TikTokで最近見かける「あーうーあー」という言葉・掛け声について、「何を意味しているの?」「元ネタは何?」と気になる人が増えています。TikTokでは音声やダンスが切り抜かれて二次的に流行することが多く、元動画を知らないと文字だけを見ても意味が分かりにくいものです。
2026年8月時点で最近のTikTok投稿を調べると、「あーうーあー」は特定の日本語を略した流行語というより、海外系のダンス動画・いわゆるブラジルダンス周辺で使われている特徴的な発声や動きをまねするミームとして広がっているものを指している可能性が高いです。
一方、「あーうーあー」という音の並び自体は昔の楽曲やネット文化にも複数存在します。そのため、文字だけを見て古いボカロ曲などを元ネタだと断定するのは適切ではありません。ここでは、2026年夏ごろTikTokで使われている「あーうーあー」を中心に整理します。
TikTokの「あーうーあー」は何かの日本語を意味しているわけではない
最近TikTokで使われている「あーうーあー」は、「○○という文章を略したもの」のような明確な日本語の意味を持つ言葉として理解する必要はありません。音声や独特な動きをまねするため、日本のユーザーが聞こえた発声を「あーうーあー」と表現しているケースが中心です。
例えばTikTokでは、外国の動画で聞こえる声や歌詞が日本語では意味を持たなくても、聞こえ方をそのままカタカナ・ひらがなにしてミーム化することがあります。「あーうーあー」も同じように、意味を翻訳するというより音や動作そのものを指す呼び名として使われています。
そのため、コメント欄で「あーうーあーしてる」「あーうーあーして怖がらせる」といった書き方がされていても、辞書的な意味を探すより、元になった動作・動画のパロディだと考える方が理解しやすいでしょう。
2026年夏のTikTokでは「ブラジルダンス」周辺で使われている
現在確認できるTikTok関連の投稿記録では、日本のTikTokクリエイター「ABCDいいえ細井です(@yaserumon4649)」が2026年夏に「あーうーあーして怖がらせましょう」という趣旨の投稿をしており、その投稿には「@Namdol」「#brazil」など、ブラジルダンス系の投稿で使われる要素が付いています。[参照] TikTok投稿記録
同アカウントでは前後にも「ブラジルダンス」を明記した投稿や、Namdolをメンションしたダンス投稿が確認できます。このため、2026年夏にTikTokで言われている「あーうーあー」は、この周辺で広がっているダンス・動作ミームとの関連が強いと考えられます。
ただし、TikTok上のミームは転載・リミックス・音源の再利用を繰り返しながら広がります。「最初に世界でこの動作をした人物」まで公開情報から一意に確定できるとは限らないため、特定の日本人TikTokerが「あーうーあーそのものの発祥者」と断定するのは避けた方が正確です。
「Namdol」という名前も一緒に出てくるのはなぜ?
最近の「あーうーあー」関連を探していると、「Namdol」という名前を見かける場合があります。実際に2026年夏のTikTok関連投稿では、あーうーあーをネタにした動画とNamdolへのメンションが組み合わされています。
さらに同じ投稿者がNamdolをメンションした別のダンス動画やブラジルダンス関連投稿を複数公開していることから、最近日本で「あーうーあー」と呼ばれているネタを理解するうえでは、この系統の動画をたどるのが有力です。
つまり、「あーうーあー」という単独の日本語ネットスラングが突然誕生したというより、海外発の特徴的なダンス・動き・発声を日本のTikTokユーザーがまねし、その特徴を「あーうーあー」と呼ぶようになったと見る方が実際の使われ方に近いと考えられます。
なぜ「あーうーあーして怖がらせる」と言われるのか
このミームでは、普通のダンスというより独特な表情・姿勢・動きを強調して再現すること自体が笑いどころになっています。そのため、「あーうーあーする」という言葉が単に声を出すだけでなく、元動画風の動きを含めた表現として使われる場合があります。
例えば友達からメッセージが来たという設定で、その相手に対して「あーうーあーして怖がらせる」というように、元ネタの特徴的な動きを突然披露すること自体をギャグにする使い方です。
このような流行では、元ネタを知っている人同士なら動作を見ただけで通じますが、初見の人には「なぜ突然あーうーあーと言って変な動きをしているの?」となりやすいのが特徴です。
「ブラジルダンス」とは何を指している?
