iCloudの無料ストレージ(5GB)では足りず、50GBプランを購入する人も多いですが、毎月の費用が気になるところです。また、Googleフォトを併用している場合、二重でバックアップする必要があるのか疑問に思う方もいるでしょう。本記事では、コストを抑えつつ、データを安全に管理する方法を紹介します。
iCloudストレージの料金プランとコスト管理
iCloudのストレージプランには以下の選択肢があります。
プラン | 容量 | 月額料金 |
---|---|---|
無料プラン | 5GB | ¥0 |
50GB | 50GB | ¥130 |
200GB | 200GB | ¥400 |
2TB | 2TB | ¥1,300 |
50GBプラン(¥130/月)なら比較的安価ですが、さらにコストを抑えたい場合、以下の方法が有効です。
1. iCloudのバックアップ対象を見直す
設定 → Apple ID → iCloud → ストレージを管理 から、不要なデータを削除することで、50GB未満に抑えられる可能性があります。
2. 写真・動画を別のクラウドサービスに移行
iCloudフォトライブラリをオフにし、GoogleフォトやOneDriveなど他のサービスに写真・動画をバックアップすることで、iCloudの使用量を削減できます。
3. Apple Oneを検討
Appleのサブスクリプションサービス「Apple One」には、iCloudストレージが含まれたプランもあるため、他のAppleサービスを利用する場合はコストパフォーマンスが良くなります。
Googleフォトとの使い分けは必要か?
Googleフォトもバックアップサービスとして利用可能ですが、二重にバックアップするべきかどうかは、用途によります。
Googleフォトの特徴
- 無料プランでも15GBのストレージを利用可能
- GoogleのAIが写真を自動で分類・検索可能
- 他のデバイス(Android、Windows)でもアクセスしやすい
二重バックアップが有効なケース
以下のような場合、iCloudとGoogleフォトの両方を活用するのがおすすめです。
- データの完全な冗長化:片方のサービスでトラブルが発生しても、もう一方にデータが残る。
- 複数のデバイスでアクセス:iPhone・iPadではiCloud、AndroidやPCではGoogleフォトを活用。
一方で、無駄を省く方法も
コストを抑えたい場合、どちらか一方のサービスに統一し、もう一方のバックアップを停止することも選択肢です。
最適なストレージ活用方法
以下の方法を組み合わせると、コストを抑えつつ、必要なデータを安全に管理できます。
- 写真・動画はGoogleフォト、ドキュメントはiCloud Driveに保存
- 不要なiCloudバックアップを削除し、無料プランで運用
- Apple Oneの活用でお得にiCloudストレージを増量
まとめ
iCloudとGoogleフォトの両方を使うことで、データの安全性を高めることができますが、コストを抑えたい場合は用途ごとに適切なクラウドサービスを選択することが重要です。ストレージ管理を見直し、最適な方法でデータをバックアップしましょう。
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