TikTokで自分が撮影した動画を第三者に無断転載されるトラブルは、近年増えています。YouTubeなどに先に公開していた動画を別のユーザーがTikTokへ投稿した場合でも、元の制作者には著作権があります。
しかし、TikTokへ削除依頼を出しても「明確な理由なし」などの理由で却下されるケースもあります。この記事では、無断転載された動画を削除してもらうために確認すべきポイントや、正しい申請方法について解説します。
TikTokに転載された自分の動画は削除できるのか
自分が撮影・制作した動画であれば、基本的には著作権者として削除申請を行うことができます。
YouTubeなど別のサービスで先に公開していた動画であっても、撮影者や制作者が権利を持っている場合、第三者が許可なくTikTokへ投稿する行為は著作権侵害になる可能性があります。
ただし、TikTok側が削除対応を行うには、申請内容から「申請者が権利者であること」と「どの動画が侵害対象なのか」が明確に分かる必要があります。
削除依頼が「明確な理由なし」で却下される原因
削除申請が通らない原因として多いのが、著作権侵害の説明が不足しているケースです。
単に「自分の動画です」「盗まれました」と伝えるだけでは、TikTok側が権利関係を判断できない場合があります。
例えば、元動画のURL、公開日時、撮影者であることが分かる情報、転載された動画との一致点などを具体的に記載することが重要です。
TikTokへ著作権侵害として削除申請する際のポイント
削除申請を行う場合は、通常の違反報告ではなく著作権侵害に関する申請を利用することが大切です。
申請時には以下のような情報を整理して提出すると、審査担当者が判断しやすくなります。
- 自分が著作権を持っている動画のURL
- TikTok上で無断転載された動画のURL
- 動画を撮影・制作した本人であることの説明
- 転載された部分や一致している内容
- 転載を許可していないこと
例えば、YouTubeに投稿した日付がTikTokへの投稿より前であり、同じ映像が使用されている場合は、その関係を具体的に説明すると判断材料になります。
証拠として準備しておきたいもの
削除対応を進めるためには、権利を証明できる証拠を保存しておくことが重要です。
転載された動画のURLやスクリーンショットだけでなく、元動画の編集前データ、撮影時の素材、YouTubeの公開履歴なども証拠になります。
特に動画が大量に転載されている場合は、40本以上など件数が多いこと自体も状況説明として伝えることができます。
何度申請しても削除されない場合の対応
同じ内容で繰り返し申請しても却下される場合は、申請内容の書き方を見直す必要があります。
「自分の動画だから削除してほしい」という主張だけではなく、「自分が制作した動画を、許可なく第三者が転載している」という著作権侵害の状況を明確に説明しましょう。
また、TikTokのサポート窓口や著作権侵害専用の報告フォームを利用し、一般的な通報とは異なる手続きを行うことも有効です。
今後動画を転載されないための対策
動画の無断転載を完全に防ぐことは難しいですが、被害を減らす対策はできます。
例えば、動画内にオリジナルのロゴや透かしを入れる、プロフィールで公式アカウントを明記する、元動画の公開日時が分かる状態にしておくなどが有効です。
また、定期的に自分の動画タイトルや特徴的なフレーズで検索し、転載されていないか確認することも大切です。
まとめ
TikTokで自分の動画を無断転載された場合、著作権者であれば削除申請を行うことができます。
ただし、削除依頼を通すためには、単に「盗用された」と伝えるだけではなく、元動画の情報や権利関係を具体的に示すことが重要です。
証拠を整理し、著作権侵害として正しく申請することで、TikTok側に状況を理解してもらいやすくなります。今後のためにも、自分の作品であることを証明できる記録を残しておくことがおすすめです。


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