長年利用してきたセキュリティソフト「カスペルスキー」を解約したいと考えている方は少なくありません。特にプロバイダ(So-netなど)を通じて契約していた場合、どのような手続きが必要か分かりにくいものです。この記事では、解約やアンインストールの流れ、料金が発生していないかの確認方法を解説します。
カスペルスキーの契約状態を確認する
まずは現在の契約状況を確認することが重要です。マイカスペルスキーにログインし、「インターネット セキュリティ」のライセンスが有効期限終了となっている場合、すでに契約は切れており課金も行われていない可能性が高いです。
ただし、So-net経由で契約した場合は、So-netのマイページや料金明細でも確認しましょう。過去にプロバイダ経由で自動継続のオプションが設定されているケースがあるためです。
料金引き落としの有無をチェックする
「まだ料金を引き落とされているのでは?」という不安がある場合は、実際に利用している銀行口座やクレジットカードの明細を確認しましょう。もしカスペルスキーやSo-netからの定期課金が続いていれば、そこで判明します。
例えば、毎月数百円~千円前後の「So-netオプションサービス」名義での請求が残っていることがあります。その場合はSo-netのサポートに連絡して、セキュリティオプションを解約する必要があります。
解約が不要なケースと必要なケース
- 解約不要なケース:契約がすでに終了しており、ライセンスが無効。料金も発生していない場合はアンインストールのみでOK。
- 解約が必要なケース:So-netのオプション契約が継続している場合。So-netマイページやサポート窓口から手続きを行いましょう。
カスペルスキー自体のソフトを削除するだけでは、契約が自動的に解除されるわけではありません。必ず契約元(So-netなど)での確認が必要です。
アンインストールの方法
契約が切れていることを確認できたら、PCからカスペルスキーをアンインストールします。
- Windowsの「設定」から「アプリと機能」を開く
- 「Kaspersky Internet Security」など対象ソフトを選択
- アンインストールを実行
削除後は、Windows Defenderなど標準のセキュリティ機能が自動的に有効になります。
無料版「セキュアコネクション」について
マイカスペルスキーに表示されている「セキュアコネクション(無料版)」は、VPN機能の無料利用枠です。これは料金が発生するものではなく、有料版に移行しない限り自動課金もありません。気になる場合は、このソフトも合わせて削除しておくと安心です。
まとめ
カスペルスキーを解約したい場合は、まず契約が本当に終了しているかをSo-netや決済明細で確認することが第一歩です。すでにライセンスが終了し、課金がないことを確認できれば、アンインストールだけで問題ありません。もし引き落としが続いている場合は、So-netサポートに連絡して解約手続きをしましょう。
無駄な支払いを防ぎつつ、安心してPCを利用するために、必ず契約状況の確認をしてから削除を進めてください。
コメント