Twitter(X)を利用していると、「あなたのアカウントを間違えて通報してしまった」「サポートに連絡しないと凍結される」などの内容を送ってくるメッセージが届くことがあります。さらにDiscordなど外部サービスへ誘導されるケースもあり、不安になる人も少なくありません。
このような手口は、SNS上で以前から確認されているアカウント乗っ取りを目的とした詐欺の一種です。この記事では、なぜ同じような内容の詐欺が繰り返されるのか、犯人は同一人物なのか、被害を防ぐ方法について解説します。
「アカウントを間違えて通報した」というDMは詐欺の可能性が高い
「間違えてあなたを通報してしまった」「解除するためにサポート担当へ連絡してください」といった内容のDMは、典型的なSNS乗っ取り詐欺のパターンです。
通常、Twitter(X)の公式サポートが個人ユーザーへDiscordなどの外部サービスへ移動するよう案内することはありません。また、第三者が誤って通報した場合でも、DMで解決手続きを行う必要はありません。
不安をあおり、相手が焦って対応してしまう心理を利用している点が、この詐欺の特徴です。
同じ文章の詐欺をしている人は全員同じ犯人なのか
「アカウントを間違えて通報した」という内容を送ってくる人が、すべて同一人物や同じグループとは限りません。
この手口は非常に広く知られており、詐欺業者や不正アクセスを目的とした複数の人物が、似たような文章や流れを使っている可能性があります。
例えば、詐欺の手順書やテンプレートが共有されている場合、別々の人物でも同じようなDMを送ることがあります。そのため、「以前見たものと文章が同じだから同じ犯人」とは判断できません。
Discordへ誘導する目的はアカウント情報を盗むため
このタイプの詐欺では、Discordへ誘導した後に偽のサポート担当者を名乗る人物が登場することがあります。
そこで「本人確認が必要」「アカウント確認のためログインしてください」などと言い、偽サイトのURLを送ってくるケースがあります。
偽サイトにTwitter(X)のIDやパスワードを入力すると、その情報を使われてアカウントを乗っ取られる危険があります。
詐欺アカウントを見分けるポイント
怪しいDMにはいくつか共通する特徴があります。以下のような内容が含まれている場合は注意しましょう。
- 突然「通報した」「凍結される」と不安をあおる
- DiscordやLINEなど外部サービスへ移動させようとする
- 公式サポートを名乗る
- ログイン情報や認証コードを求める
- 短時間で対応するよう急かす
例えば、「今すぐ対応しないとアカウントが永久停止される」といった表現は、冷静な判断をさせないためによく使われる手法です。
もしDMを受け取った場合の正しい対応方法
このようなDMが届いた場合は、相手へ返信したり、送られてきたリンクを開いたりしないことが重要です。
基本的にはDMを削除し、送信者のアカウントをブロック・報告するだけで問題ありません。本当にアカウントに問題がある場合は、Twitter(X)の公式アプリや公式サイト内で通知されます。
また、誤ってリンクを開いてしまった場合でも、IDやパスワード、認証コードを入力しなければ被害を防げる可能性があります。
アカウント乗っ取りを防ぐために設定しておくこと
SNSアカウントを安全に利用するためには、普段からセキュリティ設定を確認しておくことが大切です。
- パスワードを他サービスと使い回さない
- 二段階認証を有効にする
- ログイン履歴を定期的に確認する
- 怪しい外部アプリとの連携を解除する
特に二段階認証を設定しておくと、万が一パスワードが知られてしまった場合でも、不正ログインを防ぎやすくなります。
まとめ
「あなたのアカウントを間違えて通報した」というDMからDiscordなどへ誘導する行為は、SNS乗っ取りを目的とした詐欺である可能性が高いです。
同じ文章を使う詐欺は複数の人物によって行われている可能性があり、必ずしもすべて同じ犯人とは限りません。しかし、手口や目的は共通しており、最終的にはアカウント情報を盗むことが狙いです。
知らない相手からの通報・凍結に関する連絡は信用せず、外部サイトへの誘導や認証情報の要求には絶対に応じないようにしましょう。


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