最近、バッファローのルーターで初期設定を変更していないユーザーに対して、パスワード変更を推奨する呼びかけがありました。この記事では、初期設定を変更していない場合にパスワードを変更した方が良い理由や、NAS機能がない場合でもパスワード変更が重要である理由について解説します。
バッファローのルーター初期設定の問題
多くのルーターには、工場出荷時に設定されたデフォルトの管理者パスワードが設定されています。これらのパスワードはメーカーにより決まっており、公開されている場合もあります。もし、初期設定のままルーターを使っていると、誰でもそのパスワードを知っていることになり、悪意のある第三者にアクセスされるリスクが高くなります。
そのため、バッファローからの呼びかけに従い、初期パスワードを変更することが非常に重要です。これにより、自宅のインターネット環境を守ることができます。
NAS機能がなくてもパスワード変更は必要
質問者は、NAS(ネットワーク接続ストレージ)機能がないという点を挙げていますが、NAS機能がなくてもルーターのセキュリティは重要です。ルーターに接続された全ての機器がインターネットを利用しているため、悪意のある攻撃者がルーターにアクセスして不正な操作を行うリスクが常に存在します。
例えば、ルーターの設定を変更されてしまうと、ネットワークが不安定になることや、インターネット接続が切断されることがあります。最悪の場合、攻撃者にネットワークを乗っ取られる可能性もあります。そのため、NAS機能の有無に関係なく、ルーターのパスワードを変更することは必須です。
パスワード変更方法と注意点
バッファローのルーターのパスワードを変更する方法は、ルーターの管理画面にアクセスすることから始めます。管理画面にログインするには、ウェブブラウザにルーターのIPアドレス(例:192.168.11.1)を入力し、ログイン画面で初期パスワードを入力します。
ログイン後、セキュリティ設定のページにアクセスし、新しいパスワードを設定することができます。ここで重要なのは、推測されにくい強力なパスワードを選ぶことです。例えば、英大文字、英小文字、数字、記号を組み合わせた12文字以上のパスワードが推奨されます。
まとめ
バッファローのルーターに限らず、ルーターの初期設定を変更せずに使用することは、セキュリティリスクを高める原因になります。NAS機能がない場合でも、パスワードを変更することは重要です。パスワード変更後は、強力で推測されにくいものを設定し、自宅のインターネット環境を守りましょう。
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