TikTokで「ブラジルダンス」と呼ばれているものは、必ずしもブラジルの伝統舞踊など一つの正式なダンス名称を意味しているわけではありません。TikTokではブラジル系の音源や海外ユーザーの特徴的な踊りを、日本側がまとめて俗に「ブラジルダンス」と呼ぶケースがあります。
そのため、「ブラジルダンス=あーうーあーという正式なダンスがブラジルに存在する」という理解は避けた方がよいでしょう。TikTok内で使われている俗称・タグ・ミーム上の分類と、現地における正式な文化・ダンス名称は別物です。
海外ミームが日本へ入ってくる際には、元の名称より「見た目の特徴」や「聞こえた音」がそのまま呼び名になることがあります。「あーうーあー」もそのようなネット上の呼ばれ方として理解すると分かりやすくなります。
昔の「あーうーあー」とは別物なので注意
「あーうーあー」でWeb検索すると、最近のTikTokとは関係のない古いコンテンツも多数表示されます。特にボーカロイド・東方系など昔のネット文化にも「あーうー」「あーうあーう」といったフレーズが存在するため、検索結果が混ざりやすくなっています。
例えばラマーズPの「驫麤~とりぷるばか~」は2008年に公開されたボーカロイド楽曲で、昔から「あーうあーうー」と聞こえるパートについて言及されています。しかし、これは2026年夏にブラジルダンス系の動画と一緒に広がっている「あーうーあー」とは時期も文脈も異なります。[参照] 初音ミクWiki「驫麤~とりぷるばか~」
ほかにも「あーうー」という表現を含む古い楽曲やネットミームはいくつもあります。検索で同じ文字列が見つかったという理由だけで、現在のTikTokトレンドの元ネタと判断しないことが重要です。
TikTokの流行は「音源」と「動き」が別々に派生することがある
TikTokのミームを追う際に難しいのが、「音源を最初に作った人」「特徴的なダンスをした人」「その動画を日本で流行らせた人」がすべて同一とは限らないことです。
海外で投稿された動画の動きだけを別の人が再現し、さらに日本のTikTokerがそれをパロディ化し、そのパロディについた呼び名だけが日本で広がることもあります。そのため「元ネタ」という言葉が、元音源・元ダンス・最初のバズ動画のどれを意味するかによって答えが変わります。
今回の「あーうーあー」についても、2026年夏の日本語圏ではNamdolやブラジルダンス系の投稿との関連を確認できますが、そこからさらに遡った海外側の完全な起源については、公開検索だけで確実に一本へ特定できる状態ではありません。
元ネタ動画をTikTokで探すときの検索方法
実際の動画を見て確認したい場合は、「あーうーあー」だけで検索すると無関係な動画も大量に混ざります。最近の流行を探すなら、関連して使われている語を組み合わせる方が見つけやすくなります。
- 「あーうーあー」
- 「あーうーあー ブラジルダンス」
- 「Namdol」
- 「Namdol brazil dance」
- 「ブラジルダンス」
- 「あーうーあー 怖がらせる」
目的の動画を見つけたら、投稿で使用されている音源名をタップし、同じ音源を使用した古い投稿へ遡る方法も有効です。TikTokでは同じ音源ページに多数の派生動画が集まるため、単純なキーワード検索より元ネタへ近づけることがあります。
「あーうーあー」は相手を侮辱する意味なの?
最近のTikTok上の使用例を見る限り、「あーうーあー」そのものに「嫌い」「バカ」「消えろ」など特定の侮辱的意味が設定されているわけではありません。基本的には元ネタの発声や特徴的な動作をまねするミームとして扱われています。
ただし、意味がない発声だからといって、どのような場面で使っても問題ないわけではありません。誰かの話し方や障害、病気などを連想させる形で特定の個人をからかうために使えば、元ネタとは別に侮辱的な表現になり得ます。
友人同士で流行のダンスを再現する場合と、知らない相手へ「あーうーあー」と書き込んで嘲笑する場合では意味合いが変わります。ネットミームは言葉そのものより、誰に対してどの文脈で使ったかも重要です。
まとめ:TikTokの「あーうーあー」は最近のダンス系ミームを指す可能性が高い
2026年夏ごろTikTokで流行している「あーうーあー」は、何かの日本語を省略した新語というより、海外系の特徴的なダンス・発声・動作を再現するミームとして使われている表現と考えるのが分かりやすいでしょう。
現在確認できる日本語圏の投稿では、ブラジルダンス系の動画や「Namdol」という名前と関連した使用例があり、「あーうーあーして怖がらせる」といったパロディも投稿されています。このことから、最近TikTokで見かける「あーうーあー」はこの系統の流行を指している可能性が高いです。
一方で「あーうーあー」「あーうあーう」といった音自体は、2000年代のボーカロイド曲をはじめ昔のコンテンツにも存在します。それらが2026年のTikTokトレンドの直接的な元ネタだと確認できるわけではありません。
また、TikTokでは元音源、元ダンス、海外で最初にバズった動画、日本で流行らせた動画が別々の場合があります。そのため現時点では「世界で最初の元動画はこれ」と断定するより、最近の日本語圏での「あーうーあー」はNamdol・ブラジルダンス周辺のミームとして広がっていると整理するのが適切です。


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