現在iCloudの200GBプランを利用しているが、家族が契約している2TBプランに切り替えたいという場合、データの移行方法やファミリー共有の設定についての不安があるかもしれません。この記事では、200GBプランを辞め、家族のiCloudストレージを共有するための手順を詳しく解説します。
iCloudのストレージを家族で共有する前に確認すべきこと
まず最初に、家族でiCloudストレージを共有するためには、家族のiCloudアカウントがファミリー共有に設定されていることを確認する必要があります。ファミリー共有の設定が完了していない場合は、最初にその設定を行う必要があります。
また、200GBのiCloudプランを辞める際には、そのプランに保存されているデータがどうなるかをしっかり把握しておくことが重要です。プランを解約してもデータは消えませんが、ストレージ容量が不足すると、データのアップロードや新たなデータの保存ができなくなります。
200GBのiCloudストレージを辞める方法
まず、iPhoneやiPad、またはMacを使って、現在利用している200GBのiCloudストレージプランを解約します。解約方法は以下の通りです。
- iPhoneまたはiPadの場合: 「設定」>「Apple ID」>「iCloud」>「ストレージ管理」>「プランを変更」から、200GBプランを解除します。
- Macの場合: 「システム環境設定」>「Apple ID」>「iCloud」>「ストレージの管理」>「プランを変更」から、200GBプランを解除します。
プランを変更すると、無料の5GBプランに戻りますが、データが削除されるわけではなく、必要な場合はすぐに他の方法でデータをバックアップしておくと良いでしょう。
データが消えることはないか?
iCloudストレージプランを解約しても、保存されているデータは消えません。ただし、無料プラン(5GB)の容量を超えている場合、新しいデータをアップロードすることができなくなります。
そのため、家族の2TBプランに移行する前に、必要なデータをバックアップし、ファミリー共有の設定が完了したら、データを移行する準備を整えておくことが重要です。
ファミリー共有でiCloudストレージを共有する方法
次に、家族のiCloudストレージを共有するために必要な手順を説明します。ファミリー共有を設定することで、家族全員が1つのiCloudストレージプランを共有することができます。
ファミリー共有の設定方法は以下の通りです。
- iPhoneまたはiPadの場合: 「設定」>「Apple ID」>「ファミリー共有」から「iCloudストレージの共有」を選択し、家族のメンバーを追加します。
- Macの場合: 「システム環境設定」>「Apple ID」>「ファミリー共有」から「iCloudストレージの共有」を選択し、メンバーを追加します。
これで、家族全員が2TBのiCloudストレージを共有できるようになります。家族のメンバーは自分のデータを個別に管理しながらも、ストレージの容量を一緒に利用することができます。
まとめ
iCloudの200GBプランを辞めて家族で共有するためには、まずファミリー共有の設定を行い、家族の2TBプランに参加する必要があります。プランを解約してもデータは消えませんが、容量が足りなくなることがないよう、データのバックアップと移行に注意が必要です。これらの手順を踏めば、スムーズに家族でiCloudストレージを共有し、効率よく利用することができるでしょう。
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