WordPressを始めたばかりの人が混乱しやすいのが、「WordPress.com」と「WordPress.org」の違いです。特に最近はAI Website Builderなど便利な機能が増えており、「.comでデザインして、.orgで仕上げたい」と考える人も増えています。この記事では、WordPress.comで作成したサイトをWordPress.org環境へ移行できるのか、初心者向けにわかりやすく解説します。
WordPress.comとWordPress.orgは別サービス
まず理解しておきたいのが、WordPress.comとWordPress.orgは名前は似ていますが、実際にはかなり違うという点です。
| 項目 | WordPress.com | WordPress.org |
|---|---|---|
| サーバー管理 | 不要 | 自分で必要 |
| 自由度 | 制限あり | 非常に高い |
| AI Builder | 利用可能な場合あり | 基本なし |
| プラグイン自由追加 | プラン依存 | 自由 |
「WordPress.comで作ったものをWordPress.orgで使う」という考え方自体は可能です。
途中まで作ったサイトを移行することは可能
結論から言うと、WordPress.comで作成したサイトを、WordPress.org側へ移行して編集を続けることはできます。
ただし、「完全にそのまま同じ状態」で移行できるとは限りません。
移行できる主なもの
- 投稿記事
- 固定ページ
- 画像
- 一部テーマ設定
移行時に崩れやすいもの
- AI Builder独自レイアウト
- 専用ブロック
- 一部デザイン設定
- 有料テーマ機能
特にAI Website Builder独自の装飾は、移行後に再調整が必要になる場合があります。
初心者なら「デザイン案作成」と割り切るのがおすすめ
実際には、WordPress.comのAI Builderを「サイトのたたき台」として利用する人もいます。
つまり、完成品をそのまま移行するというより、「デザインや構成の参考にする」イメージです。
おすすめの流れ
- WordPress.comでAI Builder使用
- ページ構成を決める
- 配色や文章を整理
- WordPress.org環境で再構築
この方法だと、あとから自由度の高い.org環境で細かい調整ができます。
WordPress.org側ではレンタルサーバーが必要
WordPress.orgを使う場合、自分でサーバー契約とドメイン設定を行う必要があります。
初心者が混乱しやすい部分ですが、最近は「簡単インストール機能」が用意されているレンタルサーバーも多いです。
| 必要なもの | 内容 |
|---|---|
| レンタルサーバー | サイト設置場所 |
| 独自ドメイン | URLになる |
| WordPress本体 | .org版を設置 |
初心者向けサーバーでは、数クリックでWordPress.org環境を作れる場合もあります。
移行方法の基本
WordPress.comからWordPress.orgへ移す場合は、エクスポート機能を使うのが一般的です。
基本的な手順
- WordPress.comで「エクスポート」
- XMLファイルを保存
- WordPress.org側で「インポート」
- 画像やメニュー再調整
デザインは多少崩れることがありますが、記事内容や画像は移しやすいです。
AI Builderだけを目的にするなら注意も必要
AI Website Builderは便利ですが、環境依存の機能も多くあります。
そのため、「AIで作ったレイアウトを100%そのまま.orgで使える」と期待しすぎない方が安心です。
ただし、初心者がサイト構成を考える補助としては非常に便利です。
まとめ
WordPress.comでAI Website Builderを使って作成したサイトを、後からWordPress.org環境へ移行して編集することは可能です。ただし、AI Builder独自のデザインや一部機能は完全再現できない場合があります。初心者の場合は、まず.com側でサイト構成やデザインの方向性を決め、その後.org側で本格的に仕上げる方法が現実的です。WordPressは最初は難しく感じますが、少しずつ理解していけば問題ありません。


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