AndroidでVPN(AdGuard)を使いながら、手動でDNSを設定しようとした際に通信ができなくなる問題について解説します。手動DNS設定に関連する設定方法と問題解決のポイントをお伝えします。
VPNとDNS設定について
VPNを使用している際、DNS設定が特に重要です。通常、VPN接続中はDNS設定がVPNプロバイダによって自動的に設定されますが、ユーザーが手動でDNSを設定した場合、特定の設定が正しくないと通信ができなくなることがあります。
手動DNS設定の方法
手動DNSを設定するには、まず端末の「設定」から「Wi-Fi」を選び、接続中のネットワークを長押しして「ネットワーク設定の変更」を選択します。次に「IP設定」を「静的」に変更し、DNS1とDNS2に希望のDNSアドレスを入力します。GoogleのDNS(8.8.8.8, 8.8.4.4)やCloudflareのDNS(1.1.1.1)を使用することが一般的です。
VPN接続時に手動DNS設定を使用する際の注意点
VPNを使用している場合、手動でDNSを設定すると、VPNのDNS設定が上書きされ、接続できないことがあります。VPNプロバイダが提供するDNSサーバーを使用することを推奨しますが、手動DNS設定を行いたい場合は、VPNアプリ内でDNS設定を変更できるオプションを探すか、VPN接続後にDNS設定を確認して調整する必要があります。
問題解決のためのステップ
もし手動DNS設定後に通信ができなくなった場合、次の手順を試してください:
- VPN接続を解除してからDNS設定を再確認する。
- 手動DNSを自動に戻してみる。
- 他のDNSサーバーを試す(例えば、GoogleやCloudflareのDNSなど)。
- VPNアプリ内の設定でDNSをカスタマイズできる場合、そちらを調整する。
まとめ
AndroidでVPNと手動DNSを使う際は、DNS設定がVPNと衝突することがあるため、設定が適切かどうかを確認することが重要です。VPN接続後のDNS設定変更や、VPN内でのDNS設定確認を行うことで、通信ができなくなる問題を回避できます。
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