iPhoneの「転送またはiPhoneをリセット」→「新しいiPhoneの準備」で一時的にiCloudにバックアップを作成する機能は、新しい端末へのデータ移行をスムーズにする便利な仕組みです。ただし、普段iCloud写真をオフにしている場合でも、バックアップに何が含まれるかを正確に理解しておくことが大切です。
一時的バックアップの概要
Appleの公式サポートによると、「新しいiPhoneの準備」機能は、iCloudストレージの空きが不足している場合でも、無料で一時的に追加のiCloudストレージを提供してバックアップを作成できる機能です。これにより、古いiPhoneのデータを新しいiPhoneに移行するまで最長21日間バックアップを保持できます。([参照]新しい iPhone や iPad の購入時に iCloud ストレージを一時利用する – Apple サポート)
つまりこのバックアップは、単なる写真だけでなく、通常のiCloudバックアップと同じようにデバイス全体のスナップショットを作成します。
iCloudバックアップとは何か?
通常のiCloudバックアップは、iPhoneの多くの設定や情報をクラウドに保存する仕組みです。バックアップ対象には、デバイスの設定、ホーム画面レイアウト、アプリデータなどが含まれます。([参照]iCloudバックアップの対象となるもの – Apple サポート)
ただし、同期型サービスとしてiCloud写真やiCloudメッセージなどをオンにしている場合、そのコンテンツはバックアップではなく別途クラウド上に保持・同期されるため、バックアップには含まれないケースがあります。([参照]iCloudバックアップの対象となるもの – Apple サポート)
写真は一時バックアップに含まれる?
ここが多くの人が疑問に感じるポイントです。iCloud写真をオフにしている場合、端末内に保存されている写真やビデオは通常のiCloudバックアップに含まれます。つまり一時的なバックアップでもこれらの写真・ビデオは保存されます。([参照]iCloudバックアップの対象となるもの – Apple サポート)
一方で、iCloud写真をオンにしている場合は、写真やビデオはすでにクラウド上に保存されているため、バックアップ自体には含まれません。復元後にWi‑Fi接続を行うことで、iCloudから自動的にダウンロードされる仕組みです。([参照]iCloudバックアップの対象となるもの – Apple サポート)
具体例で理解する
たとえば、写真アプリに1000枚の写真がありiCloud写真をオフにしている場合、この写真はバックアップの一部として保存されます。新しいiPhoneへ復元すると、それらの写真もそのまま戻ります。
逆に、iCloud写真をオンにしている場合、写真はクラウドにすでにあるので、復元時にはiCloudからの同期によって写真が再表示されます。つまりバックアップ自体が写真データを保持していなくても結果的に写真が復元される仕組みです。
まとめ
「新しいiPhoneの準備」で作成される一時的なiCloudバックアップは、基本的に通常のiCloudバックアップと同じ内容を保存します。普段iCloud写真をオフにしている場合でも、その写真やビデオはバックアップに含まれます。iCloud写真をオンにしている場合は、写真はクラウド同期で扱われるためバックアップには含まれませんが、復元後に自動的に同期されます。
この仕組みを理解しておけば、新しいiPhoneへの移行時にも安心してバックアップを使うことができます。


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