3階建て住宅など広い家では、1台のWi-Fiルーターだけでは電波が届きにくい場所が発生することがあります。そのような場合に便利なのが、複数のWi-Fi機器を連携させるメッシュWi-Fiです。
auひかりホームで利用されるホームゲートウェイBL1500HMと、市販ルーターのWX5400HPを組み合わせる場合、どのような構成にすれば快適なWi-Fi環境を作れるのか迷う方も少なくありません。
この記事では、BL1500HMとWX5400HPを利用した場合のメッシュWi-Fiの可否や、初心者でも分かりやすいおすすめの接続方法について解説します。
BL1500HMとWX5400HPの組み合わせでメッシュWi-Fiは利用できるのか
結論からいうと、BL1500HMとWX5400HPを有線接続しただけでは、一般的な意味でのメッシュWi-Fiとして動作するわけではありません。
メッシュWi-Fiとは、対応した複数のWi-Fi機器が専用の仕組みで連携し、1つの大きなWi-Fiエリアのように動作する機能です。
例えば、スマートフォンを持って1階から3階へ移動した場合でも、電波状況に応じて最適な親機・子機へ自動的に切り替わる仕組みがあります。この連携には同じメーカーや同じメッシュ機能に対応した機器同士であることが重要です。
BL1500HMとWX5400HPを使う場合のおすすめ構成
今回のように1階にBL1500HM、2階にWX5400HPを設置する場合は、WX5400HPをアクセスポイント(AP)モードとして利用する方法がおすすめです。
接続イメージは以下のようになります。
| 場所 | 機器 | 役割 |
|---|---|---|
| 1階 | BL1500HM | インターネット接続を管理する機器 |
| 1階または2階 | WX5400HP | Wi-Fi電波を広げるアクセスポイント |
| 各階 | スマートフォン・PCなど | Wi-Fiへ接続する機器 |
この方法では、BL1500HMとWX5400HPが別々のWi-Fiアクセスポイントとして動作します。メッシュのように完全自動で切り替わるわけではありませんが、有線接続によって安定した通信が可能になります。
有線接続したアクセスポイント方式のメリット
2階のWX5400HPを1階のBL1500HMとLANケーブルで接続する方法は、実は非常に安定したWi-Fi環境を作れる方法です。
メッシュWi-Fiでは、子機同士が無線で通信する場合があります。その場合、親機との距離や壁の影響で通信速度が低下することがあります。
一方、有線LANで接続したアクセスポイント方式では、Wi-Fi機器同士の通信をケーブルで行うため、速度低下が少なく、3階建て住宅でも快適に利用しやすくなります。
WX5400HPを設定するときの注意点
WX5400HPをBL1500HMにつなぐ場合は、ルーターモードではなくアクセスポイントモードに設定することが大切です。
ルーターモードのまま接続すると、BL1500HMとWX5400HPの両方がルーターとして動作する二重ルーター状態になる可能性があります。
二重ルーターになると、通信が不安定になったり、オンラインゲームやネットワーク設定が複雑になったりする場合があります。
初心者の場合は、WX5400HPのスイッチをAPモードに切り替えるだけでも利用できるケースが多いため、まずはこの設定を確認するとよいでしょう。
本当にメッシュWi-Fiにしたい場合の方法
家全体で1つのWi-Fiネットワークとして自動的に端末を切り替えたい場合は、メッシュ対応機器をそろえる必要があります。
例えば、WX5400HPを複数台用意して、同じシリーズのメッシュ機能を利用する構成であれば、より本格的なメッシュWi-Fi環境を作ることができます。
ただし、現在のように1階と2階をLANケーブルで接続できる環境なら、無理にメッシュ機能を使わなくても、アクセスポイント方式のほうが速度面では有利になる場合があります。
3階建て住宅で快適なWi-Fiを作るポイント
3階建て住宅では、Wi-Fi機器の設置場所も重要です。できるだけ家の中央付近や階段周辺など、電波が広がりやすい場所に設置すると効果的です。
また、各階に有線LAN配線がある場合は、無線中継機よりも有線接続したアクセスポイントを利用するほうが安定します。
例えば、1階に回線設備、2階にWX5400HP、3階では2階のWi-Fiを利用するような配置にすると、広い住宅でも安定した通信環境を作りやすくなります。
まとめ
auひかりのBL1500HMとWX5400HPの組み合わせでは、接続するだけでメッシュWi-Fiになるわけではありません。
しかし、WX5400HPをアクセスポイントモードに設定し、BL1500HMと有線接続すれば、3階建て住宅でも安定したWi-Fi環境を構築できます。
特にLANケーブルで接続できる環境では、無線メッシュよりも有線アクセスポイント方式のほうが高速で安定することも多いため、住宅環境に合わせて選ぶことが重要です。


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