海外番号から「荷物を届けたが不在だった」「再配達するには番号を押してください」といった自動音声の電話がかかってくるケースが増えています。実際の配達連絡に見えるため、普段からネット通販を利用している人ほど信じてしまいやすい手口です。
この記事では、+1(800)などの海外番号から届く配達を装った電話の特徴や、自動音声でボタンを押してしまった場合、誤って折り返してしまった場合の対応方法について詳しく解説します。
+1(800)からの配達電話は本物なのか確認するポイント
「注文した荷物が届いていない」「再配達の連絡かもしれない」と思うと、電話内容を信じてしまうことがあります。しかし、海外番号から日本国内の宅配便について連絡が来るケースは一般的ではありません。
大手配送会社では、不在連絡や再配達についてSMSや公式アプリ、公式サイトなどを利用することが多く、海外番号の自動音声で手続きを求めることは通常ありません。
特に「再配達するには9番を押してください」「担当ドライバーにつなぐには番号を押してください」といった案内は、詐欺電話でよく使われる誘導方法です。
自動音声で番号を押してしまった場合に起こること
電話の案内に従ってボタンを押してしまうと、「電話番号が現在利用されている」「応答する人がいる」という情報を相手に伝えてしまう可能性があります。
ただし、番号を押しただけでスマートフォン内のデータが抜き取られたり、すぐにお金が請求されたりするわけではありません。
例えば、9番を押した後すぐに切断された場合は、相手が利用可能な電話番号か確認する目的だった可能性があります。その後、迷惑電話や詐欺SMSが増える可能性があるため注意しましょう。
間違えて折り返し電話をしてしまった場合の注意点
着信履歴を確認する際に、誤って電話をかけ直してしまうことがあります。海外番号への発信は、契約している通信会社によっては国際電話料金が発生する可能性があります。
短時間ですぐ切った場合、大きな被害につながらないケースも多いですが、長時間通話したり、音声案内に従って個人情報を入力したりすることは避ける必要があります。
折り返した後に「名前」「住所」「生年月日」「クレジットカード情報」などを聞かれた場合は、絶対に伝えないようにしてください。
配達詐欺電話でよくある手口
配達を装った詐欺では、利用者が通販を利用している可能性が高いことを利用して、不安をあおる流れが使われます。
- 「荷物を預かっています」と伝える
- 「住所確認が必要」と言う
- 「再配達手続きのため番号を押してください」と誘導する
- 偽サイトへアクセスさせるSMSを送る
特にネット通販を頻繁に利用する人は、「ちょうど注文した商品が届く予定だった」と思い込みやすいため、注意が必要です。
今後同じ電話が来た時の安全な対応方法
不審な配達電話が来た場合は、電話口の案内だけで判断せず、自分から公式情報を確認することが大切です。
例えば、荷物が届く予定の場合でも、配送会社の公式サイトや通販サイトの注文履歴から配送状況を確認できます。
また、不審な番号からの電話は着信拒否設定を利用し、同じ番号から再度連絡が来ないよう対策しておくと安心です。
被害を防ぐために覚えておきたいポイント
本物の配送会社からの連絡か確認する場合は、電話番号だけで判断せず、公式アプリや公式サイトに掲載されている問い合わせ先を利用しましょう。
届いたSMSや電話番号から検索する方法もありますが、検索結果だけを信用せず、必ず配送会社の公式ページで確認することが重要です。
少しでも不自然に感じた場合は、電話を切って自分から確認することで、多くの詐欺被害を防ぐことができます。
まとめ
+1(800)などの海外番号から「配達できなかった」「再配達には番号を押してください」と案内される電話は、配達を装った迷惑電話や詐欺の可能性があります。
誤って9番などのボタンを押したり、短時間折り返したりしただけで大きな被害になるとは限りませんが、今後は個人情報を伝えたり、案内に従って操作したりしないことが大切です。
荷物に関する連絡は、配送会社や通販サイトの公式情報から確認し、不審な電話は着信拒否するなどして安全に対応しましょう。


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