auひかりマンションタイプGへ変更したにもかかわらず、速度測定結果が80Mbps前後で以前のV契約とあまり変わらないと感じるケースがあります。G.fast対応のホームゲートウェイへ交換すると大幅な速度向上を期待しがちですが、実際の通信速度は建物設備や時間帯、接続環境によって大きく変化します。この記事では、auひかりマンションタイプGで速度が伸びない原因や、正常な状態なのか確認する方法について解説します。
auひかりマンションタイプGで80Mbps程度になることは珍しくない
auひかりマンションタイプGは、G.fastという高速通信技術を利用したサービスですが、必ずしも常に数百Mbps以上の速度が出るわけではありません。
G.fastはマンション内の電話線を利用する方式のため、建物内の配線状況や利用者数、設備の状態によって実測速度が変わります。
例えば、理論上は高速通信に対応していても、夜間の利用者が多い時間帯には速度が低下し、80Mbps程度になることもあります。そのため、V契約時と同程度の速度だったとしても、すぐに故障や設定ミスとは判断できません。
タイプGで速度が遅くなる主な原因
auひかりマンションタイプGの速度は、宅内環境だけではなくマンション共用設備や配線状況の影響を受けます。
特に影響が大きいのが、マンション内の電話線区間です。G.fastは光ファイバーではなく既存の電話線を利用するため、配線距離や品質によって同期速度が変化します。
また、同じマンション内で多くの住戸がインターネットを利用する時間帯では、設備側の混雑によって実測速度が低下する可能性があります。
G.fast契約後に確認したいホームゲートウェイの状態
BL1500HMへ交換済みの場合でも、まずはホームゲートウェイが正常にG.fast接続できているか確認することが重要です。
ホームゲートウェイの管理画面では、回線状態やリンク速度を確認できます。実際のインターネット速度だけではなく、宅内までどの程度の速度で同期しているかを見ることで原因を切り分けできます。
例えば、宅内同期速度が数百Mbps以上出ているにもかかわらず測定速度が80Mbpsの場合は、Wi-Fi環境や時間帯による影響が考えられます。一方で同期速度自体が低い場合は、建物設備や電話線区間の確認が必要になります。
Wi-Fi速度測定で注意すべきポイント
Wi-Fi 6対応パソコンでリンク速度が1201Mbpsと表示されていても、実際のインターネット速度が同じになるわけではありません。
Wi-Fiのリンク速度は無線区間の最大通信速度を示すものであり、実際の通信では電波干渉、距離、周囲のWi-Fi利用状況などによって速度は低下します。
原因を確認する場合は、可能であればLANケーブル接続したパソコンで速度測定を行うことがおすすめです。LAN接続でも80Mbps程度の場合は、Wi-Fiではなく回線側の要因である可能性が高まります。
夜間22時頃の速度低下は影響するのか
夜間22時頃はインターネット利用者が増える時間帯であり、通信速度が低下しやすいタイミングです。
動画視聴、オンラインゲーム、テレワークなど家庭で大量通信が行われるため、マンション全体の利用状況によっては速度が下がることがあります。
同じ回線でも、午前中や昼間に測定すると200Mbps以上出るケースもあります。そのため、1回の夜間測定だけでタイプGの性能を判断することは避けたほうがよいでしょう。
速度改善のために試したい対策
まずは複数の時間帯で速度測定を行い、速度低下が特定の時間だけ発生しているのか確認しましょう。
また、Wi-Fi利用の場合はルーター周辺の電波環境を改善することも有効です。5GHz帯を利用する、電子レンジなど電波干渉の原因になる機器から離す、可能なら有線接続で確認すると原因が分かりやすくなります。
例えば、昼間は300Mbps、夜間だけ80Mbpsになる場合は混雑の影響が疑われます。一方で時間帯に関係なく常に80Mbps程度の場合は、回線状態やマンション設備についてauへ確認する価値があります。
まとめ|auひかりタイプGで80Mbpsでも必ず異常とは限らない
auひかりマンションタイプGへ変更した後でも、実測速度が80Mbps程度になることは珍しくありません。G.fastは高速通信が可能な方式ですが、マンション設備や電話線品質、利用時間帯によって速度は変化します。
まずは有線接続での測定、複数時間帯での比較、ホームゲートウェイの同期状態確認を行いましょう。
それでも常に速度が低い場合は、G.fastの接続状態やマンション設備側の問題がないか、auひかりのサポートへ確認することで原因を特定しやすくなります。


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