iCloudの2TBプランを利用して動画をアップロードしている際、待機中から進まない、またはダウンロードが完了した後に再度「雲と矢印」のマークが表示されてやり直しになる問題が発生することがあります。この記事では、その原因と解決策を解説します。
iCloudに動画がアップロードできない原因
動画がiCloudにアップロードできない原因としては、いくつかの要因が考えられます。代表的なものには、ネットワークの不安定さやiCloudストレージの設定ミス、ファイルの形式や容量に関する制限が挙げられます。まずは、これらの基本的なポイントを確認することが重要です。
ネットワーク接続を確認する
iCloudに動画をアップロードするには安定したインターネット接続が必要です。Wi-Fiやモバイルデータの接続が不安定な場合、動画のアップロードが完了しないことがあります。まずは、インターネット接続が安定しているか確認してください。
特に大きなファイル(例えば200MB程度の動画)のアップロード時には、強力なインターネット接続が求められます。Wi-Fiが遅い場合は、接続を見直すことをおすすめします。
iCloudストレージの空き容量を確認する
iCloudの空き容量が不足している場合、ファイルをアップロードできないことがあります。ストレージの空き容量が足りないと、アップロード中にエラーが発生することがあります。設定メニューからストレージの空き容量を確認し、必要に応じて不要なデータを削除して空き容量を確保しましょう。
iCloudの空き容量は「設定」>「iCloud」>「ストレージ管理」から確認できます。
ファイル形式やサイズの確認
iCloudでは、特定のファイル形式やサイズに制限があります。動画ファイルがiCloudに対応した形式であるか、またファイルサイズが許容範囲内であるかを確認してください。一般的に、MP4などの一般的な動画フォーマットであれば問題なくアップロードできますが、特殊な形式やサイズが大きすぎる場合、アップロードに失敗することがあります。
ファイルの形式やサイズを確認し、必要に応じて形式を変換したり、動画を分割してアップロードしてみてください。
iCloudの再起動とリセット
これらの対策を試しても問題が解決しない場合、iCloudのアカウントやデバイスを再起動してみましょう。時には、一時的な不具合や設定ミスが原因となっていることもあるため、再起動することで解決する場合があります。
再起動後、再度動画をアップロードしてみてください。それでも改善しない場合、iCloudの設定をリセットして再設定することも検討してください。
まとめ
iCloudに動画がアップロードできない問題は、ネットワーク接続やストレージ容量、ファイル形式やサイズ、または一時的な不具合によって引き起こされることがあります。これらの基本的な対策を試すことで、多くの問題は解決できるはずです。上記の手順を順に試してみて、問題が解決しない場合はAppleサポートに問い合わせてみましょう。


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