スマートフォンとパソコンをUSBケーブルで接続し、USBテザリングを有効にしたのにインターネットへ接続できない場合があります。設定画面ではUSBテザリングがONになっているのに通信できないときは、スマホ側ではなくパソコン側の認識やドライバー、ケーブル設定などに原因があるケースもあります。この記事では、USBテザリングが使えない原因と確認すべきポイントを詳しく解説します。
USBテザリングをONにしても通信できない主な原因
USBテザリングは、スマートフォンのモバイル通信をUSBケーブル経由でパソコンへ共有する機能です。しかし、スマホ側で設定が完了していても、パソコン側がネットワーク接続として認識できていなければ通信はできません。
よくある原因として、USBケーブルがデータ通信に対応していない、パソコン側のネットワーク設定が正常に反映されていない、スマートフォンのドライバーが認識されていないといった問題があります。
例えば、充電専用のUSBケーブルを使用している場合、スマートフォンの画面ではUSBテザリングをONにできても、パソコンには通信機器として認識されないことがあります。
USBケーブルと接続状態を確認する
まず確認したいのがUSBケーブルです。見た目が同じUSBケーブルでも、充電のみ対応のものとデータ通信対応のものがあります。
別のUSBケーブルを試す場合は、スマートフォンとパソコン間でファイル転送ができるケーブルを使用してください。ファイル転送ができるケーブルなら、基本的にUSBテザリングにも利用できます。
また、USBハブを経由して接続している場合は、パソコン本体のUSBポートへ直接接続することで改善する場合があります。
パソコン側でネットワーク接続を確認する
スマートフォンのUSBテザリングをONにした後、パソコン側で新しいネットワーク接続が作成されているか確認します。
Windowsの場合は「設定」から「ネットワークとインターネット」を開き、有線接続や新しいネットワークアダプターが表示されているか確認します。
表示されていない場合は、パソコンがスマートフォンを通信機器として認識できていない可能性があります。一度USBケーブルを抜き、スマートフォン側でUSBテザリングをOFFにしてから再接続すると認識されることがあります。
スマートフォン側で確認する設定
Androidスマートフォンでは、USB接続時の用途設定によって正常に動作しない場合があります。
USB接続時に「ファイル転送」や「データ通信を許可する」といった項目が表示される場合は、充電のみになっていないか確認してください。
また、モバイルデータ通信がOFFになっている場合もUSBテザリングは利用できません。Wi-Fi接続ではなく、スマートフォンの4Gや5G通信でインターネットへ接続できる状態か確認してください。
ドライバーやネットワーク設定をリセットする
USBテザリングを何度試しても接続できない場合、パソコン側のネットワークドライバーに問題がある可能性があります。
Windowsでは「デバイスマネージャー」からネットワークアダプターを確認し、問題が表示されていないか確認します。必要に応じてドライバーの更新や再認識を行うことで改善する場合があります。
例えば、以前接続した別のスマートフォンの設定が残っている場合、新しいUSBテザリング接続が正常に作成されないことがあります。その場合はネットワーク設定のリセットも有効です。
USBテザリングが使えない場合のその他の確認ポイント
通信会社によっては、契約している料金プランやオプションによってテザリング利用が制限されている場合があります。
ただし、スマートフォン側でUSBテザリングがONになり、設定画面上で有効になっている場合は、契約よりも接続環境の問題である可能性が高くなります。
また、スマートフォンやパソコンを一度再起動することで、一時的な認識エラーが解消されることもあります。
まとめ|USBテザリングはスマホ側とパソコン側の両方を確認することが重要
USBテザリングをONにしてもパソコンでインターネットが使えない場合、スマートフォンの設定だけではなく、USBケーブルやパソコン側の認識状態を確認することが大切です。
特に多い原因は、データ通信非対応のUSBケーブル、パソコン側のネットワーク認識エラー、USB接続設定の問題です。
ケーブル交換、再接続、ネットワーク設定の確認、ドライバーの更新などを順番に試すことで、多くの場合はUSBテザリングを正常に利用できるようになります。


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