場合、「解約し忘れたオプション」とは限りません。スマートフォンや周辺機器の分割代金、解約後も継続するサービス、au PAY(auかんたん決済)の継続課金など複数の可能性があります。
また、2025年10月1日以降に新規契約した回線を1年以内に解約した場合には最大1,100円の契約解除料が発生することがありますが、これは通常は毎月繰り返される料金ではありません。毎月同額が続くなら、別の請求項目を確認する必要があります。
解約後でもMy auから請求内訳を確認できますが、電話番号型だったau IDは解約によって変更されている場合があります。パスワードが分からない、SMS認証ができないなどでログインできなければ、auの公式サポートやau Style・auショップで相談する方法があります。
契約者本人が店舗へ行けるのであれば、本人確認書類、以前の電話番号、KDDIの引き落としが分かる明細を持って一緒に相談するとスムーズです。家族だけで手続きを行う場合は、委任状などが必要になることがあります。
最も重要なのは、支払いを先に止めたり、推測でサービスを解約したりするのではなく、「この毎月1,100円は何の料金なのか」を正式な請求内訳で確認してから対処することです。端末残債なら支払い方法を確認し、不要な継続サービスなら正式に解約するという順番で進めると安全です。


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