Microsoft Edgeで新しいタブを開くと、デフォルトではニュースフィード(MSNなど)やおすすめのサイトが表示されることがあります。この記事では、新しいタブページの表示内容をカスタマイズし、よりシンプルにしたり、不要な情報を非表示にしたりする方法を解説します。
Microsoft Edgeの「新しいタブ ページ」とは?
Microsoft Edgeを開いたときや、ウィンドウ上部の「+」ボタンをクリックして新しいタブを開くと、「新しいタブ ページ」が表示されます。ここには通常、検索バー、よくアクセスするサイトへのリンク、ニュースや天気などの情報が表示されます。
しかし、これらの情報を非表示にして、よりシンプルな表示にしたい、あるいは仕事や学習に集中したいという場合、設定を変更して表示内容をカスタマイズすることが可能です。
新しいタブページをカスタマイズする実際の手順
新しいタブを開いた際に表示される内容を変更するには、以下の手順で設定を行います。以前のバージョンとは異なり、「ホームページに指定したページを表示する」という直接的な選択肢はありませんが、表示内容を細かく調整できます。
- Microsoft Edgeを開き、右上の「…」(設定など)アイコンをクリックします。
- メニュー下部にある「設定」を選択します。
- 左側のメニューから「スタート、ホーム、および新しいタブ」を選択します。
- 「新しいタブ ページ」というセクションにある「新しいタブ ページをカスタマイズします」ボタンをクリックします。(このボタンが見当たらない場合は、新しいタブを開き、右上の歯車アイコン⚙をクリックすることでも同様の設定画面が開きます。)
- 設定画面(「ページ設定」)が開きます。ここで、レイアウト(シンプル、インスピレーション、情報、カスタムなど)を選択したり、「コンテンツ」の項目で表示する情報(例:「コンテンツ表示オフ」を選択してニュースフィードを非表示にする)を調整したりできます。
「カスタム」レイアウトを選択すると、「クイック リンク」「背景」「コンテンツ」の表示/非表示を個別に設定できます。「コンテンツ」を「コンテンツ表示オフ」にすると、ニュースフィードなどが表示されなくなり、すっきりとした新しいタブページになります。
補足:Edge起動時にホームページを開く設定
新しいタブを開くたびに特定のページ(ホームページ)を開く、という直接的な設定は現在のEdgeの標準機能では見当たりませんが、Edgeを起動したときに常に指定したページを開くように設定することは可能です。
- 上記と同様に「設定」>「スタート、ホーム、および新しいタブ」を開きます。
- 「Microsoft Edge の起動時」というセクションで、「特定のページを開く」を選択します。
- 「新しいページを追加してください」をクリックし、起動時に開きたいページのURL(ホームページのURLなど)を入力して「追加」します。
これにより、Edgeを起動するたびに、設定したホームページが自動的に開かれるようになります。
注意すべきポイント
- 設定の反映:通常、設定はすぐに反映されますが、うまくいかない場合はEdgeを再起動してみてください。
- 設定項目の場所:Edgeのバージョンアップデートにより、設定項目の名称や場所が変更される可能性があります。基本的な流れは「設定」メニュー内を探すことになります。
- 新しいタブで特定のURLを開きたい場合:標準機能で新しいタブを開くたびに特定のURL(ホームページなど)を開く設定は難しいため、もしどうしてもその機能が必要な場合は、サードパーティ製のブラウザ拡張機能を探すという方法も考えられます(導入は自己責任となります)。
まとめ:新しいタブページを自分好みにカスタマイズしよう
Microsoft Edgeの新しいタブページは、設定を変更することで表示内容をカスタマイズできます。ニュースフィードを非表示にしたり、レイアウトを変更したりすることで、より快適なブラウジング環境を構築できます。
また、Edge起動時に特定のホームページを開く設定も可能です。ご自身の使い方に合わせて、最適な設定を試してみてください。
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