ゲーミングPCを有線LAN接続しているのに、通信速度が90Mbps前後しか出ないと、「CAT6ケーブルなのに遅い」「1Gbps接続表示なのに速度が伸びない」と悩む人は少なくありません。特に、Windows側では1.0Gbps表示になっている場合、どこに原因があるのか分かりにくくなります。この記事では、PR-400NE環境で有線LAN速度が90Mbps程度しか出ない場合に確認したいポイントを、順番にわかりやすく解説します。
まず知っておきたい「90Mbps前後」の意味
実は、有線LANで90Mbps前後しか出ない場合、かなり典型的な原因があります。
それは、どこかで100BASE-TX接続相当になっているケースです。
本来Gigabit Ethernet(1Gbps)なら数百Mbps以上出ることが多いですが、100Mbps系リンクだと実効速度が90Mbps前後になります。
| リンク速度 | 実際の速度目安 |
|---|---|
| 100Mbps | 80〜95Mbps程度 |
| 1Gbps | 200〜900Mbps程度 |
つまり、「90Mbps付近」はかなりヒントになる数字です。
Windowsで1Gbps表示でも安心できない理由
イーサネット状態で「1.0Gbps」と表示されていても、実際には別箇所で速度制限が発生している場合があります。
例えば次のようなケースです。
- LANケーブル内部断線
- ルーターポート不良
- ONU側問題
- LANコネクタ接触不良
- ISP混雑
特にLANケーブルは、「リンク自体は成立するが速度が安定しない」という故障が意外と多いです。
最初に試したいのはLANケーブル交換
もっとも多い原因はLANケーブルです。
CAT6表記でも、以下のようなケースがあります。
- 古いケーブル
- 内部断線
- 細すぎる激安品
- 爪破損
- 長期間折れ曲がり
特に爪部分近くは断線しやすいポイントです。
一度、別の短いCAT6以上ケーブルへ交換して速度確認するのがおすすめです。
PR-400NE側のポート変更も効果あり
PR-400NE側LANポート不良もあり得ます。
別ポートへ差し替えるだけで改善するケースがあります。
また、ハブを経由している場合は一度直結確認も重要です。
| 確認箇所 | 試す内容 |
|---|---|
| LANポート | 別ポート変更 |
| ハブ | 一旦外す |
| ONU | 再起動 |
| PC側 | 別PCで速度測定 |
「速度とデュプレックス固定」は逆効果の場合もある
意外と見落とされるのがここです。
Windows側で「速度とデュプレックス」を手動固定すると、自動ネゴシエーション不一致が発生する場合があります。
通常は「自動ネゴシエーション(Auto Negotiation)」推奨です。
特に最近のルーター・NICでは、自動設定の方が安定するケースが多いです。
ネット回線自体が100Mbps契約の可能性もある
使用している光回線プラン自体も確認が必要です。
例えば古い契約では100Mbps上限のままになっている場合があります。
特にフレッツ系は契約世代が古いケースがあります。
LANドライバ更新も意外と重要
ゲーミングPCではNICドライバが古い場合があります。
マザーボードメーカー公式サイトから最新LANドライバへ更新すると改善することがあります。
Windows標準ドライバより、IntelやRealtek純正ドライバの方が安定する場合もあります。
回線混雑時間帯も確認する
夜間だけ遅い場合は、プロバイダ混雑も疑われます。
特に19時〜23時は利用者集中しやすく、速度低下が起きやすい時間帯です。
朝や昼にも90Mbpsしか出ないなら、機器側原因の可能性が高くなります。
おすすめの切り分け方法
効率よく原因調査するなら、以下順番がおすすめです。
- 別LANケーブル試す
- PR-400NE別ポート
- 速度とデュプレックスを自動へ戻す
- 別PC接続
- ONU再起動
- ドライバ更新
これだけで原因特定できることがかなり多いです。
まとめ
ゲーミングPCで有線LAN速度が90Mbps前後しか出ない場合、多くは「100Mbps相当でどこかが動作している」ことが原因です。
特にLANケーブル不良、ポート相性、手動デュプレックス設定などは非常によくある原因です。
まずはCAT6ケーブル交換、ポート変更、速度設定を自動へ戻す、この3つから試すと改善するケースが多くなります。


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