TP-Link BE3600などのWi-Fiルーターでは、接続できる端末を管理するためにMACアドレスフィルタリング機能を利用できます。登録したスマートフォンやパソコンだけを接続許可したい場合に便利な機能です。
ただし、TP-Linkの管理アプリ「Tether」では設定できる項目が限られており、MACアドレス制限の設定場所が見つからないことがあります。この記事では、BE3600でMACアドレス制限を設定する方法や、設定項目が表示されない場合の確認ポイントについて解説します。
TP-Link BE3600のMACアドレス制限とは
MACアドレス制限とは、Wi-Fiへ接続できる端末をMACアドレス単位で管理する機能です。スマートフォンやパソコンなどのネットワーク機器には、それぞれ固有のMACアドレスが設定されています。
この機能を利用すると、例えば自宅のスマートフォンやパソコンだけを登録し、それ以外の端末からのWi-Fi接続を制限できます。
ただし、MACアドレス制限は完全なセキュリティ対策ではありません。MACアドレスは偽装される可能性もあるため、不正アクセス対策としては強力なWi-Fiパスワード設定などと併用することが重要です。
TetherアプリでMACアドレス制限が見つからない理由
TP-LinkのTetherアプリは、スマートフォンからルーター設定を簡単に変更できる便利なアプリですが、すべての詳細設定に対応しているわけではありません。
MACアドレスフィルタリングのような高度なネットワーク設定は、Tetherアプリでは表示されず、ブラウザから開く管理画面でのみ設定できる場合があります。
そのため、アプリ内を探しても該当項目が見つからない場合は、故障や設定ミスではなく、管理画面から操作する必要がある可能性があります。
TP-Link BE3600でMACアドレスフィルタリングを設定する方法
MACアドレス制限を設定する場合は、パソコンやスマートフォンのブラウザからルーター管理画面へアクセスします。
一般的な手順は以下の通りです。
- Wi-FiでBE3600に接続する
- ブラウザを開く
- TP-Linkルーターの管理画面へアクセスする
- 管理者アカウントでログインする
- 「詳細設定」を開く
- 「セキュリティ」または「MACアドレスフィルタリング」の項目を探す
- 許可する端末のMACアドレスを登録する
設定画面の名称はファームウェアのバージョンによって異なる場合があります。「アクセスコントロール」「MACフィルタリング」「ブラックリスト・ホワイトリスト」などの名前になっていることもあります。
登録した端末だけ接続できるようにする設定
MACアドレス制限には、大きく分けて2種類の設定方法があります。
| 設定方法 | 内容 |
|---|---|
| ホワイトリスト方式 | 登録したMACアドレスだけ接続を許可する |
| ブラックリスト方式 | 指定した端末だけ接続を拒否する |
「登録したMACアドレス以外は接続できないようにしたい」という場合は、ホワイトリスト方式を利用します。
例えば、自宅で利用するスマートフォン3台とノートパソコン1台だけを登録すれば、それ以外の端末はWi-Fiパスワードを知っていても接続できない設定にできます。
MACアドレスが分からない場合の確認方法
端末を登録するには、その端末のMACアドレスを確認する必要があります。ただし、最近のスマートフォンではプライバシー保護のため、Wi-FiごとにランダムMACアドレスを使用する設定になっている場合があります。
iPhoneの場合は「設定」からWi-Fiを開き、接続中のネットワーク情報で確認できます。Androidの場合もWi-Fi設定内の詳細情報から確認できます。
MACアドレス制限を利用する場合は、登録後に端末側のMACアドレス設定が変わらないよう確認しておくことが大切です。
設定項目が表示されない場合の確認ポイント
管理画面を開いてもMACアドレス関連の設定が見つからない場合は、以下を確認してください。
- ルーターの管理画面へログインしているか
- Tetherアプリではなくブラウザ版管理画面を確認しているか
- ルーターのファームウェアが最新か
- ゲストネットワーク側の設定を見ていないか
また、通信事業者から提供されている機器や一部の特殊な動作モードでは、利用できる設定項目が制限される場合があります。
設定変更後に接続できなくなった場合は、登録したMACアドレスが間違っていないか、端末のWi-Fi設定を一度削除して再接続すると改善することがあります。
まとめ
TP-Link BE3600で登録した端末だけWi-Fi接続を許可したい場合は、MACアドレスフィルタリング機能を利用します。
Tetherアプリで設定項目が見つからない場合でも、ブラウザからルーター管理画面へアクセスすることで設定できる可能性があります。
ホワイトリスト方式で利用端末を登録すれば、自宅のWi-Fiへ接続できる機器を管理できます。ただし、より安全に利用するためには強力なWi-Fiパスワードや暗号化設定も合わせて確認することがおすすめです。


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