海外でahamoのデータローミングを利用しようとしても、意図せず現地の通信会社であるTelstraなどの回線につながってしまい、日本の契約回線が使えないことがあります。特に留学先で配布されたSIMやeSIM、学校提供のモバイル通信サービスを利用している場合は、端末側の設定が原因で通信回線が切り替わっている可能性があります。この記事では、オーストラリアでahamoの海外ローミングを利用するために確認すべき設定や原因について解説します。
ahamoの海外ローミングで現地回線につながる理由
ahamoは海外でも追加料金なしでデータ通信が利用できるエリアがありますが、利用するには日本で契約しているahamoのSIMまたはeSIMを端末側で有効にしておく必要があります。
オーストラリアではahamoの海外ローミング利用時に、現地の提携通信会社へ接続します。そのため、画面上にTelstraなどの海外通信会社名が表示されること自体は異常ではありません。
ただし、学校から配布されたSIMやeSIMが同じ端末に入っている場合、iPhoneなどの端末は優先設定された回線を使うため、ahamoではなく別の通信回線で通信してしまうことがあります。
まず確認したいスマホのモバイル通信設定
複数のSIMやeSIMを利用している場合は、どの回線をデータ通信に使用するかを確認する必要があります。
iPhoneの場合は以下の設定を確認してください。
| 確認項目 | 設定場所 |
|---|---|
| モバイルデータ通信 | 設定→モバイル通信→モバイルデータ通信 |
| 回線の選択 | ahamoのSIMを選択 |
| データローミング | ahamo回線でオンにする |
| 他社SIM | 一時的にオフにする |
例えば、学校から提供されたOputsなどの回線が「モバイルデータ通信」に設定されている場合、データローミングをオンにしてもahamoではなく、その回線を利用します。
ahamoを海外通信に使うための設定手順
ahamoで通信したい場合は、以下の流れで設定を確認します。
- ahamoのSIMまたはeSIMを有効にする
- モバイルデータ通信の回線をahamoへ変更する
- ahamo回線のデータローミングをオンにする
- 不要なSIMのデータ通信をオフにする
設定後、一度機内モードをオンにして数秒待ち、オフに戻すことで通信回線の再接続が行われる場合があります。
また、端末を再起動することで、ahamoの海外ローミング設定が正常に反映されることもあります。
Telstraに接続されるのは故障ではない場合が多い
オーストラリアでTelstraという表示が出ると、ahamoが使えていないように感じる場合があります。しかし、海外ローミングでは契約している日本の通信会社が現地キャリアの設備を利用するため、接続先として現地通信会社名が表示されることがあります。
つまり、ahamoのローミング設定が正常であれば、Telstraなどの現地ネットワークを経由してahamoのサービスとして通信できます。
問題になるのは、Telstraの回線を使っていることではなく、学校提供のSIMなど別の回線がデータ通信に選択されている状態です。
ahamoが利用できない場合に確認するポイント
設定を変更しても通信できない場合は、以下の項目も確認しましょう。
- ahamoの契約が海外利用可能な状態か
- 海外ローミング利用可能エリア内か
- データ通信容量を使い切っていないか
- APN設定が他社回線用になっていないか
- SIMの有効状態が正しいか
例えば、留学先で購入したSIMを一度設定すると、端末がその回線を優先利用することがあります。その場合はahamoを選択し直すことで改善する可能性があります。
まとめ|ahamoが使えない時は回線の優先設定を確認する
オーストラリアでahamoのデータローミングを利用しようとしてTelstraに接続される場合、必ずしも問題が発生しているわけではありません。海外ローミングでは現地通信会社の回線を利用するため、Telstraなどが表示されることがあります。
ただし、学校から配布されたSIMやeSIMが有効になっている場合、端末がそちらを優先して通信している可能性があります。
ahamoを利用したい場合は、モバイルデータ通信の回線をahamoに変更し、ahamo側のデータローミングをオンにすることが重要です。複数回線を利用している場合は、どのSIMが通信に使われているかを確認することで解決しやすくなります。


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