iPhoneのファミリー共有を使用していると、iCloud+の共有をメンバーの一人だけ解除したい場合が出てきます。この記事では、iCloud+の共有を一人に対して解除する方法について解説します。
iCloud+のファミリー共有機能について
iCloud+は、Appleのクラウドサービスを提供するプランで、ストレージの追加容量や、iCloudメール、iCloudバックアップなどを利用できます。ファミリー共有を利用することで、家族や友人とiCloud+を共有できる便利な機能です。
ただし、特定のユーザーだけiCloud+の共有を解除したい場合や、サブアカウントとメインアカウントだけで使いたい場合があります。そんな時、どのように設定を変更すればよいかについて、以下で説明します。
iCloud+の共有解除方法
iCloud+の共有は、Apple IDの「ファミリー共有」設定から管理できます。現在、iCloud+の共有を一人だけ解除する機能は、ファミリー共有内で全体を一括で管理する方法しか用意されていません。しかし、特定のメンバーにiCloud+を使わせないようにする方法として、ファミリー共有設定を変更する方法があります。
具体的には、次の手順で行います。
- 「設定」アプリを開き、「自分の名前」から「ファミリー共有」を選択。
- 「ファミリー共有」のメンバーリストから、iCloud+を解除したいメンバーを選択。
- そのメンバーの「iCloud+」オプションをオフにする。
この設定を行うことで、そのメンバーはiCloud+を使用できなくなります。
注意点と制限事項
現在、iCloud+のプラン自体はファミリー共有で利用する前提で提供されていますが、個々のメンバーがそれぞれ別々にiCloud+の利用を管理することはできません。iCloud+をファミリー共有で利用する場合、全体のプランとして管理する必要があります。
そのため、個別に解除したい場合は、ファミリー共有を解除するか、別のApple IDで新たに契約する必要があります。
再設定する方法
万が一、再度特定のメンバーだけiCloud+を使用したい場合は、再度「ファミリー共有」の設定からそのメンバーを追加することが可能です。再設定後、そのメンバーはiCloud+を再度使用できるようになります。
再設定の手順も同様に、「ファミリー共有」のメンバーリストから追加したいメンバーを選び、iCloud+を再度有効にすることで、簡単に復旧ができます。
まとめ
iPhoneのファミリー共有を使ってiCloud+を一人に対して解除する場合、直接的な解除機能はないものの、「ファミリー共有設定」を変更することで、特定のメンバーだけiCloud+を使用しないように設定することが可能です。ただし、個別にiCloud+のプランを管理することはできないため、設定変更の際にはファミリー全体での管理を意識する必要があります。
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