オンラインゲームでは、通信速度だけでなく回線の安定性や遅延(Ping)が重要になります。特にApex Legendsのような対戦ゲームでは、一瞬の通信切断やラグが勝敗に影響するため、自室まで安定したWi-Fi環境を作りたいと考える方も多いでしょう。
2階に親機ルーターがあり、3階の部屋でゲームをしている場合でも、無線中継器の設置方法を工夫することで通信環境を改善できる可能性があります。この記事では、中継器を使って上階へWi-Fiを届けるコツや、PS5を有線接続した場合の効果について解説します。
オンラインゲームではWi-Fiの電波強度だけでなく安定性が重要
Apex Legendsなどの対戦ゲームでは、最大通信速度よりも「通信が途切れないこと」や「遅延が少ないこと」が重要です。
動画視聴の場合は多少通信が遅くなっても読み込みで対応できますが、オンラインゲームでは一瞬のパケットロスや通信遅延によってキャラクターの動きが止まったり、サーバーから切断されたりすることがあります。
そのため、3階の自室でWi-Fiを利用する場合は、単純に電波が届くかだけではなく、親機との接続状態が安定する場所に中継器を設置することが大切です。
Wi-Fi中継器は3階ではなく2階と3階の中間に置く
中継器を設置するときによくある失敗は、電波が弱い部屋に置いてしまうことです。中継器は弱い電波を強くする機械ではなく、親機から受け取った電波を再送信する機器です。
例えば3階の自室で電波が1本しか届かない場所に中継器を置いても、元になる通信が不安定なため効果が限定的になります。
理想的な設置場所は、親機と3階の部屋の中間地点です。今回のように2階から3階へ電波を届ける場合は、2階の階段付近や3階へ上がる途中など、親機の電波が十分届く場所に設置すると安定しやすくなります。
階段付近に中継器を置くと上階へ電波を届けやすい理由
Wi-Fiの電波は壁や床を通過すると弱くなります。特に鉄筋コンクリートや金属製の建材は電波を遮りやすいため、上下階への通信では設置場所が重要です。
階段周辺は比較的上下方向に空間が開けているため、2階から3階へ電波を届ける場所として適している場合があります。
例えば、3階の部屋の真下に中継器を置くよりも、階段の踊り場付近に設置した方が親機との通信状態が良くなるケースがあります。
中継器からPS5を有線接続すると安定するのか
Wi-Fi中継器にLANポートがある場合、そこからPS5へLANケーブルで接続することで、ゲーム機と中継器間の無線通信をなくすことができます。
例えば、PS5が自室でWi-Fi接続している場合は、PS5と中継器の間でも無線通信が発生します。しかし、中継器とPS5を有線接続すると、その区間だけでも電波干渉や接続不安定の影響を減らせます。
ただし注意点として、親機と中継器の間は依然として無線接続です。そのため、完全な有線接続ほどの安定性はありませんが、PS5側の通信は改善する可能性があります。
ゲーム用ならメッシュWi-Fiも検討する価値がある
一般的なWi-Fi中継器でも改善できますが、オンラインゲームを頻繁にプレイする場合はメッシュWi-Fiという選択肢もあります。
メッシュWi-Fiは複数のアクセスポイントが連携して通信する仕組みで、家の中を移動しても安定した接続を維持しやすい特徴があります。
特に3階建て住宅や部屋数が多い家では、中継器を何台も増やすよりメッシュWi-Fiの方が管理しやすく、通信の切り替えもスムーズになる場合があります。
中継器を設置するときに確認したいポイント
中継器を使ってゲーム環境を改善する場合は、以下の点も確認しましょう。
- 親機と中継器の距離を離しすぎない
- 電子レンジやBluetooth機器など電波干渉する機器の近くを避ける
- 床ではなく少し高い位置に設置する
- 可能なら5GHz帯を利用する
- ゲーム機は中継器へ有線接続する
特に5GHz帯は2.4GHz帯より高速でゲーム向きですが、壁や床を通過すると弱くなりやすいため、親機との距離とのバランスを考える必要があります。
まとめ:2階から3階へのWi-Fi改善は設置場所が重要
2階の親機から3階の部屋へWi-Fiを届けたい場合、中継器は3階の電波が弱い場所ではなく、親機の電波が十分届く中間地点に設置することが重要です。
階段付近など上下階へ電波を通しやすい場所を試し、中継器からPS5をLANケーブルで接続すると、ゲーム通信の安定性が向上する可能性があります。
もし中継器を設置しても頻繁にラグや切断が発生する場合は、メッシュWi-Fiや有線LAN配線など、より安定した環境作りも検討するとよいでしょう。


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