ChatGPTなどのAIサービスは、画像を読み取って文字起こしをしたり、文章を整理したりする便利な機能があります。一方で、クラス名簿など人の名前が含まれる画像を送信した場合、「個人情報が漏れるのではないか」と不安になる人も少なくありません。
この記事では、AIに名簿写真を送った場合に考えられるリスクや、送信後にできる対策、今後AIを安全に利用するためのポイントについて解説します。
ChatGPTに名簿写真を送ると個人情報が漏れる可能性はあるのか
クラス名簿のように複数人の名前が記載された画像は、個人情報にあたる可能性があります。そのため、AIサービスへ送信する際は慎重に扱う必要があります。
ただし、ChatGPTに画像を送ったからといって、すぐにその情報がインターネット上へ公開されたり、第三者が自由に閲覧できたりするわけではありません。通常の利用では、送信した画像がそのまま公開ページに表示されるような仕組みではありません。
例えば、学校のクラス名簿の写真を文字起こし目的で一度アップロードした場合、それだけで名前が検索サイトに表示されるといったことは一般的にはありません。
AIに送信した画像データはどのように扱われるのか
AIサービスでは、ユーザーが入力した文章や画像を処理するためにサーバーへ送信します。そのため、完全に自分のスマホ内だけで処理されるわけではありません。
サービスによっては、品質向上や安全性向上の目的でデータ利用設定が存在します。利用しているChatGPTの設定によっては、会話データの扱いを変更できる場合があります。
また、学校名、住所、電話番号、顔写真など、名前以外の情報が含まれている画像ほどリスクは高くなります。AIを利用する場合は「必要最低限の情報だけを送る」という考え方が大切です。
すでにクラス名簿を送ってしまった場合にできること
すでに名簿写真を送信してしまった場合でも、慌てて過度に心配する必要はありません。まずは利用しているAIサービスの会話履歴を確認しましょう。
不要になったチャットは削除することで、自分のアカウント上の履歴から消すことができます。また、今後同じような画像を送らないよう、AIサービスのデータ設定を確認しておくと安心です。
例えば、文字起こしが目的だった場合は、次回から名前部分を隠した画像や、必要な部分だけを切り取った画像を利用すると、個人情報が含まれる範囲を減らせます。
AIで個人情報を扱うときに注意したい情報
AIへの入力を避けたほうがよい代表的な情報には、氏名、住所、電話番号、メールアドレス、生年月日、学校名、顔写真、本人確認書類などがあります。
特に名簿のように複数人分の情報がまとまっているものは、自分以外の人の情報も含まれるため、自分だけの判断で送信することには注意が必要です。
例えば、文章作成のために名簿を整理したい場合でも、名前を「Aさん」「Bさん」のように置き換えてからAIへ入力すれば、個人を特定できる情報を減らしながら作業できます。
ChatGPTで安全に文字起こしをする方法
画像の文字起こしをAIに依頼したい場合は、まず個人情報を隠すことがおすすめです。黒塗りやぼかし加工で名前や不要な情報を見えなくしてから送信すると、情報漏洩リスクを下げられます。
また、文字起こしだけが目的なら、必要な部分だけを撮影した画像を使う方法もあります。クラス全員分の名簿ではなく、自分が必要な範囲だけを処理することで安全性が高まります。
AIは非常に便利なツールですが、銀行口座情報や身分証明書などと同じように、個人情報を含むデータは慎重に扱うことが重要です。
まとめ
ChatGPTにクラス名簿の写真を送った場合、送信しただけで直ちに情報が公開されるというわけではありません。しかし、名前が含まれる名簿は個人情報にあたる可能性があるため、今後は送信前に内容を確認することが大切です。
すでに送ってしまった場合は、会話履歴の削除やデータ設定の確認を行い、今後は名前や個人を特定できる情報を隠して利用すると安心です。
AIは正しく使えば非常に役立つサービスなので、便利さだけでなく個人情報を守る意識を持ちながら活用していきましょう。


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