iCloudの有料ストレージを契約すると、ファミリー共有を利用して家族と容量を分け合うことができます。しかし、Apple Musicなど一部のサービスだけを共有している家庭では、「ストレージだけは特定の家族だけで使いたい」と考えるケースもあります。
この記事では、iCloudストレージをファミリー共有している全員ではなく、一部のメンバーだけで利用する場合の仕組みや設定方法について詳しく解説します。
iCloudストレージのファミリー共有の仕組み
iCloud+のストレージ共有は、ファミリー共有グループ単位で利用する仕組みになっています。管理者がiCloud+のプランを契約すると、同じファミリー共有に参加しているメンバーへストレージを共有できます。
ただし、共有されたストレージは家族全員で同じ容量を使う形式であり、個別に「この人だけ共有する」という設定を管理者側で選択する仕組みではありません。
例えば200GBプランを契約した場合、ファミリー共有に参加している4人全員が利用可能な状態になりますが、実際に使用するかどうかは各メンバーごとに決めることができます。
iCloudストレージだけを一部の家族に限定して共有できるのか
iCloudストレージの共有対象は、基本的にはファミリー共有グループ全体です。そのため、管理者が「4人中2人だけを対象にする」という形で直接指定することはできません。
しかし、共有されたストレージを利用するかどうかは各メンバーが個別に選択できます。そのため、共有したくないメンバーは自分のiCloudストレージ設定から共有を停止できます。
つまり、実際の運用としては「管理者が2人だけを選んで共有する」のではなく、「不要な人が自分で共有ストレージを使わない設定にする」という形になります。
家族側でiCloudストレージ共有を停止する方法
共有を利用したくないメンバーは、自分のiPhoneから設定を変更できます。
手順は以下の通りです。
設定アプリを開く
↓
自分の名前(Apple Account)をタップ
↓
ファミリーまたはファミリー共有を選択
↓
iCloud+を選択
↓
共有ストレージの利用を停止する項目を確認
この設定を行うことで、そのメンバーはファミリー共有のiCloudストレージではなく、自分専用のiCloudストレージを利用する形になります。
2人だけでiCloudストレージを使いたい場合のおすすめ方法
4人のうち2人だけでiCloudストレージを共有したい場合は、ファミリー共有のメンバー構成を見直す方法もあります。
例えば、現在のファミリー共有グループに4人全員が参加している場合、iCloudストレージ共有だけを目的にするなら、別のApple Account管理方法を検討する必要があります。
ただし、Apple Musicなど他のサービスもファミリー共有している場合は、ファミリー共有から外すことで音楽サービスの共有にも影響が出るため注意が必要です。
Apple Music共有とiCloudストレージ共有は別々に考える
Appleのファミリー共有では、複数のサービスを同じ仕組みで共有できますが、それぞれのサービスの共有範囲は異なります。
Apple Musicファミリープランを利用している場合でも、iCloudストレージ共有だけを変更することは可能です。ただし、ファミリー共有グループ自体を変更するとApple Musicにも影響する可能性があります。
例えば「音楽は4人で共有したいが、iCloud容量は2人だけで使いたい」という場合は、サービスごとの設定を確認しながら変更することが重要です。
iCloudストレージ共有を設定するときの注意点
iCloudストレージを共有すると、写真やファイルなどのデータが家族に公開されるのではないかと心配する人もいます。
しかし、iCloudのストレージ容量は共有されますが、写真やファイルの中身は個別のApple Accountで管理されます。家族が勝手に自分の写真を見ることはできません。
ただし、ストレージ容量は共通で消費されるため、誰かが大量の写真やバックアップを保存すると、全員が利用できる残り容量に影響します。
まとめ
iCloudストレージは、ファミリー共有グループ全体に対して共有される仕組みのため、管理者が4人中2人だけを指定して共有することはできません。
一部のメンバーだけで利用したい場合は、利用しないメンバーが自分の設定から共有ストレージの利用を停止する方法が基本になります。
Apple Musicなど他のファミリー共有サービスを継続利用したい場合は、ファミリー共有グループ自体を変更せず、iCloudストレージの利用設定だけを調整する方法が適しています。


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