IPv6には接続できるのにIPv4でインターネットに繋がらない場合、原因はルーター設定や回線、機器間の接続方式にあることが多いです。今回は、賃貸ネットのGE-PON型ONUとTP-Link Archer AC1900を使用している環境でのIPv4接続問題の解決策を解説します。
1. IPv4接続ができない原因
IPv4が繋がらない主な原因は以下です。
- ルーターのWAN設定がIPv6優先になっている。
- v6プラスやIPoE接続モードがIPv4ブリッジをサポートしていない。
- ONUとルーター間でIPv4パスが正しく通っていない。
2. ルーター設定の確認と修正
TP-Link Archer AC1900での設定手順。
- 管理画面にログインし、「ネットワーク」→「WAN」を確認。
- IPv4/IPv6モードが「自動検出」になっているか確認。必要に応じてIPv4優先に変更。
- PPPoE接続を使用している場合、契約情報を正しく入力。
WPS無効化だけではIPv4問題は解決できません。IPv4パスが通る設定に変更する必要があります。
3. ONUとルーターの接続確認
ONUがGE-PON型光加入者線終端装置タイプDの場合、ルーターをブリッジモードで接続するとIPv4が通らないことがあります。ルーターは通常のルーターモードで接続し、IPv4アドレスが自動取得されているか確認してください。
4. v6プラス接続時の注意点
v6プラスはIPv6トンネル技術で、IPv4も同時に提供されますが、TP-Link TetherアプリではIPv4が「インターネットなし」と表示される場合があります。これはアプリ側の表示の問題で、実際にはIPv4通信がルーターで可能なことがあります。PCや別端末でIPv4通信ができるか確認してください。
まとめ
IPv4接続ができない場合は、WPSの無効化だけでなく、ルーターのIPv4/IPv6設定、ONUとの接続方式、v6プラス環境の挙動を確認する必要があります。TP-Link Archer AC1900はルーターモードでIPv4自動取得を行うことで、多くの場合問題が解決します。必要に応じて、ISPにIPv4割り当て設定の確認も行いましょう。


コメント