ThreadsなどのSNSで「IPアドレスが分かるからアカウントを変えても特定できる」といった発言を見かけることがあります。しかし、一般の利用者が他人のIPアドレスを自由に取得したり、そこから個人を特定したりすることは通常できません。この記事では、SNSにおけるIPアドレスの仕組みや、実際に可能な範囲、法律上の問題について分かりやすく解説します。
Threadsで他人のIPアドレスを確認することはできるのか
Threadsを含む一般的なSNSでは、通常のユーザー同士で相手のIPアドレスを確認する機能は提供されていません。
IPアドレスはインターネット通信を行う際に利用される情報ですが、SNS運営会社のサーバー側で管理されている情報です。そのため、投稿を見たり、コメントを送ったりするだけで相手のIPアドレスが表示されることはありません。
「IPアドレスが分かる」と主張している人がいても、実際には知識を誇張している場合や、相手を不安にさせる目的で発言している可能性があります。
IPアドレスから個人を特定することはできるのか
IPアドレスだけで、一般の人が相手の氏名や住所を特定することは基本的にできません。
IPアドレスから分かる情報は、利用しているインターネット回線事業者や大まかな地域などに限られることが一般的です。同じ地域や同じプロバイダーを利用している人が複数いるため、IPアドレスだけで個人を断定することはできません。
例えば、自宅のWi-Fiを利用している場合でも、そのIPアドレスを見ただけで「誰が投稿したのか」「どの人物なのか」まで判断することは不可能です。
アカウントを変更しても追跡される可能性があるケース
ただし、IPアドレス以外の情報によって、同一人物だと推測されるケースはあります。
例えば、同じプロフィール画像を使う、同じ名前や自己紹介文を使用する、同じ投稿内容や文章の特徴がある、同じ外部サービスと連携しているなどの場合、第三者から「以前のアカウントと同じ人ではないか」と推測されることがあります。
また、サービス運営者は不正利用対策などの目的でアクセス情報を管理しています。その情報を利用してアカウント間の関連性を判断する場合がありますが、これは一般ユーザーが利用できるものではありません。
他人のIPアドレスを調べる行為は法律的に問題ないのか
他人のIPアドレスを不正な方法で取得したり、それを利用して脅迫や嫌がらせを行ったりする行為には法的な問題が発生する可能性があります。
特に「住所を特定した」「家まで行く」などと相手を脅す行為や、取得した情報を公開する行為は、状況によっては脅迫、名誉毀損、プライバシー侵害などに該当する可能性があります。
一方で、サイト運営者や通信事業者がサービス提供や犯罪捜査への協力など正当な目的でアクセス情報を扱うことは別の話です。一般利用者が勝手に取得して利用することとは区別する必要があります。
Threadsで誹謗中傷を受けた場合の正しい対応方法
Threads上で中傷や嫌がらせを受けた場合、「IPアドレスを知っている」と言われても、まずは冷静に対応することが大切です。
投稿のスクリーンショット、投稿日時、アカウント情報などを保存しておくことで、後から運営への報告や法的な相談を行う際の証拠になります。
悪質な誹謗中傷の場合は、Threadsの通報機能を利用したり、必要に応じて弁護士や専門機関へ相談したりする方法があります。相手の発言に反応し続けることで状況が悪化する場合もあるため、記録を残して適切な手続きを取ることが重要です。
まとめ|ThreadsでIPアドレスが分かるという発言は慎重に判断する
Threadsで「IPアドレスが分かるからアカウントを変えても追跡できる」と言われても、一般ユーザーが自由に相手のIPアドレスを取得することは通常できません。
IPアドレスだけで個人を特定することも難しく、相手を不安にさせるための発言である可能性もあります。
SNS上のトラブルでは、相手の発言に過度に反応するよりも、証拠を保存し、運営への報告や専門家への相談など正しい方法で対応することが大切です。


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