パソコン使用中に突然「PC App Store」などを名乗る画面が表示され、画面全体を覆って操作できなくなるケースがあります。このような表示は、実際のアプリストアではなく、不安をあおって不要なソフトのインストールや個人情報入力を促す偽警告である可能性があります。
この記事では、画面が覆われてChromeなどのアプリが開けない場合の対処方法や、セーフモードが使えない時の確認手順、再発防止策について解説します。
PC App Storeの画面が突然表示される原因
PC App Storeという名前で表示される警告画面の中には、正規サービスを装った迷惑ソフトや偽のセキュリティ警告が含まれる場合があります。
このような画面では、「ウイルスに感染しています」「今すぐ修復してください」「サポートへ電話してください」など、不安を感じさせるメッセージが表示されることがあります。
しかし、本当にパソコンが感染しているとは限らず、広告や不要なソフトによって表示されているだけの場合もあります。
まず試したい画面を閉じる方法
画面全体を覆われていても、いくつかの方法で終了できる可能性があります。
最初に以下の操作を試してください。
- キーボードの「Alt」+「F4」で画面を閉じる
- 「Ctrl」+「Shift」+「Esc」でタスクマネージャーを開く
- タスクマネージャーからChromeや不審なアプリを終了する
例えば偽警告画面がChrome上で表示されている場合、Chrome自体を終了することで画面が消えることがあります。
タスクマネージャーから不審なプロセスを終了する方法
通常の終了操作ができない場合は、タスクマネージャーを利用します。
「Ctrl」+「Shift」+「Esc」を同時に押すとタスクマネージャーが起動します。表示された一覧から、Chromeや見覚えのないアプリを探して「タスクの終了」を選択します。
例えば「PC App Store」「不明なアップデートツール」「見覚えのない常駐アプリ」などが起動している場合は、終了後にインストール済みアプリを確認する必要があります。
セーフモードが起動できない場合の確認ポイント
迷惑ソフトを削除するためにセーフモードを試す人も多いですが、Windowsの設定や操作方法によっては起動できない場合があります。
Windows 10やWindows 11では、電源ボタン長押しによる強制終了を繰り返すことで、自動修復画面からセーフモードへ進める場合があります。
また、ログインできる状態であれば、「設定」から回復オプションを開き、詳細スタートアップを利用する方法もあります。
不審なアプリを削除する方法
画面を閉じることができたら、最近インストールされたアプリを確認します。
Windowsの場合は「設定」から「アプリ」を開き、インストール日順に並べ替えて、覚えのないソフトがないか確認してください。
例えば、問題が発生する直前に無料ソフトやブラウザ拡張機能を入れていた場合、それが原因になっている可能性があります。
ウイルス感染が心配な場合に行う確認
偽警告を閉じただけで解決する場合もありますが、不安な場合はWindows標準のセキュリティ機能で確認しましょう。
Windowsセキュリティのウイルスと脅威の防止からスキャンを実行し、検出された項目があれば指示に従って対処します。
また、警告画面に表示された電話番号へ連絡したり、クレジットカード情報やパスワードを入力した場合は、別途対策が必要です。
やってはいけない対応
偽警告の場合、表示内容に従って操作すると被害が拡大する可能性があります。
- 表示された電話番号へ連絡する
- 遠隔操作ソフトをインストールする
- クレジットカード情報を入力する
- 不明なファイルをダウンロードする
特に「サポート担当者が遠隔操作します」という案内は、詐欺でよく使われる手口です。
まとめ
PC App Storeのような画面がパソコン全体を覆って操作できない場合でも、慌てて表示内容に従う必要はありません。
まずはAlt+F4やタスクマネージャーによる終了を試し、画面が消えた後に不要なアプリやブラウザ拡張機能を確認しましょう。
また、警告画面から個人情報を入力したり、表示された連絡先へ問い合わせたりしないことが重要です。定期的なセキュリティチェックと不要なソフトを入れない習慣によって、同様のトラブルを防ぐことができます。


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