光回線を契約したのにインターネットが繋がらないと不安になるものです。特に「Game with 光1GB」のようにDS-Liteやクロスパス方式を採用しているサービスでは、設定が複雑でつまずくケースもあります。ここでは、接続がうまくいかない場合に考えられる原因と対処法をまとめました。
Game with 光1GBの特徴とクロスパス接続
Game with 光は、OCN系のIPv6 IPoE(DS-Lite方式)を利用することで、従来のIPv4 PPPoE接続より快適な通信を可能にしています。利用するには「クロスパス(transix)」対応のルーターが必要です。例えばTP-LinkのArcher C80はクロスパス対応モデルとして知られています。
接続確認サイトで「shared.user.transix.jp」と表示される場合は、IPv6接続はできているものの、クロスパスが有効化されていない可能性があります。
設定で確認すべきポイント
ルーターで「インターネット接続タイプ」が正しく設定されているか確認しましょう。Game with 光では以下の設定が基本となります。
- 接続タイプ:DS-Lite
- AFTRアドレス:自動取得(手動でdgw.xpass.jpを指定する必要はありません)
- IPv6接続が有効になっているか確認
もし「手動で指定すると接続できない」という場合、ルーターが自動的にAFTRを取得できていれば問題ありません。逆に「クロスパス可変サービス以外」と表示される場合は、ISP側でIPv6 IPoE設定が有効化されていない可能性があります。
よくあるトラブルと解決策
契約直後によくあるトラブルは以下のようなものです。
- 回線切替の反映待ち:前のプロバイダー解約後、数時間~1日ほど経たないと新しい接続が安定しないことがあります。
- ルーターのキャッシュ:ルーターをリセットしても古い設定が残っている場合があります。工場出荷状態に戻して再設定を試しましょう。
- プロバイダー側の設定未反映:サポート窓口に連絡し、クロスパスが正しく有効化されているか確認すると解決することがあります。
また、ルーターのファームウェアが最新かどうかも必ず確認してください。
サポートに連絡するときのチェックリスト
それでも解決しない場合は、運営サポートに問い合わせるのが確実です。その際は以下の情報を伝えるとスムーズです。
- ルーターの機種名(例:TP-Link Archer C80)
- 接続確認サイトの表示内容(shared.user.transix.jpなど)
- IPv6/IPv4アドレスの情報
- 再起動やリセットを試したかどうか
これらの情報があると、サポート側でも原因の切り分けが早くなります。
まとめ
Game with 光1GBで接続がうまくいかない場合、まずはルーター設定(DS-Lite自動取得)とIPv6有効化を確認しましょう。それでも「クロスパスが利用中とならない」場合は、契約直後の反映待ちやISP側の設定ミスの可能性もあります。最終的にはサポートに状況を伝え、クロスパス接続が有効化されているか確認するのが解決への近道です。
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