iCloudの容量が「もうすぐいっぱいです」というメッセージが表示され、画像を7000枚ほど削除したのに容量が減らない場合、どのように対応すべきか悩むことがあります。この記事では、iCloudの使用容量が変わらない原因とその解決方法を解説します。
1. iCloudの削除したデータはどこに行った?
画像やファイルを削除した場合でも、iCloudの使用容量がすぐに減らないことがあります。削除したデータは「最近削除された項目」フォルダに移動され、完全に削除されるまで容量に影響を与えたまま残ります。
「最近削除された項目」を開き、完全に削除されているか確認しましょう。これにより、削除したデータが実際に容量を占めているかを確認できます。
2. 完全に削除する方法
iCloudに保存されているデータが完全に削除されたか確認するために、以下の手順を試してみてください。
- iPhoneやiPadの場合、「設定」→「Apple ID」→「iCloud」→「ストレージ管理」→「最近削除された項目」を選択し、削除する
- PCやMacからは、iCloudの設定で同様の操作を行い、完全に削除されているかを確認する
これにより、不要なデータが確実に削除され、容量が解放されるはずです。
3. バックアップと同期の影響
画像やファイルを削除した後でも、iCloudバックアップや同期の設定が影響している場合があります。特に、iCloudフォトライブラリが有効になっている場合、削除した画像がiCloud上にまだ残っていることがあります。
同期設定を再確認し、必要に応じてバックアップを停止したり、iCloudのフォトライブラリ設定を見直してみてください。
4. ストレージ管理の見直し
iCloudのストレージ管理を見直し、どのデータがどれくらいの容量を占めているのかを把握することが重要です。設定から「iCloud」→「ストレージ管理」で、各アプリが使用している容量を確認し、不要なデータを削除することができます。
また、iCloudのストレージプランをアップグレードすることで、容量不足を解消することも検討できます。
5. まとめ
iCloudの容量がいっぱいに近づいた場合、画像やファイルを削除した後に「最近削除された項目」を確認し、完全に削除されているかをチェックしましょう。また、iCloudのストレージ管理を見直し、必要なデータのみを保存するようにしましょう。もし、容量が足りない場合は、プランのアップグレードを検討するのも一つの方法です。
コメント