ドコモ光(ぷららv6エクスプレス)とTP-Link Deco XE75の組み合わせで「IPv6は繋がるのにIPv4だけ不通になる」という症状は、突然発生することもあり原因の切り分けが難しいトラブルの一つです。本記事では、実際に起こりやすい構成上の問題と、改善のための確認ポイントを整理します。
IPv6は繋がるのにIPv4だけ不通になる理由
今回の構成では「IPv6(IPoE)」と「IPv4(DS-Lite)」が併用されています。
YouTubeやGoogleが見られるのはIPv6通信が正常だからであり、IPv4側の経路(DS-Liteトンネル)に問題がある可能性が高い状態です。
特にDS-Lite方式は、対応ルーター・AFTR接続先・プロバイダ側設定のいずれかが崩れるとIPv4だけ通信できなくなります。
ぷららv6エクスプレスとDS-Lite設定の重要ポイント
ぷららv6エクスプレスは基本的にIPv6 IPoE+IPv4 over IPv6(DS-Lite)で動作します。
ここで重要なのは「V6プラス」など他方式に切り替えても改善しない場合、プロバイダ側の方式と一致していない可能性です。
Deco XE75側でDS-Liteを使う場合、正しいトンネル方式と自動取得が必須になります。
Deco XE75側で確認すべき設定
まず確認すべきは「インターネット接続タイプ」が自動検出になっているかどうかです。
手動でV6プラスや別方式に変更している場合、ぷらら側のDS-Liteと不一致になりIPv4が死ぬケースがあります。
またファームウェア更新失敗は、WAN側が正常に確立できていないサインの可能性もあります。
ONU・プロバイダ側の切り分け方法
ONU自体が正常でも、IPv4トンネルの終端(AFTR)に到達できていないと通信できません。
この場合、別ルーター(ぷらら推奨ルーターなど)を一時的に接続してIPv4が復活するか確認するのが有効です。
もし別ルーターで正常なら、Deco側の設定・相性問題が原因と特定できます。
よくある原因:設定リセット後の自動誤判定
初期化後にDecoが自動でIPv6/IPv4方式を誤認識することがあります。
特にDS-Lite環境では、初回接続時に正しくトンネルを掴めないと、そのままIPv4だけ死んだ状態になることがあります。
この場合は「完全初期化→LANケーブル再接続→自動設定待機」が重要です。
まとめ
今回の症状は、回線障害というより「DS-Lite(IPv4 over IPv6)方式の不整合」または「Deco側の自動設定エラー」である可能性が高いです。
IPv6が正常なため物理回線やONUは問題ないことが多く、ルーター設定・方式一致の確認が最優先になります。
特にぷららv6エクスプレス環境では、IPv4単体の設定変更では解決しないケースが多いため、接続方式の再構築が重要です。


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